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体温や汗をかくことと、体脂肪燃焼は関係がありますか?
運動しても汗をかかないと、カロリーを消費したことになりませんか?
ダイエットのために運動するなら、汗をかく運動ではないと効果がないでしょうか?

体温、汗をかく、カロリー、体脂肪燃焼の関係を科学的に教えてください。

A 回答 (2件)

> 体温や汗をかくことと、体脂肪燃焼は関係がありますか?



体温と消費カロリーは比例関係があります。
たとえば、気密室に入って消費カロリーを測定すると、体温が1度上がるごとに、基礎代謝が12%くらい上昇することがわかっています。
汗をかくということは体温が上がったということなので、消費カロリーが増加したということもできます。

> 運動しても汗をかかないと、カロリーを消費したことになりませんか?

そんなことはありません。汗をかかなくても、運動をすれば必ずカロリーを消費します。
汗は周囲の温度に左右されるので、冬はあまり汗をかきませんが、夏には大汗をかきます。
汗をかかなくても、運動しさえすれば必ずカロリーを消費します。

> ダイエットのために運動するなら、汗をかく運動ではないと効果がないでしょうか?

ダイエットのための運動は、軽く汗をかく程度の運動をできるだけ小まめに継続的に実行できる運動が良いのです。
大汗をかく運動は小まめに運動することができませんし、継続が難しくなります。
たとえば、踏み台昇降を5~10分ほど実行し、汗が出てきたら止めるくらいの運動の方が良いのです。

> 体温、汗をかく、カロリー、体脂肪燃焼の関係を科学的に教えてください。

体温と汗の関係はつぎのようになっています。
人の体温は36度プラスマイナス0.5度くらいの範囲で厳密に維持されていますが、この体温を厳密に維持するための装置が発汗システムです。
汗の温度は体温と同じなので、汗をかいただけでは体温は冷却されません。
体温の冷却は、汗が蒸発するときの蒸発潜熱によって身体から熱を奪います。
水の気化熱は1gが0.6Kcalなので、汗が1g皮膚から蒸発すると、蒸発潜熱で0.6kcalの熱量を身体から奪います。
たとえば、私が1時間ジョギングすると汗が600g出ますが、これは発汗によって360Kcalの熱量が体外に放出されていることになります。

運動と体脂肪燃焼の関係はつぎのようになっています。
ウォーキングやジョギングなどの運動は、必ずの骨格筋の収縮によって行われます。
そして、筋肉収縮のためのエネルギーは、体内に貯蔵されている糖質と体脂肪を分解して作られます。
運動で使用されるエネルギーの割合は、ウォーキングで体脂肪60%・糖質40%、ジョギングで体脂肪40%・糖質60%くらいの割合です。

体温、汗をかく、カロリー、体脂肪燃焼の関係を簡単にまとめることはできませんが、
運動をすれば必ずカロリーを消費しますし、カロリーを消費すると必ず体脂肪が燃焼します。
つまり、体脂肪の燃焼量は消費カロリーに比例し、消費カロリーは体温、発汗量、運動強度に比例することになります。

この関係を具体的に言うと、ダイエットのための運動は、軽く汗をかく程度の運動をできるだけ小まめに継続的に実行できる運動が効果的ということになります。
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汗は体温が上昇すればでてくるもので、サウナでも、熱いお風呂でもでてきますから、汗が出ればカロリー消費とは必ずしも言えない。



運動には無酸素運動というか、筋トレと有酸素運動の2種類があります。
どちらも運動であり、筋肉を動かしますからエネルギー消費に違いはありません。

ただ、無酸素運動はもっぱら血糖、つまりブドウ糖を消費しますが、有酸素運動はブドウ糖と脂肪をほぼ同じだけ消費します。

ハードな有酸素運動はもはや有酸素運動ではなく、無酸素運動と有酸素運動の両方と思った方がいいです。
これらを区別するには心拍数で判断しますが、この基準は年齢によっても変わってきます。
とにかく、ハアハアとならない程度の軽い運動が有酸素運動です。
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