小論文の添削をお願いします。

ホスピスと緩和ケアの基本的な考えについて意見を700字以内で述べよ



ホスピスと緩和ケアは、治療不可能な病に冒された患者とその家族にとって心のケアの面から重要である。延命治療以外のもう一つの選択肢として広めていくべきである。
　延命治療は、患者に心の余裕ができず、患者の貴重な日々がただ過ぎてしまう側面がある。心のケアがしにくくなるのだ。延命治療を続けて、苦しみながら生きることは必ずしも患者の為にはならない。一方、緩和ケアを行うことによって患者は、穏やかな日々を過ごせるようになる。その貴重な日々の中で普段から接する機会が多い、看護師の患者と患者の家族との接し方が重要になってくる。看護師が積極的に協力して、患者と患者の家族両方とよく話を聞くなど、よく向き合い心のケアをすべきだ。
　しかし緩和ケアには問題点がある。患者の考えが変わってしまうかもしれないということだ。この問題点を解決するには、一回で決めないことが重要である。苦しいときは、誰でも後ろ向きな考えしか出てこない。その時の考えは一時的なものかもしれないのだ。患者の本当の考えを知るために、看護師が普段からよく患者の様子を見ることが大切だ。よく見て症状が軽くなった時を見極めて、もう一回考え直してもらう必要がある。つまり重要なのは一回で決めないことだ。
　このように患者の考えの移り変わりに注意すれば、患者とその家族の心のケアが充分にできるようになるのだ。心のケアも治療の一つである。治療は長生きするため、病気を完治させるためだけのものではない。今現在、日本ではホスピスが少ないが緩和ケアを広めていくために増えてほしいものだ。


緩和ケア　苦痛を和らげることを目的とした治療法
ホスピス　治療不可能な病に冒された患者が過ごす施設


拙い文章ですが添削お願いします。

No.1 回答者： hakobulu 回答日時： 2015/06/07 14:42

ホスピスと緩和ケアは、治療不可能な病に冒された患者とその家族にとって心のケアの面から重要である。

延命治療以外のもう一つの選択肢として広めていくべきである。
　延命治療は、患者から心の余裕を奪い、患者の貴重な日々が無為に過ぎてしまう側面がある。心のケアがしにくくなるのだ。延命のみを目的とする治療が患者のためになるかというと、それははなはだ疑問である。一方、緩和ケアを行うことによって患者は、穏やかな日々を過ごせるようになる。ここで、患者と普段から接する機会が多い看護師の役割が重要になってくる。患者とその家族双方から話をよく聞くなど、看護師が積極的に関わっていくことで、よりよい心のケアにつなげていくことができるはずだ。
　ただ、緩和ケアには問題点もある。たとえば、患者の考えが変わってしまうかもしれないということだ。この問題点を解決するには、一度だけの話で決めつけないことが重要である。苦しいときは、誰でも後ろ向きな考えしか出てこない。その時の考えは一時的なものかもしれないのだ。患者の本当の考えを知るために、看護師が普段からよく患者の様子を観察することが大切だ。よく観察して症状が軽くなった頃合を見極め、もう一回考え直す機会を持ってもらう必要がある。つまり重要なのは一回で決めないことだ。
　このように患者の考えの推移に留意することで、患者とその家族の心のケアが充分にできるようになるのではないだろうか。心のケアも治療の一つである。治療は長生きするため、病気を完治させるためだけのものではない。今現在、日本ではホスピスがまだまだ少ないのが現状である。緩和ケアを広めていくためにも、ぜひ増えていってほしいものだ。