![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/pc/qa/question_title.png?5a7ff87)
そもそもなぜ進化が起こるのかと言うと…。
「突然変異」と「環境への適応」ですよね?
例えば白い色の動物が居たとして、突然変異によって黒い色の個体が生まれたとします。
黒い個体は、白い個体よりも敵に見つかりにくい利点があったので
生き残りやすくて、環境への適応によって黒い個体の遺伝子ばかりが繁栄して行った。
結果的にこのように身体の進化が起こったと考えられるわけですよね?
でも中には葉や花に見た目がそっくりな恐らく進化による擬態能力を持った昆虫がいますよね。
どうやって突然変異(つまり偶然)で見た目が葉や花そっくりになるのでしょうか?
あたかも外部から再設計が施されたかのように…。
もちろん創造論を信じているわけではありませんけど。
A 回答 (11件中1~10件)
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No.10
- 回答日時:
ご質問者さんの仮説は,また多くの回答者さんの仮説は,ダーウィンの進化論によればと言うことです。
しかし,現在の進化論は,「突然変異」と「自然選択」の積み重ねで少しずつ進化するというダーウィンの進化論だけで説明はしません。ダーウインの進化論が否定されたわけではありませんが,それだけではないのです。「トランスポゾン(動く遺伝子)」「エピジェネティクス」等で検索してみて下さい。我々のゲノムが解析された際に,45%が意味不明の遺伝子でした。これらの遺伝子を当初は「ガラクタ遺伝子」と呼んで意味ないものと考えたのです。しかし,今日ではこれのすべてが意味がないのではなく本来の遺伝子の発現を調節したりする重要な部分であることが解ってきました。さらに今日では獲得形質も遺伝するものがあることも解ってきまして進化に対する考え方が根本的に変わりました。
例えば「クローンマウス」を多数作りますと,それらのマウスには体の形も含めまして形質的に明らかな差があるのです。遺伝子は同じであるはずなのに「尾曲がり猫」のように尾が曲がったもの等が出現するのです。これらは染色体の中を自由に動き回る遺伝子であるトランスポゾンが原因であることが解りました。そしてこれは遺伝します。
哺乳類が胎盤を形成してハ虫類から進化しましたのも,コウモリが翼を持ちましたのもトランスポゾンが原因のようです。ですから劇的に進化しましたので中間化石はほとんどありません。ご質問の昆虫は,トランスポゾンの割合の多い動物ですから短期間に劇的に変化(進化)をします。結果として昆虫は,動物の中で最も多様性を持ったものになりました。むろんトランスポゾンによる変化の大多数が生存に不利なものです。ですから当然自然選択が働いたであろうとは思われますが…
No.9
- 回答日時:
すでに回答が出ていますが、擬態の場合はなにもいきなり花そっくりになる必要はありません。
花と同じような色のほうが生存に有利。
花と同じようなサイズのほうが有利。
花と同じような形のほうが有利。
変化が徐々に置き積み重なった結果あたかもこしらえたかのように花そっくりになるのだと思います。
おそらくこのへんの内容が答えの一部かと思います。
ミッシングリンク - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%83% …
昔は猿から人へ、恐竜から鳥へなど説明のつかなかったものが、中間種の化石の発掘で徐々に説明がつくようになっています。昆虫の擬態の場合、なかなか昆虫は化石に残らないので難しいでしょうが、おそらく中間種が過去にあったのでしょう。
あるいは現代でも未発見なだけでいるかもしれません。
No.8
- 回答日時:
個人的な意見ですけど、擬態の場合も、突然変異の積み重ねで、少しずつ段階的にその対象物に似ていった、ということで説明可能だと思います。
ちょうど、プロの絵画のように、一筆、一筆、突然変異によって、似ていくのです。似ていない中途のものは自然淘汰で徐々に消えていきます。かくして、みごとにそっくりな擬態をした種のみが観察されるのだと想像できます。
病原菌などに、多剤耐性菌というのがありますが、これも、一度に多剤耐性を獲得するのではなく、段階的に多剤耐性を獲得するというメカニズムがあったと思います。
No.7
- 回答日時:
違いますよ…突然変異と淘汰です。
対応したのではなくたまたま環境に適してた物だけが淘汰され残るんです。
擬態はより似てる物だけが食べられないから子孫を残す可能性が高くなる…これによってよりリアルに似てくる訳です。
これは比較して似てない方が食われてしまうからです。
進化を起こす原因となるのは食ってる鳥ですよ。
鳥が選んでるのです。
No.6
- 回答日時:
soridasu さん、こんにちは。
「結果的にこのように身体の進化が起こったと考えられるわけですよね?」……、私は生物学の専門家ではありませんので、答えにならないと思いますが、私も、あなたと同じように理解しています。
「どうやって突然変異(つまり偶然)で見た目が葉や花そっくりになるのでしょうか?」……これは、私は、「突然変異」ではなくて、「環境への適応」ではないかと思いました。
突然変異というのは、大変起こりにくい現象だと聞いたことがあります。しかも、その突然変異が、「生存」にとって良い方向に変異することは、気が遠くなるほど、確率が低いということでした?……私の記憶では……m(_ _)m
だから、私は、個人的には、「突然変異」(一気に変異させる)と「環境への適応」(徐々に変異させる)が、現存する生物に作用してきたのではないかと、あなたのご質問を読んで考えてしまいました。ただし、生物の専門家ではない素人の考えですから、「参考になれば幸い」という程度の回答です。
「突然変異」と「確率」で検索するといろいろ出てきます。一つだけ紹介します。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
No.5
- 回答日時:
病院に行けば抗生物質をもらうことがあります。
他の薬と違ってこれは貰った全てを飲んでウイルスを全滅しなければならないものですね。
途中でやめたために耐性菌というのが生まれてきます。
それを殺すには別の薬が必要になってきます。
また途中でやめると、2つの薬で死なない耐性菌が生まれてきます。
こうして、はじめはなかった、すべての薬が効かない耐性菌が生まれます。
これは「突然変異」かと思いますが。
もちろん、薬を与えたことで死ぬ限界まで来てそれでも生き残るために得た性質です。
No.4
- 回答日時:
キリスト教の反進化論者が、
ガラクタ箱を振っても、有用な形は出来ない、 と言っています。
しかし、
試行錯誤は、卵の数ほどの膨大で、回数も100万単位です。
かつ、
少しの変化も有用性が淘汰されるので、十分な確率で遺伝します。、
さて
>突然変異(つまり偶然)で見た目が葉や花そっくりになるのでしょうか?
突然変異は、目的があるように思えますが、
変化はランダムで、適わない形質は、死んで廃除されます。
それだけで、そっくりになります。
余談
白熊は、迷彩のために白くなったと言われますが、
そうなら、白より空色であるべきです。
実は
反射しやすい白は、赤外線を放熱しない暖かい色なのです。
実際
白熊は光沢のあるアイボリー色です。
ホタルイカの下側が空色に光るように、
猛禽類の羽は空色に見えるべきです。
そうなってないのは、変化がランダムだからです。
No.3
- 回答日時:
この現象は、壁や天井の木目が菩薩さまや先祖に見えるのと同じものではないでしょうか?
わたしたの部屋の合板の木目は、なぜか観音さまに見えます。
またミステリー番組では、天井におじいさんの顔を浮かび出たという話を放送していました。
確かに写真と木目を比べるとよく似ていました。
何百万ものパターンがあれば、それらのうち一つに何か意味を与えることができます。
その一つだけを取り出して、なぜかと問うより、
無視された何百万ものパターン(何億かもしれないが)があったことを思い出すことが必要です。
生物にもすでに全滅したいろいろの擬態を持つものがあったということでしょう。
もう一つ大切なことは、生物の突然変異は単に偶然によってのみ引き起こされるのではないことです。
私たちにとって疫病神にしか過ぎないウィルスは、
生物から生物へ遺伝子の断片を運ぶ役割を担っています。
インフルエンザを思い出してください。鳥から豚、豚から人へ、インフルエンザウィルスは
遺伝子を運びます。極端に言えば、ウィルスに感染する度に、突然変異が起こっているのです。
これによって、生存競争に勝った一つの遺伝子が、他の生物にいとも簡単に移されます。
もちろん劣勢遺伝子も移されますが、劣勢であるが故に生存する確率は低くなります。
No.2
- 回答日時:
>結果的にこのように身体の進化が起こったと考えられるわけですよね?
概ねそのとおりです。
>どうやって突然変異(つまり偶然)で見た目が葉や花そっくりになるのでしょうか?
動物と一緒。あなたの質問文を踏襲すれば「突然変異」と「環境への適応」によって、そっくりになった。
昆虫の繁殖力はすごいです。多様性があります。それを考慮すれば、進化の速度は動物とは比較しにくいと思われます。ただし、農薬なんかには弱いので、あっというまにいなくなったりもします。蛍とか。
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