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1,
不等式2x4乗ー5x2乗+2>0を解け
2,
不等式(x2乗ー4x+1)2乗ー3(x2乗ー4x+1)<0を解け(<の下に=があります)

A 回答 (2件)

不等式は、解けるようにうまく分解していくのがコツです。


 この場合には、「因数分解」と「場合分け」と「範囲の組合せ方」です。愚直に、ひとつひとつやってみましょう。
(以下、べき乗を「^」で書きます)

1.
2x^4 - 5x^2 + 2
= (2x^2 - 1) ( x^2 - 2 )
と因数分解できます。これが「 >0 」(正)ということは、

(A)「2x^2 - 1 > 0 」かつ「 x^2 - 2 > 0 」
または
(B)「2x^2 - 1 < 0 」かつ「 x^2 - 2 < 0 」
ということです。(両方とも正か、または両方とも負)

(A)(B)を別々に解きます。

(A)
2x^2 - 1 > 0 より
2x^2 > 1
x^2 > 1/2
こうなるのは、
  x < -1/2 または 1/2 < x  (A-1)
のときです。

次に2つ目の条件
x^2 - 2 > 0 より
x^2 > 2
こうなるのは、
  x < -√2 または √2 < x  (A-2)
のときです。

(A-1)と(A-2)が共通に成立する範囲は((A-1)と(A-2)のAND条件)、
  x < -√2 または √2 < x   (A-3)
ということになります。

(B)
2x^2 - 1 < 0 より
2x^2 < 1
x^2 < 1/2
こうなるのは、
   -1/2 < x < 1/2  (B-1)
のときです。

次に2つ目の条件
x^2 - 2 < 0 より
x^2 < 2
こうなるのは、
  -√2 < x < √2  (B-2)
のときです。

(B-1)と(B-2)が共通に成立する範囲は((B-1)と(B-2)のAND条件)、
   -1/2 < x < 1/2  (B-3)
ということになります。

「1」全体の x の範囲は、「(A-3)または(B-3)」(OR条件)ということですから、小さい方から並べて
  x < -√2 または
  -1/2 < x < 1/2 または
  √2 < x
ということになります。


2.
(x^2 - 4x + 1)^2 - 3(x^2 - 4x + 1)
=(x^2 - 4x + 1) [ (x^2 - 4x + 1) - 3 ]
と共通項をくくり出せます。これが「 ≦0 」(負または0)ということは、

(C)「x^2 - 4x + 1 ≧ 0 」かつ「 (x^2 - 4x + 1) - 3 ≦ 0 」
または
(D)「x^2 - 4x + 1 ≦ 0 」かつ「 (x^2 - 4x + 1) - 3 ≧ 0 」
ということです。(一方が正で他方が負、どちらが正であってもよい)

(C)(D)を別々に解きます。

(C)
x^2 - 4x + 1
= (x - 2)^2 - 3 ≧ 0 より
(x - 2)^2 ≧ 3
こうなるのは、
  x - 2 ≦ -√3 または √3 ≦ x - 2
 ∴ x ≦ 2 - √3 または 2 + √3 ≦ x  (C-1)
のときです。

次に2つ目の条件
(x^2 - 4x + 1) - 3
= x^2 - 4x - 2
= (x - 2)^2 - 6 ≦ 0 より
(x - 2)^2 ≦ 6
こうなるのは、
  -√6 ≦ x - 2 ≦ √6
 ∴ 2 - √6 ≦ x ≦ 2 + √6  (C-2)
のときです。

(C-1)と(C-2)が共通に成立する範囲は((C-1)と(C-2)のAND条件)、
  2 - √6 ≦ x ≦ 2 - √3 または 2 + √3 ≦ x ≦ 2 + √6   (C-3)
ということになります。

(D)
x^2 - 4x + 1
= (x - 2)^2 - 3 ≦ 0 より
(x - 2)^2 ≦ 3
こうなるのは、
  -√3 ≦ x - 2 ≦ √3
 ∴ 2 - √3 ≦ x ≦ 2 + √3  (D-1)
のときです。

次に2つ目の条件
(x^2 - 4x + 1) - 3
= x^2 - 4x - 2
= (x - 2)^2 - 6 ≧ 0 より
(x - 2)^2 ≧ 6
こうなるのは、
  x - 2 ≦ -√6 または √6 ≦ x - 2
 ∴ x ≦ 2 - √6 または 2 + √6 ≦ x   (D-2)
のときです。

(D-1)と(D-2)が共通に成立する範囲(D-1)と(D-2)は存在しないということになります。   (D-3)


「2」全体の x の範囲は、「(C-3)または(D-3)」(OR条件)ということですから、(C-3)そのもの、つまり
  2 - √6 ≦ x ≦ 2 - √3 または
  2 + √3 ≦ x ≦ 2 + √6
ということになります。
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1.


2x^4-5x^2+2>0 ・・・・・ (1)
(2x^2-1)(x^2-2)>0 ・・・・・ (2)
((√2)x+1)((√2)x-1)(x+√2)(x-√2)>0
x<-√2, -(√2)/2<x<(√2)/2, √2<x

A=x^2 とおくと (1) は
2A^2-5A+2>0
になります。これを因数分解して、
(2A-1)(A-2)>0
元に戻すと (2) になります。

2.
(x^2-4x+1)^2-3(x^2-4x+1)≦0 ・・・・・ (3)
A=x^2-4x+1 とおくと (3) は
A^2-3A≦0
A(A-3)≦0
元に戻して
(x^2-4x+1){(x^2-4x+1)-3}≦0
(x^2-4x+1)(x^2-4x-2)≦0
x^2-4x+1=0 を解くと
x=[-(-4)±√{(-4)^2-4・1・1}]/(2・1)
=(4±2√3)/2=2±√3
x^2-4x-2=0 を解くと
x=[-(-4)±√{(-4)^2-4・1・(-2)}]/(2・1)
=(4±2√6)/2=2±√6
したがって、 (3) の解は
2-√6≦x≦2-√3, 2+√3≦x≦2+√6
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