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B747-400をベースとした政府専用機のデコミッションが近づき、次期政府専用機の選定作業が開始され、マスコミによればB777かAirbus A350になる見通しだとか。

政府専用機は運航経済性以外にも色々な戦略的な位置づけを考慮する事が必要だと考えるのですが、純国産機体+純国産エンジンで生産中の航空自衛隊P-1哨戒機を基準に派生形を作らせて政府専用機とする案はいかがでしょうか?

P-1の諸元:
乗員: 運航要員2名+操作要員11名
全長: 38.0m (124ft8in)
全高: 12.1m (39ft4in)
翼幅: 35.4m(114ft8in)
最大離陸重量: 79,700kg (176,000lb)
動力: F7-IHI-10 ターボファンエンジン、60kN (13,500lbs) × 4
性能:
最大速度: 996km/h (538ノット)
巡航速度: 833km/h (450ノット)
航続距離: 8,000km (4,320nmi)
実用上昇限度: 13,520m (44,200ft)

この機体を基準に、重量の嵩む武器弾薬を廃止し、浮いた搭載能力は燃料タンクの50%増大で使い、航続距離を12,000Km超にするイメージです。

総理大臣様、外務大臣様、防衛大臣様、経済産業大臣様専用、それに皇室専用に各2機づつ合計10機を割り当て、それぞれの共通バックアップ機に2機、合計12機を政府専用機にします。

上記に加えて、全席エコノミー席仕様を10機ぐらい作って、緊急時の在外日本人避難用に航空自衛隊に貸し付けましょう。

その後は、アメリカ、EU以外の国に対して、ODAを付けて政府専用機として売り込み、場合によっては、世界の富豪向けのプライベートジェット仕様も派世紀として開発してはどうでしょう。
P-1が持つSTOL性能と大型民間ジェット並みの巡航速度と航続距離が強みとしてアメリカやアラブやブルネイなどのカネ持ちや、ヤンキースの日本人野球選手などへもで売れるかもしれません。

純国産のP-1派生機を政府専用機にすれば、政府要人が海外に行くたびに日本製の航空機をアピールすることになるし、民間航空機以外で航空機の海外輸出へのとっかかりがつかめ、日本の産業構造の高度化、付加価値向上にも役に立つと思うのですが、、、、。

航空機、とくに政府専用機の性能要件、機能要件などにお詳しい方からご意見をいただればと思います。

A 回答 (5件)

 P-1じゃ軍用機と旅客機では全然違います


推力重量比とか重心位置とか全然違います。
 運動性と安定性求めるものがまるっきり違います

 それよりも三菱のMRJは駄目なんですかねこっちは日本独自の旅客機です
軍用機を転用するより旅客機を使用したほうが遙かにいいと思います
http://www.mrj-japan.com/j/
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この回答へのお礼

投稿ありがとうございます。

MRJも、もちろん良いですが、外国製の輸入エンジン機よりも純国産のターボファンエンジンを育成するために税金を使っても良いかかなと思いました。

MRJなら、日本政府が無理しなくても、小国の政府専用機に採用されるポテンシャルをもっていますよね。

お礼日時:2014/04/06 11:34

P-1の民間旅客機版については大規模な設計変更が必要で成立が困難としています。


このためメーカーの川崎重工も防衛省も乗り気ではありません。
民間旅客機が必要とする能力は高高度を高速で巡航するものですが、哨戒機に求められるものは低高度を低速で巡航するというもので違うのです。
4発のエンジンも経済性が重要な民間機としてはコスト高につながり敬遠されます。
さらにMRJという三菱が中心となって開発中の機体と市場が被ることになる危険があります。
プライベート機としてもガルフストリーム社の最大18人で航行距離12,000kmを越えるビジネスジェットがあります。
サウジの王族にはB747をプライベート機として保有している方もいます。
正直そういった方にはA380のほうが魅力的だと思います。

質問者さんは合計で22機ものP-1民間旅客機を調達する計画を立案されており、運用はほぼ間違いなく航空自衛隊になると思いますが、22機となるとC-130よりも多くなります。
飛ばしても、飛ばさなくても、いつでも飛べるように機体の整備と乗員などの人員の確保を続ける必要があります。
アメリカですら大統領専用機VC-25を2機と要人輸送用のB757を使用したC-32が6機です。
航空自衛隊でそこまでの数を維持、運用を行うとなるとかなりの負担となることは目に見えてます。

MRJを邪魔したうえで、川崎重工を経営危機に陥れ、航空自衛隊に過度の負担を強いるためならP-1の民間機仕様は最高の案だと思います。

参考URL:http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/meeting/k …
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

>P-1の民間旅客機版については大規模な設計変更が必要で成立が困難としています。

民間機としての事業収益性が見込めないからこそ、政府専用機として起用してはどうかと思ったわけです。

最新技術のフライバイライトまで実現しておりながら、生産総数20機程度で生産終了してしまっては、勿体ないし、少量生産の高コストは全て日本の納税者の負担となるわけです。

基本設計と開発のコストを派生機種に配賦する事で、一機当たりの損益分岐点が下がりますので、輸入機を購入したり、輸入エンジンのMRJを購入するよりも納税者の為になるので、政府調達にしてもらうと嬉しいですね。

お礼日時:2014/04/06 11:43

F7-IHI-10 エンジン、海外で故障等したとき代わりのエンジンや部品が調達できますか? (あたりまえですが、P-1の修理も海外では無理ですね) B777やA350用ならエンジンも機体の部品も容易に入手できるでしょうね。

A350はJALも導入しますし、世界各国で導入されていますから。 海外でもし故障したら面倒なことになりそうです。日本から部品を持った技術者を派遣? その間の予備機は? 政府専用機としての運用は難しそうです。
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この回答へのお礼

投稿ありがとうございます。

>海外で故障等したとき代わりのエンジンや部品が調達できますか? 

政府専用機は海外で部品調達できないことを想定して無駄にバックアップ機を随伴させるのです。

経済性を無視してバックアップ機と2機で飛ぶ政府専用機だからこそ、国際的に普及していない純国産を起用できるわけです。
政府専用機ならば、商用機よりも修理課題は少ないですよ。

お礼日時:2014/04/06 11:37

>浮いた搭載能力は燃料タンクの50%増大で使い、航続距離を12,000Km超にするイメージです。


燃料は重量バランスと、タンク強度のバランスも必要です。
何処に積んでも良いわけでは無いのです。

自家用ジェットを持つようなのはベンツなりレクサスを選びます。
低グレードの軽四バンがどうがんばっても無理なんですよ。

P-1なんてバンと同じ商用車なんだから。
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この回答へのお礼

投稿ありがとう。

>P-1なんてバンと同じ商用車なんだから。

じゃあ、やはり税金で賄う政府専用機に向いているじゃない?

お礼日時:2014/04/06 14:10

P-1の改造機を採用すると、B777やエアバス機に比べて大きな問題が一つあります。


それは他国での整備が困難である、ということです。

ボーイングやエアバスなら、世界中どこでも交換部品を調達することは可能ですが、P-1改では、日本国内以外では相当に難しいです。

政府専用機だけのために行く先々に前もって各種交換部品の備蓄をつくる、というのも非常にコストがかかる話ですし、大体どこに置くのだという話が出てきます。

世界的にある程度普及した後なら別ですが、少なくとも現状ではこの問題は相当重たくのしかかります。
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この回答へのお礼

投稿ありがとうございます。

海外で修理可能かどうかは、その機体をつかうユーザーが増えるかどうかですから、「ニワトリが先か卵が先か」の議論になりますね。

民間航空機は運航経済性が最優先されますので、海外渡航先での修理コストも重視されます。

しかし、民間では無い政府専用機はコストだけでなく、日本の純国産飛行機の世界的宣伝の役割もして欲しいですね。

お礼日時:2014/04/06 15:26

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