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パナビア・トーネードは、レーダー探知を避けるための低空飛行によつて、飛行場などの拠点を使用不能にすることを任務とする攻撃機として開発されました。現在でも、開発国のイギリス、ドイツ、イタリア以外のサウジアラビアでも運用されてゐます。

一方、ステルス技術の革新により、低空飛行によらない侵入も可能となつてきました。今後も、トーネードIDSのやうな戦術はつづけられるのですか。

A 回答 (1件)

対地攻撃ミッションの場合、ハードポイントに爆弾やミサイル、ランチャーポッド満載で行きますからステルス性は期待できません。

高空侵入すれば搭載武器が盛大にレーダー波を反射します。それだったら、今までのようにレーダー波から地平線の陰になって侵入する低空侵攻の方がましでしょう。

ですから、低空侵攻という攻撃スタイルは健在でトーネードもしばらくは使用されると思いますが。後継機を考える時期でしょう。ただ、今゛考えられるミッションは大国どうしの戦いではなく、中東の鎮圧や内乱にたいする平和維持でしょうから高速侵入能力より、低空での運動性や生存性が重視されるA-10サンダーボルトII(延命しているが代替時期)のような機種になるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

たびたび私の質問に的確な回答を寄せていただき、ありがたうございます。

>>低空侵攻という攻撃スタイルは健在でトーネードもしばらくは使用されると思いますが。

低空侵攻用の地形追随レーダーとセットで開発され、はなばなしく宣伝されたにもかかはらず、ステルス機の登場で、その影が薄くなつてしまひました。湾岸戦争での過酷な任務についての評価もわかれるところです。

もうしばらくは現役続行といふことですね。F-35の就役も遅れてゐるやうですし。

>>低空での運動性や生存性が重視されるA-10サンダーボルトII

あれほどまでに打たれ強いのは驚異です。脚光を浴びることは少ないのですが、歴史に残る航空機だと思ひます。トーネードとはまた違つたコンセプトの攻撃機で、「頼りになる」ヤツです。

御回答ありがたうございました。

お礼日時:2015/01/17 09:24

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