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育種家が一生懸命、何年もかけて作った果樹の枝がポキっと折られ、中国に持ち込まれ、接木し、まんまと新品種として盗まれたことがあると聞きます。イネのような自殖性作物もそういうことがあるんではないでしょうか?コシヒカリなんかの籾種が外国に持ちだされ、それが普及するなんてありそうです。他植やF1では心配ありませんが、栄養系も心配です。何か対策取られてるんでしょうか?

A 回答 (2件)

有りますね。


出て行くのもあれば、入ってくるのも有ります。

でも、かっぱらって行ってそれを増やして種にして、さらに増やして収穫するのを考えたら、商社に言って種をまともなルートで輸入した方が楽です。
特にアメリカの米はほとんど商社が正規のルートで持ち出したものです。
でも、ナンバーワンのコシヒカリを持っていったがために、栽培がすごく難しくて、品種改良しているようです。倒れないように。
でも、倒れないように品種改良したのは、美味しくないです。
国内でも各県で品種改良をやっていますが、コシヒカリの血統を引き継いだからと言って美味しくなりません。

なぜか、外国で作るジャポニカ米は日本で作るジャポニカ米とは違うようです。
ご飯として食べると美味しくない。
せんべいにすると、膨らまない。(10枚重ねると、8枚分くらいしか膨らまない)
粉にしてお菓子にするとまろやかでない。
餅にするとすぐ硬くなるので、片栗粉を入れて硬くならないようにせざるを得ない。
等等、結構違います。

以前、海外旅行に行くと、米をかっぱらって来るのが流行りましたが、こちらでは穂が出ませんでした。
タイやフィリピンが多かったかと思います。
穂が出るまではすごく背が高くて良さそうなんですが、穂が出ないので、途中で国産米から背丈でも抜かれます。
穂が出ないことには来年の種が確保できないので、一年限りでした。

色々有ります。
さくらんぼの苗を持ち出してオーストラリアに植えて、実が成って、さらに季節が逆なのでクリスマス、お正月に高値で取引されるのかと思ったら、まともな味では無くなっていたり、他の果樹でも色々ありますよ。

もって行かれた場所に種、苗が合えば、世界の特産地になるのでしょうが、残念ながら、それだけの大移動は植物が自ら種を途絶えさせるようです。
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この回答へのお礼

なるほど、持って行かれたり、取ってきたりしても、それがそのまんまの収量や味を出せるわけではないんですね。勉強になりました。

お礼日時:2015/04/09 20:52

そういうこともあるでしょうね。


コシヒカリは難しいでしょうね。
南魚沼産コシヒカリが最高といわれますが、実は全国で育成されているコシヒカリは苗が全て同じなのです。
では何故、南魚沼産が素晴らしいのか。
その理由は地理上の特質さです。
南魚沼の雪解け水、夏の暑さと夜の冷え込み、土質などが、あの南魚沼コシヒカリを生み出します。
同じ種を中国に持っていっても無駄だと思います。
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この回答へのお礼

なるほど、環境の全く異なる土地で栽培すると、味が違うことはありえるんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2015/04/09 15:20

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