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1989年発売のフィリップスのCDプレーヤーLHH-500Rをいまだに使っています。これまでCDプレーヤーとプリアンプをRCAケーブルでダイレクトに繋いで聞いていたのですが、もしCDプレーヤーとアンプの間にDAコンバーターを入れるとして、最近パソコン用に売っているような3万円程度のUSB DACを入れたとしたら、音質の違いを楽しむことは出来るでしょうか?楽しむというよりは音質が劣化するだけでしょうか?音質の違いを楽しむにはもっと高価なDACを使わないと無理でしょうか?デジタル機器に疎いので教えていただければ幸いです。

A 回答 (9件)

STYLE AUDIO 社の CARAT-TOPAZ Signature という DAC を愛用しています。



1990 年代の私は MARANTZ CD80 に始まって CD95、そして PHILIPS CDV600B と DFA1000 に買い換えて愛用していました。

PHILIPS CDV600B は CD の再生もできる LD Player ですが、光出力を Audio Alchemy DTI という製品で同軸出力に変換し、MARANTZ PM95 の Black 仕様である PHILIPS DFA1000 の同軸入力に繋ぎ、MARANTZ CD95 と同等の DAC を内蔵する Pre-Main Amplifier である PHILIPS DFA1000 で BOSE 社の M901CSIV という Speaker を鳴らしていました。

http://audio-heritage.jp/MARANTZ/amp/pm-95.html

PHILIPS DFA1000 (MARANTZ PM95) は PHILIPS LHH500 が発売された 1989 年の前年、1988 年に登場した製品で、私は気に入っていた CD80 から DFA1000 に至る PHILIPS TDA1541AS1 DAC の音と当時持て囃されていた PHILIPS 社の Bit Stream 型 DAC の音とを新しい製品が出る度に聴き較べていましたので LHH500 の音も記憶しているつもりです。

私の好みは TDA1541AS1 という Multi Bit DAC の音でしたので、Single Bit の Bit Stream DAC が出す音が好きになれず、Analog Amp' 部の構成は異なるでしょうが LHH300/500 と同じ SAA7321 DAC 2 基使いの CDV600B LD Player の Analog 出力音は用いずにわざわざ光出力を同軸出力に変換した上に Zitter を抑えて Data を打ち直す Audio Alchemy DTI を用いて DFA1000 の TDA1541AS1 DAC に導いていました。

http://audio-heritage.jp/AUDIOALCHEMY/etc/dti.html

そんな私が TDA1541AS1 DAC が手に入らなくなった 2000 年代に愛用したのが TIBB 社の Multi Bit DAC である PCM1702 を 4 基用いる DENON 社の DVD500N という DVD Player で、2010 年代の現在は同じく TIBB 社の PCM1792 を用いる STYLE AUDIO 社の CARAT-TOPAZ Signature です。

http://audio-heritage.jp/DENON/player/dvd-5000.h …
http://styleaudio.jp/2011/topazs.html

STYLE AUDIO CARAT TOPAZ Signature は USB 入力と光入力とで音色が異なります。

DA 変換精度は Player 内部での「電気信号→光信号」変換と DAC 器での「光信号→電気信号」と変換という 2 回の『誤変換を伴う無駄な変換』が行われる光伝達の方が劣るでしょうし、LHH500 を愛用されていらしゃる御質問者さんの好みにも合わない音であろうと思います。……粗があるけれども迫力もあるので私は曲によっては光入力も愛用していますが(^_^;)。

同じ TIBB 社製 PCM1792 DAC を用いる STYLE AUDIO 社の CARAT Sapphire が手に入るようでしたら同軸入力持つ CARAT Sapphire の方が LHH500 の同軸出力と繋ぐことができますので、DA 変換精度という点では上だろうと思います。

http://styleaudio.jp/2011/sapphire.html

……で、PCM1792 DAC の音ですが、長年 Bit Stream DAC の音を嫌って Multi Bit DAC 一辺倒を貫いてきた私が気に入っているのですから(笑) 間違いなく LHH500 とは異なる音色であると感じる筈です。

>音質の違いを楽しむことは出来るでしょうか?

STYLE AUDIO 社の CARAT Sapphire ならば楽しめるだろうと思います。

>楽しむというよりは音質が劣化するだけでしょうか?

STYLE AUDIO 社の CARAT Sapphire ならば少なくとも音質が劣化するとは思えません。

使用されている Parts は IC Chip に詳しい Audio Mania ならばいずれも著名な Chip ばかりで、手抜きは感じられません。

>音質の違いを楽しむにはもっと高価なDACを使わないと無理でしょうか?

上を見たらきりがなく、TIBB PCM1792 が開発される以前までは Multi Bit DAC の至高の座に君臨していた TIBB PCM1704 (DVD500N の PCM1702 と基本的には同じもの) を用い、Analog 部は IC を用いずに Discrete 構成としたこんな DAC もあります。……これって実は仏 Jundac 社の製品です。

http://www.audiodesign.co.jp/DAC.htm

でも、高額であれば良い音がするかと言えばそうでもなく、良い音とは結局、聴く人の感性に合う音でしかありません。

私は CARAT TOPAZ Signature の光入力と USB 入力の音色の違いを DA 変換性能の善し悪しとは関係なく、音色の異なる DAC として楽しんでいますし、僅か 2 千円でしかなかった Audio Interface (DAC と ADC の両機能をもっています) の音色も気に入っていて時折その DAC に繋ぎ換えて楽しんでいます。

http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item …

値段の高低は気にせず、気に入る音を求めて何度でも買い換える……良い音に出会うにはそれしか道がありません。

……それを Audio の底なし沼にはまるとも言われるのですが(汗)……まぁ好きな道 (趣味) ですのでそれもまた良しでしょう(^_^;)。

素敵な Audio Life を(^_^)/
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この回答へのお礼

色々と詳しくアドバイス・解説していただき、ありがとうございます。LHH-500Rの音質も考慮していただき感謝です。専門的すぎて理解できない部分も少なくないですが・・・(苦笑) オーディオの良し悪しは結局のところ数値ではなく、好みですよね。CARAT Sapphireを前向きに考えてみたいと思います。

お礼日時:2014/12/04 11:20

素晴らしいCDPですね。


DACは、オーディオのセオリー通り、どれを使っても音が違いますw

最近では一部の製品(ネットオークションなどでNOS(ノンオーバーサンプリング)として売っているもの)を除けば、内部で同様のアップサンプリングを行いますので、動作は似たり寄ったりです(含む1ビット)。

DACで有名だったのはchordのDAC64MkIIでしょうか。生産終了してからそこそこ時間が経つので、今から入手というのはどうかという気がしますが(中古になる上に、人気が高く高価)。これなんかは1024倍アップサンプリングしてたりと、なかなか面白いものだったので覚えているのですが。

中華D級アンプがそこそこ良い音なので中華DACももしかしたらと思ったのですが、こちらはひどい音の代物でした。
そういう意味では、まだ価格なりの音の正比例が崩れていない製品群ですね。

最近では音質より機能で、DSD再生が人気ですが、ソースとしてはPCになるので、今回は考えなくても良いと思います。これらのDACはおおよそ5万円程度で、音もそれなりだと思います(音質より機能なので)。


最後に(お約束的に書いておきますが)、DACはサンプリング定理に従った動作をして”いない”ので、どれも『なんちゃって再生』だと思ってください。なので、好みに合う合わないは、やはり製品毎ってことになると思います。(いわゆる、アナログ部の作りこみ云々と同意)

好みのDACが見つかると良いですね♪
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この回答へのお礼

御礼が遅れて申し訳ありません。貴重な情報をありがとうございます。専門的知識がないので、「DACはサンプリング定理に従った動作をしていない」という意味がよく判らないですが・・・。なんちゃって再生ではない本来の再生とはどういったものを指すのでしょうか?

お礼日時:2014/12/08 16:54

すばらしいCDプレーヤーをお持ちですね。

羨ましいです。
フィリップスのCDプレーヤーの音質にほれ込こんでいるけども、
他のDACを使用して音の違いを楽しみたいっという気持ちは
とてもわかります。

私は、ベリンガーのSRC2496っというDACの音が非常に好きです。http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item …

賛否両論ありますが、2万円ほどのDACでこの多機能、高性能はまずありません。
96kHz 24bitまでアップサンプリングすることができます。
私は、べつにアップサンプリングしたからといって音が良くなるとは思っていませんが、
音の違いを楽しむうえでは大変楽しい機能だと思っております。

しかもこれ、アナログで入力して、それをデジタルに変換することができる、
A/Dコンバーターもついています。

A/Dコンバーターを使用するとさらに音の変化があります。
もう1台DACがあれば、A/D変換したデジタル信号を受けることができます。

あと、DegiFiっという雑誌のまさに今月号の付録がなんと「DAC」です。
96kHz 24bit対応のDACが4千円ほどとは嬉しい限りです。

スマホ用の充電用アダプターがあれば、そのまま使用できます。
音は、派手さを抑え、滑らかです。低音に伸びがある音です。
明らかに私の手持ちのCD単体よりも音がいいので、
もう一台購入してPC用とCD用につかおうと考えています。

それか、2台使い、モノラル使用してみようなか。なんて考えたりしています。
デジタルの同軸出力を2分配して、右と左でDACを分けて使用したらどうなるのかな。
などと思っています。
デジタル同軸出力はRCAの2分配するアダプタがあれば簡単に分配できました。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/rizing/cc319.h …
でも本当に2分配なんてして大丈夫なのかな・・・。っと思いましたが、
音がよければ何でもいいと思っています。

モノラル使いしてみて、音に変化があればラッキー!っという程度です。
でも、簡単に実験できることなのでやってみます。

4千円程度でこの音はちょっと嬉しかったです。
オラソニックっと言うメーカーが本当に作っているのかはしりませんが、
4千円にしては本格的な音です。
雑誌の付録でもバカにできません。今はそんな時代なんですね。

お使いのCDプレーヤーの音は、今の時代では得ることのできない音だとも思います。
CDの録音年代やジャンルによって、CDプレーヤー単体できくか、外付けDACで聴くか、
切り替えたりすることも楽しそうですね。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなりまして申し訳ありません。色々と貴重な情報をありがとうございます。べリンガーの製品はなかなか面白そうですね。本来は宅録をするような人が重宝する機材なのでしょうか? XLRケーブルって使ったことがないので、そのへんも勉強したほうがいいですね。

お礼日時:2014/12/08 16:50

>>DVDプレーヤーにDACをかまして音楽を聴くという方法もあるのですね



デジタルデータの読み取りという点では数千円のPC用CDドライブでも読み取りエラーはまずないですね。
CDはデジタルデータの読み込みという点ではPC用ドライブと同じです。
安物ドライブでも現実の読み取り誤差はほとんどゼロなのです。
DVDやブルーレイでもこれは同じで、もし読み取り誤差があれば映像にブロックノイズなどが出てすぐ解りますが、そういうことは滅多にないですね。
ということは音楽用のデータは完全に読めていると言うことです。
デジタルデータは読み取れればただの1と0の羅列に過ぎません。
これで音が良いも悪いもありません。
音の変化はこれをアナログ信号に変えるDACで生ずるのです。

という理由で私はもしCDが故障したら手持ちのDVDプレーヤーに高級なDACをつければ同じだということを言っています。
動画が見られるだけその方が便利でもあります。
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はじめまして♪



DACというデジタル部分は、同じ年代なら高価な方が、、、と言う事が常識的にあり得るのですが、なにしろ日進月歩のデジタル技術、性能や機能がアップして価格はダウンなんていう繰り返しですから、価格だけで考えない方が良いでしょう。

もっとも、DACの後半以降、アナログ部分はしっかりと造り込めば、相応にコストがかさむ部分ですので、新旧よりも価格差が大きければ、そっちのほうが効いてくる、と思います。

さて、なかなか良いCDプレーヤーをお持ちですねぇ。(うらやましい限りです。)
この製品には、オプチカル出力と、コアキシャル出力が有ります。

USB-DACという範囲は、主にPCなどと組み合わせ、USB接続を前提とした製品が多い。
(中にはUSB接続環境が無いと、動作出来ない、なんて言う製品も有ります。)

LHH-500Rと接続するのは、コアキシャル、あるいはオプティカルですので、こちらの接続で利用出来る製品、という事に注意して、いろんな製品の中から選択された方が良いと思います。

DACにより、音の印象がかなり変化する事もあります。

昔のアナログレコードですと、カートリッジを交換して、音の印象が違うサウンドを楽しむ、という方法がありました。

これと同じように、比較的安価にDACが入手出来る時代ですので、音色の変化を楽しむため、というDACの組み合わせを楽しんでも良いと思います。
(なんなら、数千円という簡素なDACでも、そこそこ音色変化という面では十分に楽しめる場合も有ります。逆にコンピューターからのデジタル信号を光や同軸にして、デジタル外部入力を備えたCDプレーヤー内のDACを通して鳴らす、というのも面白い。LHH-500Rにはデジタル入力が有りませんが、私のMarantz製品(CD-17Da,1999年購入、現在プレーヤメカは故障)には光入力が在ったので試してみたら、プレーヤーのサウンド的特徴が出て来て、これはこれで楽しめましたよ。ちなみに、アバター?小さな写真のスピーカー下部にはノート型コンピューターとMarantzのCDプレーヤー/プリメインアンプが組み合わさっています。撮影がP901isという携帯だから、2005年~頃のサブシステム状況です。)

昔は、単体DACといえば数十万、安い物で10万弱、なんて言う時代も在りましたが、テレビもパソコンもケータイやスマートフォン、携帯音楽プレーヤーなど、様々な分野にDACーICが使われるように成ったので、量産効果も高く、ICチップなら数百円から、、、って言う時代です(笑)
これに、ソコソコ良い電源装備とアナログ回路、見た目立派なケースを付けたらそれなりの価格製品が出来上がってしまう。

まぁ、こんなもんです。
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この回答へのお礼

色々と教えていただき、ありがとうございます。昔は単体のDACなどはリッチはオーディオ・マニアが使うものだと思ってたんですが、やはり今は質の良いDACが安価で入手できるようになったんですね。とはいえ、10万円も20万円もするDACもいまだに沢山あるようですが、そういう高級品は製品のどこにコストがかかっているんでしょう? とりあえず、手ごろな価格のDACでいくつか試してみたいと思います。

お礼日時:2014/12/04 21:33

CARAT-SAPPHIRE/LEでもリクロックはしているので(アップサンプリングはない)ので


まずはCARAT-SAPPHIRE/LEだけで試してみてもいいかと思います。
USB DDCがあればPCもDACに入力できるなど便利ですが後から購入しても問題はないですからね・・・

CARAT-SAPPHIRE(LEなし)の中古でよればオークションに安く出てます。
Styleaudio DAC CARAT-SAPPHIRE
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g14 …
ただ、CARAT-SAPPHIREとCARAT-SAPPHIRE/LEではLE分の音の進化(変化)はあります。
個人的にどちらがいいかといえばCARAT-SAPPHIRE/LEですが若干傾向が違うので個人の好みで分かれるかもしれません。
ちなみに、現在はCARAT-SAPPHIRE/LEを使用しています。(オークションで安く入手)
その前はCARAT-SAPPHIREでした。(現在お休み中)

また、Styleaudio CARAT-TOPAZ Signatureも中古でもいいのなら安く出てます。
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g14 …
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この回答へのお礼

情報ありがとうございます。とりあえず中古品をゲットして試してみるということは私も考えておりましたので、今すぐは難しいですが、今後もちょくちょくオークションをチェックしていきたいと思います。これまではオークションで1~2万円のDACを検索しても山ほど出てくるので、どれを買えばいいのかわかりませんでしたが、ひとまずStyleaudioのものに絞って検討してみたいと思います。

お礼日時:2014/12/04 21:28

まずCDプレーヤーにデジタル出力がなければ全く意味はありません。

これをまず確認しましょう。
デジタルが出ている場合は、変わるといえば変わるという意見です。変わるといっても、目が覚めるほどの違いはないでしょう。
いろいろなソースを取り替えながら聞いてどこか違うという感じがするという程度は違うかもしれません。
私は逆に安物のDVDプレーヤーにかなり高価なDACをデジタル接続しています。
これでかなり高級といわれるCDプレーヤーと比べても殆ど違いはありません。
結局CDの音質はDACで決まるので、そこにある程度の予算(5万円以下ではCDプレーヤーとそれほどは違いません)を使うのは賢明です。

ただどう違うかというのは気持ちの差程度で、これは使えないというものはまだお目にかかったことはありません。


なお音の違いはCDよりもスピーカーのほうがはるかに大です。
これは本当に千差万別です。同じお金を使うのであればそこそこのCDと高級なスピーカーというのが良いと思いますが。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。もちろん当方のCDプレーヤーにはデジタルアウトが付いております。DVDプレーヤーにDACをかまして音楽を聴くという方法もあるのですね。参考になりました。

お礼日時:2014/12/04 21:23

当時のDACと今のDACの設計や音の違いは楽しめると思います。



そこで、デジタルをリクロック+アップサンプリングしてDACに入れてみてはどうでしょうか?
X-DDC-Reserve
http://www.zionote.com/2012/javs/xddcreserve/
CARAT-SAPPHIRE/LE
http://styleaudio.jp/2011/sapphire.html
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この回答へのお礼

さっそくアドバイスありがとうございます。DDコンバーターという発想はありませんでした。予算も考えないといけないですが、検討してみたいと思います。

お礼日時:2014/12/04 11:14

CDプレーヤーのラインアウトはすでにCDプレーヤーのDA変換器で変換されたアナログ信号です。

DAコンバーター(変換器)を介在させるのは無意味というか音になりません。値段の問題ではありません。プレーヤーにデジタルアウトがあれば話は別です。しかしその出力はRCAケーブルではありません。
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