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県別データを見ると、おなじ年のものでも、年間降水量と降水日数は順位が異なります。

http://todo-ran.com/t/kiji/13640
http://todo-ran.com/t/kiji/13622

年間降水量では高知県・宮崎県・静岡県がベスト5に入るのに対し、降水日数のベスト5は日本海側の県ばかりになっています。

順位が異ってしまう理由がよく分かりません。
たとえば、宮崎県・高知県・静岡県では一度にたくさん雨が降りそそいでいるのに比べて、日本海側はだらだらと何日もかけて雨が降る傾向があるんでしょうか?

A 回答 (4件)

ちょっと感がえるとわかると思いますよ。



年間雨日数ですが、urlでは日降水量が10mm以上の日、となっていますね。
手元の理科年表で見ると、富山と金沢、どちらも年間約80日でした。高知と宮崎はどちらも約60日です。
これが30mm以上の日数では富山/金沢は約90,20日なのに対して高知は25日、宮崎は26日に。50mm以上の日数では富山/金沢が約5日、高知/宮崎は約13日になります。100mm以上の日数では富山/金沢は0.5日に対して高知は4.4日、宮崎は3日になります。
逆に1mm以上の日数は富山/金沢は約177日で、高知/宮崎は約116日です。

もうお気づきでしょう。北陸は弱雨やすぐに止むことが多めで、宮崎や高知は強い雨あるいはより長く降り続く日が多いのでしょう。この差が年間降水量の差になるのだと思います。
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統計の指標が異なります。


例えば、ある飲食店の「営業日数」と「営業利益」また「来店客数」等は、比例するとは限りません。
「年間降水量」は、ある観測点で測定した一日降水量の年間総計です。
一日の降水量は、その日の総雨量ですが、短時間に集中して降る場合もあれば、パラパラの通り雨の日もあって、一様に一定量降る事は有りません。
日別降水量の他に、任意の10分間1時間の最大降水量の記録も残され、それぞれ月間及び年間の順位を与えて記録されています。
「降水日数」とは、正式には「階級別降水日数」として統計されます。
降水量に関係なく、降水の観測された日数を数えるとすれば、0.0mmの日もあれば数百mmに達する大雨の日も含まれます。
今日の統計では、概ね、日降水量1.0mm以上の日数を数えていますが、10mm以上の日数を数えている統計値もあります。
季節により、気圧配置により、地形により降水量は左右されますから、日数と量とが比例関係には無いことは、何方にでも想像出来ると思います。
降水以外の気象要素も、それぞれの統計法が定められています。
これらの統計値は、西暦の十年ごとの平均値として求めた値を、さらに30年ごとに遡って平均して「平年値」とすることが決められています。こうして、ある観測点の気候的特徴が記録されます。
30年間に一度程度しか現れない値が「異常気象」と定義されています(WMO)
なお、気象統計の詳細については、気象庁(JMA)のHPを参照して下さい。
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こうした疑問は気象統計を調べると解決します。



理科年表(平成25年版)によれば、1980年から2010年までの年平均で日降水量1mm以上の日数は金沢が176.8日、高知が108.8日で金沢の方がずっと多く、金沢は1年の約半分は1mm以上の雨または雪が降っていることになります。ところが日降水量50mm以上の大雨または大雪(金沢の場合)の日数は高知が13.3日、金沢が5.6日で逆に高知が2倍以上あります。

つまり、金沢(石川県)は雨または雪の日数は多いが1日あたりの降水量はトップクラスではなく、高知(高知県)は逆に雨または雪の日数はトップクラスではないが、まとめて大雨が降る傾向があるということです。他のベスト5の県も同様です。
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日本海側は秋から冬にかけて天候不順で、「弁当忘れても傘忘れるな」、という警句があるくらい毎日しとしとと雨が降ります(日本海性気候)。

また、冬期の積雪日数も降水日になります。

一方降水量の多い県のほとんどは台風の通り道で、台風でどっか~んと雨が降った結果です。
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