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現在、大気の循環について勉強しているのですが、台風の回転方向と貿易風の方向について混乱が生じてしまいました。
北半球において貿易風が北東の風なら、台風は時計回りになりそうなものなのですが、なぜ違うのでしょう。
両方、コリオリの力によるものだということはなんとなく理解したのですが…。どこに誤解が生じているのか教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

>北半球において貿易風が北東の風なら、台風は時計回りに



? 理由として良く分かりません。
なお北半球の貿易風には南西の風もあるわけですが、どちらも台風の渦巻きの向きと直接関係はしないです。
どちらもコリオリ力が働く結果というのには変わりないですが。

北半球でのコリオリ力は赤道側から北極側に向かって運動する物体には東向き、逆に北極側から赤道側に向かって運動する物体には西向きの力が働くもの。
これは赤道側での地表の移動速度と、北極側での地表の移動速度を考えると分かりやすい。地球は24時間で1周しますから、赤道側の方が極地側よりも回転直径が大きい分だけ速度が大きいわけです。
だから(速度の遅い)北極側から(速度の速い赤道側に向かって移動すると、自転に置いていかれて西に移動する形になるし、逆に北に向かって移動すると回転速度が速い分だけ地面より東に先行する形になる。

さて、台風の中心は低気圧ですから、周りから空気が集まって上空に向かいます。
台風に向かって北上する風は東に進み、台風に向かって南進する風は西に進むのですから・・・
反時計回りの渦の出来上がるわけですね。
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この回答へのお礼

根本的な部分で勘違いしていたようです。
とても分かりやすい回答をありがとうございました!

お礼日時:2015/03/11 23:09

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