最速怪談選手権

ある文献に「plasmatic isotonicity」という用語が出てきました。「血漿の等張性」という意味だと思うのですが、その実態が全く分かりません。ご専門の方、素人にも分かるようにご教授頂けませんか?海水を点滴したというルネカントンの説明の中で出てきた表現です。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

血漿とは血液から赤血球や白血球などの固形成分を抜いた液体です。


等張性とは赤血球を入れたとき、赤血球と浸透圧が同じで赤血球の
体積が変化しない濃度の溶液です。高張液とは浸透圧が大きく、
赤血球から水を吸収し小さくなる溶液で、低張液とは浸透圧が
小さく、赤血球が水を吸収して大きくなる溶液です。

従って、血漿が等張性であるというのはしごく当然のことを言っています。
海水は高張液(血液の塩分濃度は約0.9%で海水は3.4%)なので、
赤血球が水を吸われて小さくなり、酸素運搬能力が非常に小さくなります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とてもよく分かる説明です。本当に感謝いたします。またお助け下さいませ。ありがとうございました。

お礼日時:2015/04/11 15:25

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