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イタリアワインが好きでいろいろ飲んでいるんですが、最近一つの疑問が解決せずに困っています。
似たようなワイン名や葡萄名が何度も出てきて非常にややこしい文章になってしまっているのですが・・・。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノに使われているブルネッロ種とヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノに使われているプルニョロ・ジェンティーレ種の2種類の葡萄は、「どちらも1860年頃にサンジョヴェーゼ種から品種改良されたサンジョヴェーゼ・グロッソ種という葡萄の事である」と本には書いてあるのですが、ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノは中世ローマ時代から作られてきた由緒あるワインとのこと。
サンジョヴェーゼ・グロッソとはサンジョヴェーゼを品種改良したもので、本来はプルニョロ・ジェンティーレと呼ぶ葡萄である、つまりサンジョヴェーゼとプルニョロは同じ葡萄だということ?いやちがいますよね。どうやっても
つじつまを合わすことが出来ないのですが、どの本を見てもこのことは説明されていません。
このことついてどなたかご存知ありませんか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ぶどう品種は地域によって呼ばれ方が変わったり、元のぶどう品種がその地域の気候や土壌にあわせて少しづつ変化したりするので、同じ品種でも無数に名前を持っています。


質問にでてくるぶどう品種は広い意味ではすべてサンジョヴェーゼ種(Sangiovese)ですが、サンジョヴェーゼ種は大きくわけてサンジョヴェーゼ・グロッソ種(Sangiovese Grosso)とサンジョヴェーゼ・ピッコッロ種(Sangiovese Piccolo)にわかれます。
ブルネッロ種(Brunello)は19世紀にビオンディ・サンティによってサンジョヴェーゼ種の良いところを伸ばしてつくられたクローンで、1860年頃にと書かれているのが該当すると思います。
プルニョロ・ジェンティーレ種(Prugnolo Gentile)はサンジョヴェーゼ・グロッソ種のモンテプルチアーノ地方での呼ばれ方で1860年頃の記述とは特に関連はないと思うのですが?
ちなみにブルネッロ種はサンジョヴェーゼ・グロッソ種の系統です。

ぶどう品種に関しては Jancis Robinson の VINES GRAPES AND WINES が大変参考になります。ポケット版の GUIDE TO WINE GRAPES は日本語版が出ていると思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
大変ていねいな回答どうもありがとうございます。
胸のつっかえが取れたような気がします。
葡萄品種に関する本も早速購入するつもりです。
本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2001/06/20 10:01

詳しい事はお答え出来ませんが、答えは「同じ」です。


ワインアドバイザーを受ける為の講座で、私はこのように教わりました。
よく、地方によって呼び名が違う場合がありますが、私は勝手にその手のものだと
解釈していました・・・。でも同じトスカーナ州でしたよね・・?
恐らく伝統を重んじるイタリアワイン界の習慣ではないでしょうか?

あくまで、ご参考までに。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまって申し訳ありません。
そうですか、ワインアドバイザーを受けるようなハイレベルのところでもこの問題は無視されているということはmiyakoさんのおっしゃるように地方によっての呼び名の違いが主な理由ってところなんですかね。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/06/20 10:04

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