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1.4リットルの4気筒のエンジンのポイント式ディストリビューター(以下デスビ)が不安定なので
同じベースのエンジンの違う車種からフルトラ式デスビを流用したいと考えております。
(デスビメーカーはデュセリア。エンジンブロックは共通でキャブレター等が違うようです。)

自分のと同じ車種の排気量1.2リットルの車両では既に試した人がいて、
違う車種の1.1リットルのモデルの物を流用しているそうです。・・・・・・・・(1)

自分の物と同じ車種でも1.2と1.4リットルではデスビの品番が違い、僅かに進角ガバナーの仕様が違います。・・・・・・・・(2)
そしてこの車種ではフルトラデスビが装着される事なく生産終了しました。

(1)から、自分の車でも他車のフルトラ流用ができると考えています。
(2)で、同じエンジンブロックでも排気量や仕様が違うと進角カーブが異なるとわかりました。

素人考えでは、(2)の理由がイマイチわかりません(回転の増加にあわせて点火時期を進めるだけならば同じエンジンブロックで同排気量で共通ではないでしょうか)


単純にパワーの出ている仕様のデスビをつけたら良いというものでもないですよね。
そこで、流用の際に、どこまで進角カーブの似た物を選べばよいでしょうか?注意点など教えてください。
(整備本にある進角カーブの図を比較していますが、同じ排気量で1馬力違いの仕様が違うデスビに目星をつけていますが、今ついているポイント式デスビに比べ、500回転ほど高い回転で進角がはじまり、また500回転ほど速く進角しきすようです。)

もしくは進角カーブは好みだけで、走らない・壊れる原因になる等は無いでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

#1です。

ちょっと気になることがあるので追記します。

>バキュームのダイヤフラムというんでしょうか、丸い機構の物はだいたい同じ様ですが、フルトラ式とポイント式ではリンク機構が違うため流用が難しいと感じました。

ダイヤフラムは、その丸いケースの中に張ってあるゴム布製の膜状の物です。
中古品の場合、ケース内に吸い込まれた異物(オイル、ほこり、燃料の燃えカスなど)のせいで、ダイヤフラムが劣化している虞がありますね。
穴が開いてしまうと分かりますが、劣化の判断は車屋さんでなければ難しいです。

>30年も経ち、12万キロ超えている車体ですが、整備書通りより点火時期を遅い方でセッティングした方が安全という事ですね。

ノッキングが気になりだしたら、点火時期(イニシャルセット)をまず2,3度遅らせてみるとよいでしょう。

ご参考までに書いておきましょう。
ノッキングをテストするには、車によって一概には言えませんが、エンジンが十分に暖機完了後、平坦路をトップギヤで時速30-40 kmほどで走行時(この状態ではアクセルはちょっと踏んでいる程度のはず。この状態からテストすることが重要)、アクセルを踏み込んでノッキングがちょっと出てもすぐ消えて加速できればOK です。ただし、乗車している人数で変わります。また、気温が高い(エンジンルーム内の温度が高い)ほど、ノッキングしやすくなりますから、判断は厄介です。
上記のようなテストをたまにやってみて、愛車のくせを知っておれば役立ちます。
私は、国産車ですがMTばかりざっと50年間乗っていますが、それぞれのくせを確認して乗っていました。
この道でここで加速すれば、この時期、ノッキングするはずだとやってみれば、ピタリと当たります。
ハイオクの効果も確認できます。

>これから暖かくなりますから、始動性の不安定性はほぼ無いと考え、ポイント式デスビでしっかりさせる方が車も長持ちしてよいのではと考えが変わってまいりました。

ポイントを入手できるのであれば最良の選択だと思います。
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この回答へのお礼

詳しい補足ありがとうございました。
少々忙しく、純正のポイントデスビに戻したのが一昨日の事でした。
整備書の進角指定より1度遅くして色々調整していますが、
やはりスムーズに回らない部分があります。

ダイヤフラムは中の膜の名称ですね。
バキュームホースを抜いて口で吸ってみると進角機構が動くので、
バキューム進角は動いているかと思います。

安いデジタルタイミングライトを購入したので、いずれ進角がちゃんと行われているか
等も見たいと思います。
ご提示いただいたノッキングのテスト方法も試して、丁度よい点火時期がだせるよう、慣れていきたいとおもいます!

お礼日時:2014/03/28 06:35

#1です。


名車ですね。これは慎重に回答せねばなりません。
いつまでも乗り続けていただきたいですね。

1.4Lの車に1.2L車のデスビを流用する場合、というよりは、どんな車でもガバナー進角だけでなくバキューム進角の特性も合致させることが望ましいです。
同じ設計思想で設計された同系列のエンジンでも排気量が異なれば、デスビのバキューム進角に取り込む負圧の大きさが異なるからです。
排気量が異なれば、同じ傾向の値の負圧を生み出すことはないからです。そうかと言って大差があるわけではありませんので、流用できるかどうかは、走ってみて判断するしかないですね。その結果、ノッキングの発生さえなければ、#2の方の仰る「細かい事を気にしなければそれなりに流用は可能」かもしれません。


バキューム進角は、一般的にアイドリングでは作用せず、スロットルバルブ開度がおよそ1/3以下で作用し、だいたい1/ 2以上では作用しません。
つまり、ふつうの街乗りで作用するので、特性が似通っていることが重要です。


>たまにバキューム進角が邪魔なのでバキュームホースを外しているという方のブログ等を見かけますが、やはり弊害があるのでしょうか。

街乗りでは、ハイギヤではなく1段下げてエンジン回転を上げて走れば、そこそこ走れる車もあります。加速時、アクセルを大きく踏み込めば、バキュームは作用しないのでOK。
はっきり言ってブログを信用しないことですね。私も今回2,3のブログを探して読みましたが、技術面で“いまいち”が多いですね。また必ず自己責任でやって下さいと書いてあるでしょう。

ガバナー特性は、ちょっと詳しい人ならスプリングの特性を変えて、何度か試行錯誤すれば納得できる程度になります。
が、バキューム進角は構造上、一般的に変更することは難しいです。
流用したい場合、バキュームアドバンサ(バキューム進角装置)の形状が似ていることが先ず絶対条件です。旧車では、排気ガス対策のためにバキュームケースが特殊な形状をした(一目見れば分かる)バキュームアドバンサを使用している車がありますから、似ていない場合は流用不可能です。


>進角しきす → 進角しきる の間違いでした。進角カーブのグラフを見ると5000回転になる直前から水平の線になるので、これ以上進角しないと理解しました。

了解しました。

電子進角でないエンジンは年数が経つほどノッキングが出やすくなります。一方、デスビも年数が経つほど進角させる方向に摩耗していきます。
技術のしっかりした車屋さんと相談するしかないですね。
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この回答へのお礼

追加のご回答ありがとうございます。

バキュームのダイヤフラムというんでしょうか、丸い機構の物はだいたい同じ様ですが、フルトラ式とポイント式ではリンク機構が違うため流用が難しいと感じました。

一番良いと思っていたフルトラ式デスビはバキューム進角カーブが大分異なり、上がりきると3度多く進角する様です。

進角ガバナーはおもりと呼んでよいのかわかりませんが、回転する軸が遭えばスプリングやおもりのパーツは流用できそうでしたので、バキューム進角が近いデスビを入手したほうが近道と思いました。

「デスビも年数が経つほど進角させる方向に摩耗」するんですね。
30年も経ち、12万キロ超えている車体ですが、整備書通りより点火時期を遅い方でセッティングした方が安全という事ですね。

これから暖かくなりますから、始動性の不安定性はほぼ無いと考え、ポイント式デスビでしっかりさせる方が車も長持ちしてよいのではと考えが変わってまいりました。

お礼日時:2014/03/14 06:36

2の理由は、排気量や仕様が違うからです。

同じエンジンでもセッティングにはかなり幅がありますので、進角も違います。
ただ、しょせんアナログ進角なので、割と大雑把です。ハイチューンエンジンで無ければ、進角カーブが多少違っても基本的な点火時期調整である程度は合わせられると思います。
完璧な進角はデジタルにして事細かに制御する以外無く、ポイント式は重りの遠心力で進角させる程度ですから非常に大雑把、テキトーなマップしか作れません。細かい事を気にしなければそれなりに流用は可能です。

点火時期は、早すぎると異常燃焼でシリンダーを傷める可能性がありますが、遅すぎるとパフォーマンスが出ない、始動しないだけの事で壊す事はありません。少し早すぎるとノッキングが発生しますが、ハイオクにする事でも回避できますし、どうにでも。
なお、ノッキングはシリンダーを千倍ほど摩耗させると言われています。つまり、1秒間のノッキングで千秒走ったのと同程度ぐらい摩耗させるという事です。ちょっとぐらいならどうという事もありません。もっとも、耳に聞こえるだけがノッキングじゃありませんけど。
もちろん、品番が違うという事は物理的な大きさも違う場合があり、そうなると・・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>品番が違うという事
デスビのボディはほぼ同じで何年も使われており、
実際知らずに購入した中古のそれぞれ品番が違う、同じベースエンジンの4つのデスビは
装着はできました。
ただそのおもりの仕様が違うのとバキューム進角が違うようです。

ノッキングの危険性についてありがとうございます。

>細かい事を気にしなければそれなりに流用は可能です。
デスビの売り情報をよく探していますが、
売り主は「あれにもこれにも流用可能!」と書いてあったりするので
このあたりは気にする度合いが違うのかなぁと思ったりしています。

スタティックの進角設定も同じベースなのに仕様によってさまざまですよね。
さらに勉強したいと思います。

お礼日時:2014/03/12 04:46

古い車のことなら多少分かります。

多分、流用できないでしょう。

進角の基本的な考え方は、ノッキング限界ぎりぎりまで点火時期を早める(進める)ことです。
この限界がエンジンの熱効率が最良だからです。平たく言えばエンジン出力が上がるということ。燃費もよくなるということ。
ガバナ進角は、回転数上昇とともに進角角度は増加していきますが、実験に実験を重ねてそのエンジンに最適の進角特性(カーブ)を決めています。
だからこそ、「同じ排気量で1馬力違いの仕様が違うデスビに目星をつけていますが、今ついているポイント式デスビに比べ、500回転ほど高い回転で進角がはじまり、また500回転ほど速く進角するようです」となります。同じ進角特性でいけるならわざわざ違う品番のデスビを設定しません。


>もしくは進角カーブは好みだけで、走らない・壊れる原因になる等は無いでしょうか?

進角が大きいと(点火時期が早くなると)ノッキングが発生します。ノッキングの程度によっては、ガクガクして全く走れなくなります。軽いノッキングだと侮って走行続けるとやがてエンジンが壊れる羽目になります。

「今ついているポイント式デスビに比べ、500回転ほど高い回転で進角がはじまり、また500回転ほど速く進角しきすようです」
「500回転ほど高い回転で進角がはじまり」ですから、ノッキングが発生するおそれはないです。
ただし、大事なことは、進角角度そのものが大きいとノッキングしてしまうので、角度を確認して下さい。
また、進角の始まりが遅れる分、出力が下がっています。
「また500回転ほど速く進角しきすようです」の“進角しきす”の意味が分かりませんが、進角が終わってしまう意味であれば、ノッキング発生のおそれはありません。再度、重要なのは、進角角度の大きさです。これが一致していることです。


>そこで、流用の際に、どこまで進角カーブの似た物を選べばよいでしょうか?注意点など教えてください。

ノッキングを避けるために進角が少ないものを選ぶしかありません。
“走り”と燃費は犠牲になりますが、どのくらい低下するかは、やってみなければ分かりません。
条件1の友人の場合、進角特性が偶然一致しているのかもしれません。
進角特性をディーラーに聞くとかして調べることができるのなら、調べてみるとはっきりしますね。それとも走りを犠牲にしているのか、どうなんでしょう。

ガバナ進角だけではなく、バキューム進角も同様に重要です。両者の特性が同じでなければ、流用不可能です。
イニシャルセットをいじってごまかすという手もダメです。
車種・年式をよければ教えて下さい。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

進角しきす → 進角しきる の間違いでした。進角カーブのグラフを見ると5000回転になる直前から水平の線になるので、これ以上進角しないと理解しました。

車種はおそらく日本に2台いるかどうかという車で、申し上げる事ができませんが、
エンジンはプジョー205の初期型にも使われていたXエンジンと呼ばれるものです。
http://en.wikipedia.org/wiki/PSA-Renault_X-Type_ …

>進角角度そのものが大きいとノッキングしてしまう
なるほど、角度が小さいと危険性は少ないが、理想の点火時期より遅れるので性能が落ちるという事ですね。

>バキューム進角も同様に重要です
たまにバキューム進角が邪魔なのでバキュームホースを外しているという方のブログ等を見かけますが、やはり弊害があるのでしょうか。

補足日時:2014/03/12 04:41
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