古本屋を取り締まる法が無いのはなぜですか?

素朴な疑問なので教えてください。
私は読書が大好きで、実用書や漫画を本棚4つ分程持っています。
しかし家が中途半端に貧乏だった事もあり、全て古本屋での購入で、
新品で買った本はほとんどありません。
古着など(特に靴等)は汚いと思う事もありますが、古本はかなり状態が悪くても
汚いと思ったことはほとんどありません。

そんな私が最近本の執筆に携わったのですが、
書き手側になると、古本屋で売っているせいで売上も上がらず、あまり良い印象ではありません。

そこで素朴な疑問なのですが、
古本屋はなぜ取り締まる事が出来ない・そうしようという動きが無いのでしょうか?
本だけでなく、DVDやゲーム等も同様に疑問に思います。

家族の仕事の都合で北米や欧州、アジアに住んでいた事もありますが、
他国では神保町にあるような個人の古本屋は町に1件程度あるとしても
ブックオフやゲオのような店はありません。
読み手として私はブックオフヘビーユーザーなのでなくなってしまうと困りますが、
なぜ誰も批判したりしないのでしょうか?
書き手として、万引きや違法アップロードはもちろん腹立たしいですが、
古本屋での購入も出版社や書き手には影響されないので、同じように感じるのですが
私と同じように考える人は少ないのでしょうか?

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A 回答 (12件中1~10件)

>そんな私が最近本の執筆に携わったのですが、


書き手側になると、古本屋で売っているせいで売上も上がらず、あまり良い印象ではありません。

すくなくとも、古本屋で売っているから質問者様の本の売り上げが上がらない、というはウソです。まったく相関関係がありません。
ただし、現代科学による、コピーなどはちょっと脇におきます。

そもそも本は、日本では再販制度に支えられています。ご存知でしょうが本はそもそも「値引きができない」商品なのです。
古本屋を駆逐したいなら、実は簡単です。需要と供給のバランスがとれるまで、新刊本の価格を下げればよい、ということです。これをしないで、古本の取り締まりなんてナンセンスですが、これをやると売れる本と売れない本の供給に差が付き、必要だけども売れるとはいえない本(世の中の大半の本がそうですね)が供給されなくなります。

再販制度の是非はありますが、少なくとも購入者の「知識を得るための必要性と負担」と執筆者の「職業としての執筆と収入の確保」のバランスは今のところ成り立っている、といえます。
そうでなければ、これほどの本が書店に並び、玉石混交の雑多な知識がそろうことはないでしょう。
(ちなみに、ドイツやフランスの年間発行点数は新刊と重版を合わせて約7万点前後、日本は新刊本
だけで、7万本程度です)

本というメディアの問題点は、そもそも消費する内容が「本」という形に閉じ込められている、ということにあります。そのため、基本的に1冊の本を消費できるのはその本を独占している一人に限られます。

そのため、図書館では時間を区切って交代交代に独占できるようにしているわけですし本好きとか必要に応じて知識の所有をしたい人は、その本を独占的に所有することになります。
そうそう、最近片付け上手な女性が「本は一度読んだら二度は読まないから、すぐに捨てるべし」と言って炎上しましたね。彼女は「本」を消費財としてしか扱っていないため、「知の集積」と考える多くの男性と齟齬が生じたものでしょう。

ちょっと話がずれました。さて、日本では「本」というパッケージに対して再販制度という形で権利を保護しているといえます。
このため、消費者は根本的な不利益とコストを払って、著作者(と出版関係者)を保護しているといえます。
しかし、その限界はこれまたパッケージメディアとしての「本」に収斂され、消費者としては「本」を可処分財として扱うことが可能になるわけです。

その結果が古本屋であって、本一冊は新刊本として適正な価格で購入された時点で著作者等には適正な利益が払われていると言えます(というより再販制度を考慮すれば、著者は消費者から本来得られる利益よりも高い利益を得ているともいえます)

そのため、古本の流通は著作者や出版者の「著作」から離れて「一個の価値財」として扱われることになり、それは市場価格で扱われることになります。
したがって、村上春樹などの有名著作者の古本は「古本でも欲しい」という人が多いため高めの価格になり、また直木賞受賞者などは以前の著作まで人気を復活して、いきなり古本の値段が上がるなどの価格形成が行われるわけです。

また、この際に人気需要に対して古本の供給が追いつかなければ、再販価格よりも高値で取引されることもあり、その際に再販すれば著作者や出版者は儲けることができるわけです。

これらの議論は出尽くしていますし、フランスなど再販制度を一旦廃止した国では混乱が起きて(混乱というのは、人気のない本が出なくなり、発行数が極端に減ったと言うこと)数年で再販制度を復活させているところがほとんどなのです。

したがって、再販制度の是非を論ずることなく、古本を目の敵にするのは、片手落ちであろう、と考えますし、市場に出回っている1冊の古本は「すでに著作者には十分な利益が渡った媒体物」として、メディアそのもの(「本」であることそのもので中身は関係なし)の価格で取引される、ということです。
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>書き手側になると、古本屋で売っているせいで売上も上がらず、あまり良い印象ではありません。



自分の本の売り上げがアップしないのを「古本」になすり付けている訳ですか…
まあいいですけど。

私も、過去に一時的にですが出版に関わったことがありまして、昨今の、新刊を含めた書籍の売れ行きが頭打ちの現状には苦労を強いられてきました。
ただ、出版側として「古本屋の台頭が新刊の売れ行きを妨げている」という結論にはしたくないので、売れる本の開発に力を注ぐのは当然のこと、書店に働きかけて魅力的な売り場作りを提案するとか、書店客へのアプローチの仕方等をいろいろと模索して、それなりに頑張った結果、売れる本はやっぱり売れます。

>なぜ誰も批判したりしないのでしょうか?

というか、物理的にもうどうしようもないんじゃないですかね。
特に古書業が何か法的・倫理的に法を犯している訳ではないので叩きようがないし、出版側には古書業を統制するほどの政治的能力も持ち合わせていないでしょう。

アパレルもユニクロの台頭によって一気に価格破壊が進みましたし、次は出版の番なんでしょうね。
今までの出版社が、要は儲け過ぎだったのだと思います。
古本屋の出現で、一気に目が覚めたといったところでしょうか。
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貧乏人の人権のためですかね。


憲法25条の最低限度生活に新品の本は入ってないんですね。
貴殿も、ご自分の著作を貧乏人には読んでほしくないなんて考えを
あらためてはいかがですかね
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最近は書店で雑誌などのページを携帯電話のカメラで撮影する


デジタル万引きなんてのもありますねぇ…

そう言うのは論外だと思いますが、古本屋を規制するとなると
個人が買った本でも個人の自由にしてよい物ではないと言う
某音楽著作権団体の主張と似てきますね
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ものは考えようで、本好きな人がたくさん本を所有し物理的に置く場所が無いとき、読まなくなった本を古書店に売って新しく本を買う、という事も考えられます。

また、お金に余裕が無い人も読まなくなった本を売って新しく本を買う、という場合もあるかもしれません。このような好循環も有り得ると思います。

古本屋で売るから購入者が少なくなるというのなら、図書館などもってのほかだ、ということにもなりかねません。
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 取り締るための法律と言ってよいかどうかは分かりませんが、個人から古本を買い取る場合には古物商の許可証が必要で、各都道府県の公安委員会に所定の書類や証明書を添付して申請し、許可をもらわないといけません。5年以内に古物商の許可を取り消された人、古物営業法関係の刑を受けた人、5年以内に禁固(以上の)刑を受けた人などは許可が得られません。
 それにもとづいて営業するのには、古本業を適正に実施するために営業所ごとに1名の管理者を設けなければならず、取り引される古書の中に窃盗の被害品などが混在するといけないので、盗品等の売買の防止、被害品の早期発見により窃盗その他の犯罪を防止し、被害を迅速に回復することを目的とした「古物営業法」の規制を受けます。
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それなら、車もオークションも再販ものはすべてなしにしないと不公平ですね。

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私も本好きなので、質問者様のおっしゃりたいことはよくわかります。


ただ、既存の古書店とブックオフを一緒にされているようなので、古書店もダメというお考えでしょうか?
ブックオフができたとき既存の書店から反発が出たニュースがあったと思います。再販価格の制度が時代に合わないとかもありました。時代がデフレ傾向だったこともあり、世の中のニーズにマッチしたため全国展開出来、東証一部上場にもなったと思います。もし法律に触れているのであれば何らかの措置は取られると思いますが、これまでのところ共存しています。

商売する側からすれば既存の古めかしい制度を打ち破ったと言えるでしょうし、本好きからすれば何でこの本がこんな値段だよ?と思うこともあります。事実、瀬戸内寂静訳の『源氏物語』全十巻がばら売りされていて、一冊\108で売られていました。消費者としてはうれしいような腹立たしいような気持ちで、どちらが本当の自分の気持ちかわかりません。

一般の愛好家と商売人とでは本に対する思い入れが違うでしょうから、腹立たしい反面この値段で変えてうれしいということも多いです。事実私の好きな海外の作家の本はブックオフがなかったら出版されている八割を集めることも読むことも出来なかったでしょう。

街の商店街が活性化してほしいと思いつつも、その、街の本屋でも少し大きめの書店に淘汰されていく時代です。事実私の近所にある本屋は誰も客が来なくなって古本屋のようなにおいがします。そこで、近所の人が雑談したりしています。個人経営の本屋は個人に相手にされなくても、法人に買ってもらえば経営として成り立つのでしょう。

最後になりますが海外にはこういう書店はないということで、日本の文化度や民度レヴェルの話までいくのではないでしょうか?
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いろいろ思惑の動きがあるにはあるのですが、


再販売価格維持制度で保護され、専売制で寡占された出版流通業界の循環エコシステムとして、貸本屋や古書店まで含まれるのです。
だから出版社も編集部も印刷所も出版取次商社も書店も古書店もみんな神保町に集まる。

再販価格維持制度の副作用として、全国で売れ残って取次に返本された在庫は、一部古書店に放出されることで在庫調整されています。
駅ナカの古書市コーナーで売っている本は、返本されクリーニングした新古本。

敵のいない囲まれた寡占業界で、みんな三方一両損でなあなぁにやってきたのです。ブックオフとAmazonが対等してくるまでは。
ブックオフは自社流通網の循環エコシステムを持ってしまった。自社で古書を買取り、全国のフランチャイズに自社の運送で配本し、自社で売った古書をまた自社で買い取り販売する。
Amazonは、自社の巨大な倉庫で、主要取次を介さず、弱小の取次会社から一括大量仕入れすることで、定価販売制度を壊してしまった。古本も一緒に並べて売ってしまうし。

これやられると、出版業界のサイクルから本を中抜きされ、本の儲けがみんなに循環しなくなるのです。
同じことが音楽業界にも起きていて、JASRACによってレンタルレコードや有線やカラオケの著作権料徴収のエコシステムを構築することで業界が守られていたが、Appleに壊されてしまった。
DVDやゲームは寡占された業界がなかった(=再販価格維持制度対象外)ので、初期の段階から問題化していた。レンタルビデオは古本屋が先に寡占してしまった>>>ツタヤの台頭。

で、相談者さんの思いは、完成されたエコシステムの崩壊以降に業界参加した人の考え方。
混乱の果て、業界内に全体の仕組みを理解する人が少なくなってしまって、全体を理解する古株は凝り固まって権利主張しかできず、保護も改革もできない状態になって、客離れ起こしているのが、出版業界と音楽業界。

古本屋を取り締まる法以前に、本屋を保護する法が邪魔をして、販路が広げられず、業界内で共食いになっているのです。
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取り締まる為の対象商品とは具体的に、どの様な商品の事を言うのでしょうか。


まあ、回答されなくても分かりますが、アダルト関係の事を示すとは思いますが。

でも、一口にアダルトと言っても、様々なジャンル。様々な形での出版物は沢山世に出回っています。
その多くが、貴方の言う古本屋に集まるとは限りません。
私の知る限り、なかには全く取り扱わない古本屋もいます。

それらの古本屋さんもひっくるめての質問だとは思いませんが、一言で取り締まる為の対象とおっしゃいますが、その為の、法令の改正。あるいは、新規での法改正など、様々な正規手続きを踏まえた上での取り締まり対象。
その為にかかる費用面でも、バカにならないかなと思います。

つまり、一つの法律を新たに施行する為には、様々な手続きと段取りを踏まないとだめという事。
その最たる言い事例が、ネット上での薬品。薬の取り扱いに関する新規での法の施行。

何故、どうして。
と言う疑問は、はっきり言って素人の疑問。

また、法で全てを縛ることの恐ろしさもまた、考えるべきだと思います。
もしかしたら、気楽に古本屋を利用できなくなったり、また、貴方の言う取り締まりの為に、古本屋さんの経営が成り立たなくなり、古本屋さんがへったりしたら、貴方はどうしますか。

無理だとは言いませんが、世の常。成り立ちと言う物をもう少し考えられては。
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