プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

タイトルの通りなんですが、具体的には何なんでしょう?

有名な歌詞を例にとると
「ありのままの姿見せる」・・・素の自分、偽らない自分を見せる?
もしくは「ありのままの姿を見せてあげる」・・・女性がこれを言うと服を脱いで裸になりそうなイメージ?素っ裸、(着)飾るもののないイメージ?

「あるがままの姿見せる」・・・なんとなくモンスターやフェアリーに変身しそうなイメージ? 本当の姿を見せる感じ?

「ありのままの自分になるの」・・・自然な日本語に感じる
「あるがままの自分になるの」・・・不自然な日本語に感じる?(ある+なるの組み合わせがおかしい?)

または
dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/7578/m0u/ より
「ありのままの話」・・・自然な日本語
「あるがままの話」・・・自然な日本語?


「ありのままの心」・・・飾らない心、本心?
「あるがままの心」・・・飾っててもいいんだけど、とにかく今そこにある、自分の心?

「ありのままを受け入れる」・・・見て、そのものを受け入れる?
「あるがままを受け入れる」・・・上記と同じ?でも人生訓としても使えそう?「君たちの身にこれから辛いことが起こるかもしれない。だがあるがままを受け入れなければならない」(ありのままではおかしい?)

・人物や物への使い方
・風景や状況への使い方
は違うのかなとも感じます。

「あるがまま」は「ある+まま」のイメージがあるのかな・・・と言う気がします。

とにかく違いをうまくまとめることができません。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

「あるがまま」は自然において存在する事物(その限りでのそこに生活する生物)が対象での事実(現実の事態や状態)を表し、「あるがままに/あるがままで」と述語を形容する副詞用法が主。



「在(ある)が儘」(「生(あ)る」「現(あ)る」「有(あ)る」とも)
文語動詞「あり」の連体形が体言相当を成して「儘」という述語の主語としての統語関係。
事物が存在する、その生(なま)な事態。また人が現に生活している、その生な状態。

「ありのまま」は人物の実際の姿、延いては人の手の繕(つくろい)いのない生での事物のありよう。連体形「ありのままの」として体言を修飾する用法が主。

「有(あり)の儘」
文語動詞「あり」の終止形に格助詞「の」がついて連体形を成して、「儘」という体言を限定し、形容している連語関係。
人物の有る通り、在る限りでのさま。人物の有り姿(そのままのありよう)。繕ったり隠したりしない実際の姿。事物でも人が色をつけない実際の姿。

参考:
「そこでこの<「ありのまま」の>真理を掴むということを、…認識は常に、ものをその<あるがままに>捉えるという模写・反映の鏡の譬喩の元来の意味を、失うことは出来ないのだ」(戸坂潤「科学論」)
「事物を<あるがままに>見るを得ないことである。…<ありのままの>自分をさらけ出した。」(ロマン・ローラン「ジャン・クリストフ」豊島与志雄訳)
    • good
    • 4
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
みなさんの意見を参考にもう少しいろいろと考えてみたいと思います。

お礼日時:2014/07/05 19:28

とっさに感じただけのことですが。


何を修飾するのか、が影響しているようにも。
それと、助詞「の」と「が」の違い?。
ありのまま 「あり」状態?がすでに固定、または未来にわたって既定(自然の法則に従うを含む)。
あるがまま 「ある」状態?が現在、未来は未定だが、意図を加えない。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
みなさんの意見を参考にもう少しいろいろと考えてみたいと思います。

お礼日時:2014/07/05 19:28

 1番回答者です。



 念を押しておきたいことなどを思いつきましたので、補足します。

 まず念押しですが、「あるがままの○○」も、修正など手を加えていないそのままの○○なので、「真実の○○」です。

 「ありのままの○○」も、「真実の○○」です。これは前回書いた通りです。

 つまり、○○そのものは、どちらも同じものです。辞典的混乱はそこから生まれるように思います。


 つぎに、用例を考えて思い出したことです。「姿」的なものを例に取って、ありのままの姿とあるがままの姿を比べると、

 ありのままの姿は、「自分が出す」ものとして使っているようです。「良い子ぶっていると、頭がおかしくなりそうだった。ありのままの自分を出したいと思った」(両親に「おねえさんでしょ」と言われ続けて良い子を演じてきた「某長女」)

 あるがままの姿は、他人から見た姿のようです。例えば「僕はきみの、あるがままのきみを受け入れたい。結婚して欲しい」などと。

 そういう感じの使い方が多いと思う、というだけで、国語の専門家ではないので、こうでなければならないとか、逆の使い方がないとは断言しませんが。
  
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/05 19:27

 「あるがまま」は、そのままです。



 例えば陰険な性格なら陰険に、粗暴なら粗暴な性格を素直に外に出している状態が、「あるがままの姿」です。ごく自然に、修正も隠し立てもしていない状態が、「あるがまま」。

 「ありのまま」は、本来の状態、真実の姿です。

 当然ですが、それがベールに包まれぼかされていたり、完全に隠されていたりしているという状態を前提としています。

 すべてをさらけ出しているなら、いまさら「ありのまま」もへったくれもありません。

 例えば本来は粗暴なのに偽装して、あるいはそれがよくないことだと自制して、理由はどうあれ表には出さず、「やさしい性格に見せている」場合の、「粗暴な性格」が「ありのままの性格」です。

 雪の女王は、隠していた力を隠すのを止めて、「ありのまま」の姿をさらけ出し、以後、「あるがまま」の自分を好きになって一人で生きていこうと決意します。そして「Let It Go!」と絶叫したわけです。
 
    • good
    • 4
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
みなさんの意見を参考にもう少しいろいろと考えてみたいと思います。

お礼日時:2014/07/05 19:27

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!