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現在卒論を作成中なのですが、仮説を立てる工程で行き詰っております。
一人で考えていると考えが凝り固まってしまって・・・。
ぜひ皆さんの意見を聞きたく質問させていただきました。

「父子家庭における父親の子育て」についてなのですが、先行研究などから
・子育てにおける父親・母親の役割→男は仕事、女は家事・育児という性別役割分業の根強さ。子どもは母親に「信頼・安心」などの精神的安定を求めている。父親には「威厳」を求める傾向にある。
・ふたり親世帯での父親の育児休暇取得率→2%以下
・家庭における子育ての現状→家庭内で家事・育児を分担する必要がある
省いている部分はありますが、以上のことが分かりました。

「家事・育児を分担」といっても父子家庭では分担ができないため、父親が母親の役割を担おうとする。
子どもが母親に求める役割を父親が遂行することの難しさや、それによるストレスや自信喪失が考えられます。

でも、「子どもが母親に求める役割を父親が遂行することの難しさや、それによるストレスや自信喪失が考えられる。」は仮説ではなくて、先行研究から得た結論ですよね。

私のゼミでは
先行研究→仮説→仮説の実証(主に論文や文献から)→結論、自分の考えを提示
という構成でやれと言われています。
私の場合は「先行研究→結論」になってしまっています。
「先行研究を見れば誰でも分かるじゃん」というような「結論」しか思い浮かばず、「仮説」に至りません。
教授には「私がこれでいこう、という仮説を提示することはできないので、自分で考えるしかない。オリジナリティのあるものを期待。」と言われているのですが、一人ではどうにもうまくいかず・・・

アドバイスがあればぜひ教えていただきたいです。よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

先行研究を読んで、疑問に思ったこととか、


つっこんでみたいこととか、
なんでもいいから、ほりさげたいところを仮説にするのがいいのでは?と思います。


そりゃ一般論でいえば父子家庭は難しいと思いますが、
うまく行く例もあるでしょうから、
父子家庭でも○○という条件があれば、うまく行く
という仮説を立てる、というのも出来ると思います。
○○は、父の個人的資質の他、職業等の条件、また祖父母との同居の有無など
外部要因もあるでしょう。

また、現在うまくいかない例が多いが、
○○というような環境が公的環境が整えばうまく行く
というような仮説も立てられると思います。

育児制度が整っている企業とか自治体とか
そういうのを先進事例として深めることもできるのでは?

卒論のテーマに選んだ時点で
なんらか問題意識が合ったのだと思いますので、
ご自身の問題意識にそった、関心がもてる課題を仮説に立てるのがいいと思いますよ。
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>「子どもが母親に求める役割を父親が遂行することの難しさや、


>それによるストレスや自信喪失が考えられる。」は仮説ではなくて、
>先行研究から得た結論ですよね。

なんで?

先行研究でわかったことは、

>子育てにおける父親・母親の役割→男は仕事、
>女は家事・育児という性別役割分業の根強さ。
>子どもは母親に「信頼・安心」などの精神的安定を求めている
>父親には「威厳」を求める傾向にある。
>ふたり親世帯での父親の育児休暇取得率→2%以下
>家庭における子育ての現状→家庭内で家事・育児を分担する必要がある

なんでしょ?
これのどこをどう解釈しても

>「子どもが母親に求める役割を父親が遂行することの難しさや、
>それによるストレスや自信喪失が考えられる。」

という”結論”にはなりませんね。

要するにあなたは、”仮説”と”結論”の意味さえ分かっていないのです。
もっと論理的にものごとを考える訓練をした方が良いですね。
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頭の硬いゼミだなぁ、


仮説の実証(主に論文や文献から)、フィールドワークができなきゃ
優れた先行研究から抜けることが出来ない。
優れた先行研究はちゃんとフィールドワークしているから。
反論出来ないだろう、フィールドワークできなきゃ「症例研究」
するしか無い。精神神経科と同じだ、個別事象の追跡になる。
それなら「居直る」しかない「症例研究」に噛み付くのだ。
特定の父子家庭を徹底的に解析する。
教師には悩んで居る様に見せて、結論を先に立ててしまう、
その結論になるように仮説を「創る」、美しく言えば「予定調和」
悪く言えば「詐欺」だ、だがそうなるのはゼミの伝統が「悪い」のだ。
あなたがそのゼミを安易に選んだのも悪いが無能な教員もさらに悪い。
そんなの大学教員のクズだ。
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それならば、先行研究は置いといて自分の切り口を探せばいいではないですか?


テーマは「父子家庭における父親の『子育て』」ですが、あなたは何学部でしょうか。
子育てと一口に言っても、精神面、肉体面、経済面、教育面、家事、スキンシップ、etc、と様々な切り口が存在します。子供の年齢によっても子育てに必要な事柄は変化していきます。親子信頼関係を築き、黙って生き様を見せるのも子育ての一つでしょう。まずは「子育て」の現状を調べ、そこから興味の持てるものに絞って研究していけばいいのではないですか。

例えば「出来ない事」をどうやってフォローできるかに注目してみる。
母子家庭、父子家庭では残業や休日出勤、ノルマと戦いながら子供を育てすることが往々にしてあります。フォローが無いと、親子ともに大変な時があります。子供が熱を出した、弁当が要る、学校の行事がある、体調管理、etc。そういった際に利用できる社会システムでも、あまり知られていないものが結構あります。育児休暇制度の取得率どれくらいか知ってますか? 制度があっても仕事をしている人に情報が届いていない、十分活用されているとは言えないものは多いです。
そういうものを調べ、どうやって父子家庭に情報を確実に届くようにするかを提案する、あるいは不足している部分をカバーするための方策を提案するなど、将来性のある切り口は沢山あると思います。

仮説としては、「消耗している父親が多くいる。社会に適切な制度が無いのではないか」
といったところですね。
市役所や児童相談所、公的な支援制度について詳しいところもあるでしょうし、クラブやNPOなど地域に根差したシステムもあるでしょう。あなたはいくつ知ってますか? たぶん意識したことないでしょう?
父子家庭の父親も、仕事で日々忙しい。疲れて積極的に情報収集が出来ていないケースはあると思います。
また、申請しても認められにくいケースも。

他にも、江戸~明治時代の父子家庭がどういう具合であったかなど歴史的な研究もありでしょうし、ライオンやゴリラなど野生動物と比較して研究してみるのもなかなか面白いものでしょう。

先行研究に拘る必要は何もないのです。
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