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演劇業界用語の台本読み(ほんよみ)って何ですか?
一人で台本の台詞を声に出しながら覚える事ですか?
本番の共演者(共演者ではなくただの練習相手?)と二人以上で台本の台詞の掛け合いを練習する事ですか?
それとも本番直前にリハーサルの要領で打ち合わせをする事ですか?

A 回答 (4件)

演劇の稽古は、1本読み、2読み合わせ、3立ち稽古、4舞台稽古という順で行われます。



現在では、本読みと読み合わせは混同されているし、区別する必要もなくなりました。

まず「読み合わせ」ですが、俳優が集まり各自のセリフをしゃべるというものです。
そして「本読み」は、作者(または演出家)が、一人ですべてのセリフ(とト書き)をしゃべるものです。

なぜ、作者が読むのかというと、かつて(正確にはいえませんが数十年前?)は、役者の元には台本ではなく、その役者のセリフの抜き書きしか届けられなかったのです。
ですから、役者は物語の全体像を把握できずに稽古に向かいます。
だから、稽古の始めには、作者がよむ「本読み」が必要だったのです。
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 例えば、同じ作品でも再演とのケースがあります。

この時でも台本に改訂のある場合があります。台詞が変更されているとしたら、同じ作品を同じキャストで上演するにしても作品に変化が生まれ、或いはキャストが交代する場合も珍しくはありません。
 そうした意味で、台本の内容わ全員で再確認するとの意味で読み合わせをすることを「台本(ほん)読み」と呼んでいます。
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登場人物の役柄・性格について、認識を共有化するために、皆が頭に入っていても全員で読み合わせることです。


新作の場合、作者からの説明のためもあります。
棒読みにする作家も、演技的に読む作家もいて、三島由紀夫は後者だったらしいです。
初めての稽古で、種々の打ち合わせの後、まずこの本読みから稽古がスタートします。
それで、劇の解釈を統一します。
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一般的には出演者で台本片手に読み合わせする事です。


立ってある程度演技をつけながらやることもあるし、
着席のままやることもあります。
どちらにしても、台詞の言い方や間を練習するためのものです。

同時に脚本を読み聞かせる意味合いもあるようですが、
それをする現場はあまりないように思います。
(事前に台本は配られてるので、筋は頭に入れてきている)
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