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・音階でシャープ系とフラット系に分かれるのは、音階の音の間隔のきまりから
 シャープ系になったりフラット系になるのですか?
 (音の間隔とは長調で言うなら全全半全全全半、
   自然的短音階なら全半全全半全全とういう音の間隔のことです。)

・また、一般的に「短調」とは自然的短音階のことですか?

・あと、私は少しピアノをやっていて簡単な和音ならわかるのですが、長調の和音で例えば
 「Fisが3音のdurの主音は?」
 と聞かれて分からない人にどう教えれば主音がすぐ頭に浮かぶでしょうか?

すごく分かりにくい初歩的な質問ですみません。
長文ですが失礼しました。回答よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

>・音階でシャープ系とフラット系に分かれるのは、音階の音の間隔のきまりから


 シャープ系になったりフラット系になるのですか?

そうだと思います。

たとえば Ais = B から始まる長音階を考えてみると

もし Ais から始めると
Ais His Cisis … となり、 Cisis が調号で表せません。
Ais His D … とすると1音飛んでしまいます。

Bから始めれば
B C D Es F G A とうまく続きます。

それでフラット系の調号で表示するしかないわけですね。

これを、たとえば Cis = Des から始めると
Cis Dis Eis Fis Gis Ais His
Des Es F Ges As B C
と、どちらでも辻褄が合います。
これが異名同調というわけですね。


>また、一般的に「短調」とは自然的短音階のことですか?

「調」と「音階」は別のカテゴリというか、別種の概念というか、
とにかくイコールにはならないですね。

でもまあ
「短調の曲」では
自然短音階がベースになる
と考えていいと思います。
旋律的短音階や和声的短音階は
例外的に使われるものです。


>「Fisが3音のdurの主音は?」
 と聞かれて分からない人にどう教えれば主音がすぐ頭に浮かぶでしょうか?

まず
シャープフラットをつけずに考えて、
「Fが3音」 → 「Dが主音」とわかり
次に
この D が Dナチュラルなのか Dis なのかを考える
(Fis がシャープ系なので Des は考えなくていい)
という手順じゃないでしょうか。

Dur の主音と3音との音階は
半音4コ分なので
Dis ではなく D とわかります。

半音何コ分か?に慣れていないと
とっさには出てこないかもしれませんね。


でも、これは難しい例じゃないですか?
もっと簡単にパッとわかる場合がありますね。

たとえば「Fis が6音の Dur の主音は?」なら
まず
シャープフラットを除いて A だな、とわかり
Ais Dur はないから A Dur の A とすぐわかります。

てことは異名同調のとこだけ覚えればいいのかな?
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まず初めに、調と音階をしっかりと区別すると良いでしょう。



例えばハ長調(C-dur)とは、Cが主音となり、Gが属音、Fが下属音となり、主に長音階が使われる、というようなシステム全体を表します。これに対してc-mollとは、主音・属音・下属音は同じでも使われる音階が短音階である、ということです。

これを踏まえた上で、回答します。

>音階でシャープ系とフラット系に分かれるのは、音階の音の間隔のきまりから
 シャープ系になったりフラット系になるのですか?

ある調と他の調との間の関係は、仲の良いものもあれば、なかなか折り合いの難しいものもあります。このうち仲の良い調同士を並べてずにしたものが五度圏(参考URL)と呼ばれるものです。これを見るとわかりやすいのですが、シャープが使われた調同士、フラットが使われた調同士は仲が良いこと(近親調といいます)が多いのです。ただし、例外もありますので、シャープ系/フラット系という分類で調を二分割して考えるのは危険です。

>また、一般的に「短調」とは自然的短音階のことですか?

上に書いたように、短調とは音階そのものではないので、正確に言うと「短調で使用される音階には、自然短音階、旋律的短音階(含上下降)、和声的短音階がある」となり、これら全てを含めて短調という概念になります。

>「Fisが3音のdurの主音は?」と聞かれて分からない人にどう教えれば

正確な考え方でいくと、
「第三音に対する主音は三度下なのでファミレと降りてきてDis、D、Desのどれか。元がFisなのでフラットがつくDesは問題外、Disは短三度、Dが長三度なのでDが主音。」
となるんでしょうが、ある程度楽器をやった人であれば答え(もしくは手?)の方が先に出てしまいますよね。実用上は丸暗記でも十分かと思いますが、きちんとした理屈としては上記のようになります。

参考URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%BA%A6 …
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こんばんは。



「音階」は、その調の音階、ということですから、「はじめに音階ありき」というより「はじめに調ありき」ということです。

>・音階でシャープ系とフラット系に分かれるのは、音階の音の間隔のきまりから
 シャープ系になったりフラット系になるのですか?

 その調の音階は、音階の最初の音と、音階の音の間隔のきまりから一意的に決まります。
 というより、その調で音階を弾けば、音階の音の間隔のきまりどおりになる、といった方が正確でしょう。


>・また、一般的に「短調」とは自然的短音階のことですか?

 いいえ。上に書いたように、「調」は何の音が中心になる音の並びか、ということで決まります。その調で短調の音階を弾くときには、教科書にあるように、
   ・自然短音階 : 移動ドで「ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ」
   ・和声的短音階 : 移動ドで「ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・♯ソ・ラ」
   ・旋律的短音階 : 移動ドで「ラ・シ・ド・レ・ミ・♯ファ・♯ソ・ラ」
となります。すべて「短調の音階」です。この3種の音階のいずれも、ここで「ラ」と書いた音から始まる短調の音階です。

(注:「移動ド」とは、たとえば「ヘ長調のドレミファソは、F・G・A・B♭・C」、「イ長調のドレミファソは、A・B・C♯・D・E」ということです)


>・あと、私は少しピアノをやっていて簡単な和音ならわかるのですが、長調の和音で例えば
 「Fisが3音のdurの主音は?」
 と聞かれて分からない人にどう教えれば主音がすぐ頭に浮かぶでしょうか?

 和音が「主音(第1音)+三度上(第3音)+五度上(第5音)」の3つの音から成り、長和音は下から「長三度+短三度」の音程間隔、短和音は下から「短三度+長三度」の音程間隔という原則を理解すれば、すぐにわかるはずです。

 何の音から始まってもその調の「ドレミファソラシド」(移動ド)を覚えれば、何の調でも長調なら「ドミソ」、「ファラド」、「ソシレ」、短調なら「ラドミ」、「レファラ」、「ミ・♯ソ・シ」が主要三和音だ、ということが簡単に理解できますから、1つの調で理解すれば、全ての調に応用できるようになります。
 慣れの問題ですよ。


 上に書いたようなことは、「楽典」としてきちんと整理されていますので、教科書を買うなり、Web上で参考サイトを探すなどして体系的に勉強してみてください。
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とりあえず最後のだけ。



>「Fisが3音のdurの主音は?」

クラシック系を勉強したことのない人はドイツ語読みを使う習慣がないので、ジャズ・ロック・ポップス系の人には、

「F#が3音のMajorの主音は?」

と言い換えてあげないと、そもそも意味不明の可能性があります。

ま、私はドラマーなので、そう聞かれても鍵盤上を指差し数えないとわからないですけども。笑
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