プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

リコーンされた、JBL D123を購入しました。
端子も変えられ、端子からでている線も変えられ、コーン紙も全く色が違います。
ちょっと紫色をしています。
しかし、お値段が比較的安かったので、購入してしまいました。

その話をほかのオーディオショップの方にしたら、
「リコーンされたら、オリジナルの音とは全く違う」
と言われました。

リコーンされたユニットをいままで使用したことがありません。
オリジナルに近いものから、オリジナルとは程遠いものがあるのでしょうか。

音は非常に気に入っているのでいい買い物をしたと思っていますが、
気になったので質問しました。

リコーンされたユニットを使っている方、比較試聴したことがある方、
または聞いた話なんでもいいので、情報が欲しいです。

A 回答 (2件)

はじめまして♪



ヴィンテージユニットの補修改良という部分は、いろいろと意見が分かれる部分ですねぇ。

根本的には、利用者が聴いてみて満足できていれば、それで良い。

私も「スピーカー」と言う物が好きで、子供の頃から興味を持って長く趣味の一つとしています。このため、わずかでは有りますがヴィンテージスピーカーという範疇にも足を踏み入れています(^o^)

現実問題として、製造された当時の実力をそのまま維持出来ている古いユニットは。かなり少ないと思われます、しかし運良く悪い方向では無く経年劣化でサウンド的に良い「枯れ」が積み重ねられた場合は、製造当時とは多少違うサウンドでも現代で聴いて、その個性が面白ければソレはソレで良いと思います。

しかし、悪い方向に経年劣化し、マトモな再生が出来ないとか、大きな問題が有る、のであれば、当然裏コーン等を含む修理をする事となります。紙の素性やら製造法、接着剤とか配線材とか様々な物が非常古い時代の物と全く同じ、という物を用いる事はほぼ不可能でしょう。まぁ、当時造られたりコーンキット等が保管されていたとしても、それですら経年劣化等の影響が無い、とは言えませんしねぇ。

過去に、JBL製品で正式なメンテナンス、リコーンを行なった製品を聴いた事が有ります。
修理前に聴いて馴染んでいた音とは、やはり変化がありました。
ただ、この変化がリコーンに依る悪影響なのか、あるいは古くて劣化していた以前の音がそもそも本来の音では無く成っていた為なのか、これは私個人が正確に判断し断言出来る訳ではありません。

この「音の変化」を「エージング」と言う言葉で片付ける人も居るとは思いますが。。。
文字通り「老化」「経年劣化」という言葉本来の意味で言うなら、まぁ、そうなんでしょうけれど、なんか違和感は有りますねぇ。

あくまで、初期の馴し、という英語表現では「バーンイン」「ヒートラン」という意味合いのエージングでは無い、と思います。

ヴィンテージスピーカーに対する考え方も人それぞれ微妙に感覚が違います。
このため、何が何でも元々の状態、オリジナリティーを最優先に考える人には、後から手を加える事を非常に嫌う傾向が有ります。

動作に問題が有るなら、補修や修理をしませんと、正しく利用出来ませんからオリジナル性を尊重し、代替パーツに置き換えながら本来のサウンドに近い状態で、という方向も有ります。

元々の原器が持つ個性、特徴のうち、弱点と思われる部分を現代的手法で改善し、当時のサウンドから多少現代的なサウンドに、という改善、改修、改造? って言うのもあり得ます。
(ただ、有名なヴィンテージユニットに対しては、サウンド的な多少の弱点も個性の一つ、という考え方が多いので、あまりこのような方向で手を加えるケースは少ないと思われます。)

まぁ、スピーカーなんて、非常にローテクな分野で、ハッキリ言えば「何を変えても」音が変わってしまう、といえます。ただ、その影響度はそれぞれ違いますね。

私は中学時代に吹奏楽部で、トロンボーンを担当しました、1年性の頃はとってもも古い楽器で練習させられ、見た目もピカピカした部分がホンのわずかに残っている程度。。。。。
このため、コンパウンドが入った「メタルポリッシュ」と言うモノで磨いて、磨いた直後はピカピカなのですが数日で、、、残念。
ならば、って事でピカピカに磨いて、表面を保護すれば良い、と思い、スプレーのラッカーを吹き付けました。
元々、そういう造りのはずなんですが、中学一年がよく考えずに行なうと、楽器として使われるラッカー塗装とは違うようで、音がどんよりと重苦しくなってしまった、という経験が有ります。
(結局、ラッカー幕を薄くするため、また頻繁にコンパウンド系のメタルポリッシュで磨きながら、上級生が部活に参加しなく成り楽器交代まで、磨いていたなぁ、翌年入った新入部員は、どう感じたんだろ?たしか体格も良く馬力の在る音を出していたような、、)

まるで、スピーカーとは違う話では有りますが、あんがい、スピーカーも同じ様な物で、ほんの少し物理的な変化が有るだけで音も変わってしまいます。

有名な話として、ヴィンテージユニットのコーン紙が日焼けして色が非常に悪い、という事から墨汁を塗った、という例があります。
まぁ、私もあまり高価なユニットでは無い(大衆向けユニット)では色々塗装なんかもしてみましたが、塗料や塗る方に依って音の変化も違ってくる、というのは体験しています。しかし私なんかが手を出せない高価なヴィンテージユニットを利用された大先輩の記事には、元の音に戻す為、墨汁を抜くという作業を3年程続けて、やっと満足できる音に戻った、っていうケースがあります。

ほんとうに、それほど大きな音の変化が有ったかどうかは、私自身が聴いた訳じゃないのでワカリマセンが、所有されている方にとっては、そういう感覚だった、という事だけは間違いないでしょう。

ここで、注意しておく点が。日焼けしていたユニットの音に戻った、という事です。はたして販売された時代のサウンドに戻ったのかどうかは、確認出来ません。しかし、利用者ご本人が最も安心して心地よいサウンドが得られた、という心情も、また間違いない事実ですね♪
    • good
    • 0
この回答へのお礼

おっしゃるとおりで、古いユニット・・・とくに有名どころのメーカーのユニットであれば、手を加えることに対しては意見がわかれますよね。
ウエスタンをリコーンしてしまえば、それはウエスタンではない。っとほとんどの方が言う気がします。
価値も下がるでしょうし。

ヴィンテージって、性能が落ちてきたけどそれがいい具合、良い加減になってアジの音を出していると私も思うときがあります。
そのようなアジのある音になるユニットっというのは限られているとはおもいます。

オリジナルに近いリコーンキットを使用して音が変わっても、それは元の状態に近くなったのか、リコーンの影響なのかは確かに判断はつきにくいですね・・・。

私が買ったユニットをよくよく見ると、磁石とフレームだけJBLを使用した別のスピーカー。っと言いたくなるほどのリコーンぶりです。
間違いなく安いものだと思います。
業者さんにリコーンしてもらった金額よりも安いと思われる値段で売ってましたから・・・。

販売された頃の音がわからないので、これはこれでいい買い物だったかな。っとおもっております。

お礼日時:2014/05/08 22:06

D123、D130、をリコーンしてます。


リコーン前のユニットと比較しますと、音質は確実に変っています。
しかし同時に比較しなければまったくその変化に気づくことはないと
思います。
リコーンとそのほかにひずみ防止の改造もしたユニットもありますが、
ひずみと音色に関しては、オリジナル→リコーン済み→改造の順に
良くなることがわかりました。
どうしてもオリジナルが聞きたいのであればリコーンや改造を
しないほうが良いに決まっていますが、良い音、言い換えると
音色がつかずひずみも少ない音がお好きなら、リコーンのほうが
いいと思いますよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

状態の悪いオリジナルよりも、状態のよいリコーンされた方が安心して使えることは確かです。

オリジナルと行っても、何十年前ですからその音を保っているユニットの方が少ないかもしれませんね。

そう考えると、なんだかお得な買い物をした気になってきました。

お礼日時:2014/05/08 21:41

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!