No.1ベストアンサー
- 回答日時:
銀行などの利息は、1年あたりの「利率」に対して「複利」で計算されます。
複利計算された利息に対して、「年平均でどのぐらい増えたのか」を表わすのが「利回り」です。例で示しましょう。最初に預けた金額を「元金」といいます。
簡単のため、利率が10%とすます(こんな高いところはありませんが)。
そうすると、預金高は
1年後:「元金」の1.1倍
2年後:「元金」の1.1倍(=1年後の預金高)の1.1倍→1.21倍
3年後:「元金」の1.21倍(=2年後の預金高)の1.1倍→1.331倍
4年後:「元金」の1.331倍(=3年後の預金高)の1.1倍→1.4641倍
・・・
と増えていきます。N年後の預金高は、
N年後の預金高=(元金)× 1.1^N
(「^N」は「N乗」の意味です)
と表わせます。たとえば10年後には
預金高=(元金)× 1.1^10
=(元金)× 2.5937・・・
になります。「元金=100%」に対して、10年間で利息が「約159%」付いたことになります。
この場合の平均利回りは、利息分を年数で割って、
159% ÷ 10(年)=15.9%
です。1年あたりの利率10%に対して、10年預けると「年平均の利回りは15.9%」になるということです。
利率は毎年一定ですが、「利回り」は何年預けるかによって変わります。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
3000円が3割なら10割はいくらで...
-
「日常生活における数列」とは...
-
真割引とは?
-
日本の風俗嬢人口って10万人超...
-
指数近似を行い、時定数を求め...
-
増加率、伸び率
-
田一反にできるお米の数は?
-
プラスとマイナスが入った比率...
-
確率の問題で、「5人の中から3...
-
十分性と必要性について。
-
効用関数や生産関数のmin{・}と...
-
滴定の実験で、結果をExcelで一...
-
関数の値の変化 添削願い
-
ミクロ経済学の微分について(...
-
log-logの補間式
-
凹関数?
-
制約つき最適化問題
-
線形代数の対称行列についての...
-
146番の問題教えてください 教...
-
高低差のある支持点で,電線の...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報