電子書籍の厳選無料作品が豊富!

台湾の統一とか独立とか言っていますが、
実際のそれぞれの国の国民レベルではどのように
考えられているのでしょうか
中国政府は台湾の独立は認めないと言っているようですが・・・
後、台湾が独立の動きをとった場合中国は軍事行動を
起こすのでしょうか、その場合アメリカや日本政府は
どのような対応をとるのでしょうか
後、少し前まで日本の各政党はどちらの中国を支持するかを
前面に打ち出していた様に思いますが気のせいですか
そのあたりがわかり易く載っているHPが有れば
教えてください。

A 回答 (6件)

少なくとも台湾の人たちは「中国から独立」なんて意識は無いと思いますよ。


中国政府(中華人民共和国)が勝手に「独立は~」という表現をしているだけで。

台湾は中華民国という、もともと現在の中華人民共和国の国土を追われた国ですから(現在でも国号は中華民国です)、中華人民共和国の方が中華民国国土の大部分を支配して独立したのです。

当初、日本も台湾(中華民国)を中国政府としておりましたが日中国交回復(日本と中華人民共和国)が成立した以上、台湾(中華民国)との国交を断絶せざるを得なくなったのです。
(当時、中華人民共和国は中華民国の敵ですから)

その頃はまだ台湾は元々の中華民国政府である国民党政府が支配しておりましたが世代も移り変わり台湾の国民意識も変わってきました。

(その前に歴史のおさらい)
台湾には元々台湾にいた民族、清朝の頃までに中国から移住した中国人が住んでおりました。
それを日本が併合して台湾は日本の国土となりました。第二次大戦敗戦後、日本が台湾の領有を放棄したのです。
ですから台湾は台湾の人達によって身の振り方を決めるべきなのです。
本来、台湾併合前の元の国に戻るべきなのでしょうが、その戻る清国はもう無いのです。
ですから清国から中国本土の支配を受継いだ中華民国と、清国から中国本土の支配もって独立した中華人民共和国の双方が台湾を自国の領土と認識してしまいました。
台湾人が自分で身の振り方を決める権利がこうして消え去りました。

現在の台湾の国民意識は
・中国本土を取り戻して中華民国を再び世界に認めさせる。(今では極々少数派でしょうが)
・一つの中国として本土と交流を密にしながら自治体制をとる。
・中華民国というものは既に殻だけのものでありるあら脱ぎ捨てて台湾国として台湾人だけで新しく国家を作り直す。
という3つの流れがあるようです。

殊に3番目は若い世代に広がっている様で
 > 日本人は台湾は台湾と言う国だと思っている人
 > が多いのではないでしょうかね、
と書かれた様に台湾でも「台湾は台湾と言う国だ」と認識する運動もあるのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

適切な回答ありがとうございます。

>中国本土を取り戻して中華民国を再び世界に認めさせる。
 初めて知った意見ですね・・・・・驚きました。
天皇制復活みたいなインパクトのある意見ですね。
>台湾でも「台湾は台湾と言う国だ」と認識する運動
 やはりそうですよね、有りますよね。自然だと思います。

で疑問思ったのですが、元々台湾に住んでいた人々と
中華人民共和国ができる際のゴタゴタで大陸から渡ってきた人々との関係ってどうなっているのですかね、
既に完全に混ざり合っているのでしょうか。
それともぞれぞれの系列の社会や地区が台湾内部にも存在するのでしょうか、疑問に思いました、良ければ教えてください

お礼日時:2004/05/20 01:31

 他の方が触れていない(常識だからかもしれませんが)事柄について書きたいと思います。


 まず、中国にはウイグル自治区におけるウイグル人の独立運動があります。映画「敦煌」にも出てきますが、現在の彼らはイスラム教徒であり、中国という国の自治区として存続していくにはかなりの無理があります。独立運動の指導者が大量に処刑されたり、テロが起きたりと、まあここ数年は色々と物騒な事が続いています。その他にも、とっても有名なチベット問題もありますし、中国には少数民族が雨霰のように住んでいて(政府公認の民族は56もあるそうです。ちなみに、ウイグル以外にも自治区を持つ少数民族がいます)仮に台湾独立を許せばそれら地域や民族の独立心に火をつける(火に油を注ぐといった方が適切)ことは必死で中国としては台湾独立は絶対に認められない立場なんですね。
 どうしても中国関連の話になると、中国大嫌い派の人達(笑)が出てきて妙な展開を見せるのですが、中国は国境線が広いだけではなく、南にはインド・パキスタン、北にはロシアと大国に囲まれている為、必然的に国防予算が膨大になります。ここしばらくの中国の軍事力の近代化は目覚しいものがある事も事実ですが、かといってこれら事情を度外視(意図的?)してただ数字のみを見て脅威論を唱えるのはおかしなことです。
 ですが、台湾の独立問題が激しさを増しているのは、やはり、中国の軍事力の増大と全く無関係ではありません。随分前にあった報道ですが(ネットで検索すれば見つかる可能性もありますが)、あと数年で台湾における中国の軍事的優越性が確実となるそうです。要するに、台湾が独立戦争を仕掛けても100%勝ち目がない、ということです。で、私は案外、冷静に見ていて、こういう話が台湾の独立問題に拍車を掛けているような気がします。専門家ではないのであくまで私の意見ですが。
 仮に台湾が本気で独立する気であればここ数年が山場だろうと見ています。つまり、中台間で戦争が起きる場合、数年以内じゃないかな、と。10年20年して中国の軍事力が本当に強くなった時、果たしてその中国を敵に回してまで台湾の人達は戦うのだろうか、また、巨大な経済や民主化の進んだ中国像を想定した時、戦う事に利益があるのか、甚だ疑問です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

私にも良く理解できる適切な回答ありがとうございます
台湾にしてみればどうしても独立を狙う場合
ここ数年が最後のチャンスというわけですね、
そこでこの動きを封じるためにも中国としては
強気に出ざるをえないという事ですか・・・・
で他にも色々と少数民族がいるから台湾だけ独立を認めるわけにはいけないと言うことですね。
ありがとうございました、

お礼日時:2004/05/20 01:06

 お礼、有難うございます。


 
>アメリカは台湾と外交を断絶していますが
>知りませんでした。

 それに関してはこちらをご覧下さい。

http://www.google.co.jp/search?q=cache:OJ-xiDfBL …
↑アメリカの対台湾政策の歴史的変化

>言論の自由がない大国

 それにしてはこちら。
http://home.att.ne.jp/sigma/tsugami/0004.htm

 最近、中国にもインターネットが普及した所為か、Web上では言いたい放題のようですね。少なくともネット上では意見を述べることが出来るようです…。

>国交が無い国なのに完全に支援

 アメリカの考えられる選択肢は2つ。軍事面、経済面。アメリカだって傍観者ではいられないでしょう。
 取り急ぎ、ご回答、申し上げます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お早い回答ありがとうございます。
よい勉強になります。
>99年4月の朱鎔基首相訪米の際、米国がインターネットを通じ中国のWTO(世界貿易機関)加盟交渉の内容を一方的に公表、たちまち中国国内に知れ渡る事件があった。中国ではそれまで交渉途中の情報が国内で報道されることはなかった
 驚きました つい最近じゃないですか・・・
良くも悪くもインターネットが世界を変える
ということでしょうね 
ネットの自由が無い国は北朝鮮ですね・・・

もう少し勉強してみます。

お礼日時:2004/05/18 17:00

http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2004mar/06/ …
http://www.asyura.com/sora/bd12/msg/717.html
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/2004042 …
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/book/book320.htm
http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup …
http://www.dupuy.jp/taiwan.html
http://www.pekinshuho.com/04-14/14-guoji2.htm

 アドレスの羅列となってしまいましたが、いずれも中国軍や米中、中台関係が詳しく解説されています。現在のブッシュ政権では、中国との関係を重視しています。逆に台湾を牽制していますね。
 恐らくアメリカは中台戦争に介入します。先程も申し上げましたが、中国はアメリカの敵なんです。経済的にも軍事的にも。だから、アメリカは日本にも駐留し、中国による日本侵攻の「堤防」となっているのです。少なくとも、アメリカは年々、力をつける中国の軍事力を「懸念」してます。台湾を批判したり、牽制するような声明を発表するのはまさに「建前論」なのです。
 参考URLには、米国防総省が台湾に長距離早期警戒レーダーを売却する予定を報じた記事です。
 参考になれば幸いです。

参考URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/taiwa …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>米国防総省:長距離早期警戒レーダーを台湾へ売却
 完全に牽制していますね。
国交が無い国なのに完全に支援、複雑ですね
極東の安全のため、という事でしょうね
やる気満々に感じます、強気な国ですね

前から気になっていた事が少し解けました

お礼日時:2004/05/18 16:26

回答では有りませんが、


近年、中国も近代化(先進国)として今後は、アジアのリーダーとして躍進しています。
中国自体が代わりつつある中で、大陸出身のリーダーがタイペイのリーダーになるような選挙も有ったようですね。
少しずつ代わりつつある中で、変わってきているようにも思えます。
但し、本土の政党とタイペイの政党に違いがあるのは否定できませんね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます
要は中華人民共和国の民意が
どう政治に反映されているという事が問題だと
思うのですがねぇ。

例えば沖縄が独立宣言をしたような感じなのでしょうか

お礼日時:2004/05/18 16:33

>実際のそれぞれの国の国民レベルではどのように考えられているのでしょうか



 中国と台湾の国民(台湾の場合は住民ですが)のことですね。
・中国…どちらといえば台湾独立は否定的。国民より共産党員の方が独立には否定的。
・台湾…実際問題、独立派が多いのでは?

>中国政府は台湾の独立は認めないと言っているようですが・・・

 中国人民解放軍は核兵器の使用も視野に入れた軍事行動を展開するでしょうね。ご存知ですか? 人民解放軍の装備は、これまでは日本と同じ防衛型が主体でしたが、最近では攻撃型(対地・対艦攻撃用)が主体となっています。これは暗黙の脅しですね。(独立を宣言すれば、我々は然るべき軍事行動を展開できる用意があるという…)
 
>その場合アメリカや日本政府はどのような対応をとるのでしょうか

 アメリカ政府は「東アジア地域の安定」の名のもと、台湾を支援する可能性があります。様々な面から言うと中国はアメリカの敵ですから。中国には数多くのCIA工作員が潜入しているらしいです。アメリカは台湾と外交を断絶していますが、台湾寄りになるのは必至です。

>少し前まで日本の各政党はどちらの中国を支持するかを前面に打ち出していた様に思いますが気のせいですか

 ちょっと判りません。ごめんなさい。ただ、最近になって日本の政治家もやっと中国の脅威を認識出来たうです。中国はアメリカとは違います。怒り狂ったら、原爆の2つや3つ落としかねません。

 Googleで「台湾問題」を検索してみましょう。或いは「台湾 中国 アメリカ」。量販店級の書店にいれば台湾紛争のことが書かれた書籍が数多く売られています。
 参考になれば幸いです。

参考URL:http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclien …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます

>アメリカは台湾と外交を断絶していますが
 知りませんでした。
>アメリカ政府は「東アジア地域の安定」の名のもと、台湾を支援する可能性があります。様々な面から言うと中国はアメリカの敵ですから
 平和的に解決してほしいものです。

でも日本人は台湾は台湾と言う国だと思っている人
が多いのではないでしょうかね、僕だけの意見でしょうか?
日本もいつまでも平和が続くと良いのですがね・・・
隣国でもめごとが起こると経済的にも相当の打撃になるでしょうし・・・・・
言論の自由がない大国が隣で勢力を伸ばしている
という事が気に成ります。色々な意見が言えれば良いのですがね

お礼日時:2004/05/18 16:19

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!