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ちょっとした疑問ですが、たんぱく質を分解する酵素っていくつかありますよね。
ですが酵素もたんぱく質ですよね、
そこで思ったのですが、
たんぱく質を分解する酵素によって同じ酵素を分解してしまうことってないのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>たんぱく質を分解する酵素によって同じ酵素を分解してしまう


あり得ますが、通常は起きません。
タンパク質分解酵素は非常に選択性が高く、基質を保持する場所が決まっており特定の形状をしていないと「俺の出番じゃネー」と言ってスルーして仕舞います。
さらにペプチド鎖内の「切る結合」が決まっています。
そのためタンパク質分解酵素はかなり種類が多いのです、つまり分類は同じだが(小数の悪食を除くと)全て特定の仕事しかしない「専門家」の集まりです。
だから、体内の「特定」の部位にしかありません。
もちろんさっき述べた「悪食」で何でも切るぞという駆け出しの外科医のような奴以外は自分自身を分解出来ないのです。
悪食連中は分子鎖が短いために「特定な部位を判定する」能力に欠け、ペプチド結合なら何でも来い、になっています。こいつらにはこいつらの仕事があるのです。
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この回答へのお礼

すごい分かりやすいです!ありがとうございました!

お礼日時:2014/08/01 00:00

あります。

たとえばタンパク質の質量分析に欠かせないトリプシンですが、天然に存在する状態だと自分自身を分解してしまうので、自己消化が抑制されるように加工してあります。ただし、それはあくまでトリプシンを高濃度で用いる実験的条件下で生じることなので、生理的条件下で生じるかどうかは知りません。
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この回答へのお礼

やっぱり、あることはあるんですね。
ありがとうございました!

お礼日時:2014/08/01 00:00

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