【ウィーン=共同】オーストリアのトーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に9月に就任した指揮者の佐渡裕さん(54)が1日、ウィーンでコンサートに臨んだ。就任後初めて。ブラームスの交響曲第4番などを熱演し、満席の会場から大きな拍手が湧いた。

http://www.sankei.com/west/news/151002/wst151002 …

というニュースが出ておりました。

ウィーン・トーンキュンストラーの名前くらいは聞いたことがありますけれど、このオーケストラが実際、どの程度の、どれほどの実力を有したオーケストラなのか、さっぱりわかりません。

そこで質問いたします。

このオーケストラは、どのようなオーケストラなのでしょう。
ヨーロッパでは地方地方に100年以上の歴史を有するオーケストラが存在しており、このことは、わざわざニュースで取り上げるほどの大きな出来事なのでしょうか。
音楽の都・ウィーンというネームボリュームのために、ニュースになっている(・・?

教えてください。
よろしくお願いいたします。

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A 回答 (7件)

こんにちは。


もう二度と御質問が見られないかと思っておりました。仕事中ですが、今度お目にかかるのはいつになるかわからないので、回答しないわけにはいきませんね。
正直に言うと、少し回答しにくいところがあるのです。日本には佐渡氏の熱狂的なファンがたくさんいますので、水を差すようなことが書きにくいのです。佐渡氏に限らず、また音楽に限らず、日本のマスコミは、日本人の世界的活躍をあまりにも手放しでセンセーショナルに扱い、ネガティヴな情報は絶対出しません。それどころか、日本人として自画自賛するためには、あらゆる誇張を惜しみません。誰かがコンクールで優勝すれば、ほかのコンクールを無視して、世界で最も難しいコンクールと報道します。聴覚障害の作曲家(誰だかわかりますね)が交響曲を発表して話題になれば、交響曲は最も作曲するのが難しいジャンルと報道します。限られた関係者しか裏の事情は分かりません。今回の件がそうだとは言いませんが、おめでたいだけのお祭り騒ぎのことも多いのです。そういうときに少しでも批判的なことを言うのが許されないのが、日本のクウキです。しかし、最初にあまり無節操に褒めてしまうので、その反動で、あとで悪い面が見えてきたときの叩き方がまた極端です。
トーンキュンストラーは何度も聞いていますし、楽員の中には友人もいます。レヴェルのことを言うと、ウィーンの主要なオーケストラ、ウィーン・フィル、ウィーン交響楽団、ウィーン放送交響楽団や、リンツを拠点にするブルックナー管弦楽団などと比較すると、少し落ちます。もちろんウィーンのオーケストラですから、それなりに音楽性はありますが、8年前の最後の滞在の折、楽員の友人から招待状をもらってベートーヴェンの荘厳ミサを聞きに行ったとき、やはり弦のパワーがほかのオーケストラよりだいぶ落ちると思いましたし、指揮者があまり有名な人ではなかったこともありますが、全体的にあまり強い印象が残りませんでした。ウィーンにも本拠はありますが、位置づけとしてはローカルなオーケストラに近いと思います。トーンキュンストラーは、古典の正統的な曲の演奏はもちろんしますが、軽音楽や新作の演奏も多く、どちらかというとオールマイティーのオーケストラといえます。佐渡氏のレパートリーを見れば、その辺でマッチするところがあったとも考えられます。ですので、企画などの点でそれなりの成果を出すことは考えられます。そういう意味では、佐渡氏に合ったオーケストラといえなくもありません。
オーケストラのレヴェルは、古さとは必ずしも関係がありません。運営者の手腕や経済的基盤、首席指揮者の能力その他によって浮き沈みがあります。少し前、別の日本人指揮者がスイス・ロマンド管弦楽団を振っているのを聞きましたが、アンサンブルはかなり乱れていました。このオーケストラももうじき創立100年で、知名度も高いですが、ほかの世界的なオーケストラと比較すると、レヴェルは一段低いです。
トーンキュンストラーは、経済的な基盤も、ほかのオーケストラから比べると規模が小さいと思います。歴代の指揮者には、大指揮者といえるような人があまりいません。四代前の指揮者、カルロス・カルマーは、ウィーンの音楽大学で教えていましたが、あまり魅力はありませんでしたし、指揮者としての知名度はほとんどありません。その次のクリスチャン・ヤルヴィは、今度N響を指揮することになったパーヴォ・ヤルヴィの弟ですが、能力は比べものにならず、国際的な知名度もそれほど高くありません。友人の楽団員も評価していませんでした。ヤルヴィの時代に日本に来日し、友人の招待で再び聞きましたが、演奏は記憶に残っていません。おそらく、報酬の高い超一流の指揮者は呼べないのが実情だと思います。それに、芸術にお金が出なくなっているのは、日本に限らず世界共通で、ウィーンも例外ではありません。数年前には、トーンキュンストラーよりレヴェルの高い放送交響楽団が、解散の危機に見舞われました。
海外のオーケストラで首席指揮者を務めた指揮者は、実は結構います。佐渡裕は、テレビなどを通じて顔も名前も広く知られていたので話題になりましたが、日本で話題にならない人もいます。コンクールなどで華やかにデビューしたかどうかなども、報道の興味の程度を左右します。佐渡氏の場合は、フランスのラムルー管弦楽団(トーンキュンストラーより古く、知名度も上です)の首席だったことや、数年前にベルリン・フィルを指揮したことも注目の原因になっています。ベルリン・フィルへの客演は、楽団のシステムとして、楽員ひとりひとりが個人的に興味を持った指揮者を推薦できるようになっており、たまたま一楽員が、ヴィデオで佐渡氏を見て気に入って呼びたいと言ったことからきています。NHKですぐにドキュメンタリーにしましたが、リハーサルはかなり固い雰囲気で進んでおり、演奏会後の楽員へのインタビューで、首席フルート奏者のエマニュエル・パユが、佐渡さんはもっと自分の考えを明確に伝えた方がよかった、と述べていました。しかし、これらのキャリアがあったから今回の就任につながったのだと思います。
あまり書くべきではないかもしれませんが、日本のオーケストラの楽員の一人から、佐渡裕は楽員たちから全然相手にされていない、と聞かされたこともあります。もちろん、指揮者とオーケストラの団員の間には一定の距離、緊張関係があり、簡単にほめる楽員はいませんが、本当に感心する指揮者ならそれなりに敬意を払います。ベルリン・フィルのリハーサルを見ていても、少し威厳に欠けていましたし、英語とドイツ語のまぜこぜの中で、also、also(つまり・・・、つまり・・・)を頻繁に口にして、これでは楽員から軽く見られるのでは、と思いました。
海外で活躍する日本の指揮者には、ここまでに出ているほかにも、たとえば大野和士のような人がいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%87%8E …

同じ世代では、広上淳一の方が佐渡裕よりも音楽的能力は上です。この人も海外でキャリアを積みかけていたのですが、突然全ポストを辞任してしまいました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E4%B8%8A …

就任を報道すること自体は、特別なことではないと思います。オーケストラは、首席指揮者や音楽監督が代わるときは記者会見を開きますし、就任後最初のコンサートはやはり注目されます。思うに、ウィーンのネームバリューだけでなく、佐渡裕のネームバリューもニュースになる原因でしょう。
あまりいいことを書きませんでしたが、だれもがあのようなポストに就けるわけではありませんし、佐渡氏には、純粋な音楽的能力とは別の部分にも強みがありそうなので、それはそれで必要とされるわけです。

たまにはこのように、こちらにもお越しください。
ではでは。
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この回答へのお礼

こんにちは。

詳しい説明、ありがとうございます。

ところで、ドイツ・オーストリアの音楽事情に詳しいTastenkastenさんに質問します。

この産経の記事によりますと、佐渡裕は音楽監督となっておりますが、トーンキュンストラのHPなどを見ると、首席指揮者となっているようであります。

音楽監督と常任指揮者(首席指揮者)は、ドイツ・オーストリアにおいては別なものに思うのですが、このあたりはどう違うのでしょう。
常任指揮者が音楽監督を兼ねる場合もありますので、簡単にこの両者の線引きは難しいと思いますけれども、一応、この両者は別なものとして区別して理解して考えるべきなのでしょうか。

よろしかったら、教えていただけませんでしょうか。

お礼日時:2015/10/03 11:24

>NHKは、このニュースを大々的に取り上げておりましたよ(^^)



NHKは最初から視野に入れていません(笑)。一番こういう報道をしやすいところです。民放よりたちが悪いことがあります。佐村河内の絶賛ドキュメンタリーを作ってブームにしたのもNHK。そのドキュメンタリーのやらせ疑惑が出た後も、検証と称する番組はまるで検証していませんでしたし、その直後にSTAPが事件になると、今度は週刊誌のレポーターさながらに小保方氏を追いかけまわし、スクープにしようとして事件になりました。ドキュメンタリーの依頼を断ると、せっかく有名になれるのに馬鹿じゃないか、って言われるそうですよ。ベルリン・フィルのときもさっそく密着したでしょう。初めて指揮するときにドキュメンタリーにして、そのあと二度と指揮の依頼が無かったらバツが悪い、と私なら考えて断りますけどね。

>凱旋演奏会

これも同じですよ。オーケストラは、ツアー(Tournee)といって、常に世界中を演奏会旅行して歩いています。それはもちろん、佐渡裕が就任したから日本へのツアーが決まったのかもしれませんが、通常の演奏旅行の一つであって、「凱旋」と報道するのは、やっぱり日本人の活躍、功績を強調するいつものやり方です。もっとも、こういう表現は世界中のマスコミの常套的な言い回しですから、ドイツ語のメディアでも、Triumph-KonzertとかSiegeskonzertなどと言いそうです。月並みなメディア語ですね。そう書くというパターンが出来上がっているのですが、読み手はついだまされる仕組みなんですよ。それに、前回来日したときに友人の楽員に聞いたら、何年か先にまた来日する予定があるって言っていました。それ以来連絡が来ていなかったので、もしかしたら今度の来日はずっと前から決まっていたのかもしれません。
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この回答へのお礼

新聞社では産経のみが大々的に記事にしているところを見ると、産経新聞はトーンキュンストラの来日公演のスポンサーの一つかもしれませんね。
生放送になるか録画放送になるかはわかりませんが、NHKはこの来日公演を放送するでしょうし♪

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2015/10/03 21:02

誤字に気が付いたのですが、うっかり送信を押してしまいました。



オーケストラの水準を挙げた→上げた

語学的な補足を一つ。
Direktorを監督と訳すから混乱するのですね。Direktorはラテン語から来ていて、「率いる人」という意味ですから、ドイツ語のLeiterなどと同じです。指揮者のことをLeiterとも呼びますし、DirektorはそもそもDirigentと同義語とも言えます。それがわかっていないから、指揮者・監督と併記したりするのですよ。
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この回答へのお礼

なるほど、なるほど。

お礼日時:2015/10/03 17:46

>この産経の記事によりますと、佐渡裕は音楽監督となっておりますが、トーンキュンストラのHPなどを見ると、首席指揮者となっているようであります。



読売、朝日、日経などを見てみましたが、今回のコンサートのニュースはないようですよ。大衆紙だから騒いでいるだけなのでは? 
トーンキュンストラーには音楽監督(Musikdirektor)という地位はなく、首席指揮者(Chefdirigent)だけですね。でもこれは呼び方の違いで、一つのオーケストラに首席指揮者が一人なら、役割としては音楽監督と言っても同じでしょう。ドイツ語でも二つの名称の間にあまり違いはないようです。報道としては、音楽監督の方が偉そうでいいのかもしれませんが、そもそも日本のオーケストラでは、常任指揮者だとか正指揮者だとか音楽監督だとかの名称が独自に使われていて、用語として明確に把握できていない人もいるのではないでしょうか。ベルリン・フィルのサイモン・ラトルも、ベルリン・フィルのホームページではChefdirigentと書いてありますが、日本のウィキペでは首席指揮者・芸術監督なんて書いてありますね。Chefdirigentをそう訳す習慣ができてしまっているのではないでしょうか。重みを持ってくるのは音楽監督ではなくて音楽総監督(Generalmusikdirektor)という名称ですね。これは歌劇場などでのことです。産経の記事を書いた記者がクラシックにどれだけ精通しているか疑問ですし、あまり真に受けるような記事ではないのではありませんか? 大して考えもせずに音楽監督という言葉を使ったか、その方が格好がいいからという編集部の方針だったかは量りかねます。
佐渡裕は、題名のない音楽会その他いろいろな番組に出演したり、辻井伸行と何度も共演したりしてテレビで見る機会も多いですし、吹奏楽の指揮などもして、若い人たちもよく知っているので、大衆的なニュース性はあると思いますよ。ウィーンのネームヴァリューというのはもちろんあるでしょうが、ウィーンでなくてもニュースにはなったでしょう。これは、日本のクラシック音楽をめぐる文化的土壌というほどの問題ではなくて、メディアと大衆の問題だと思います。いわゆるブランド志向ですね。音楽に限ったことではないですし、日本に限ったことでもないように思います。たとえば、テレビの美術番組を見ていればわかりますが、多くの局で類似の番組があるのに、取り上げられる画家はゴッホとかモネとかルノワールとかフェルメールのくりかえしですよ。クラシックを少し聞く人なら、ウィーンだ、ベルリンだというレヴェルにとどまると思います。そういう傾向というのは、大衆レヴェルで見れば、程度の差はあれヨーロッパにもあるもので、メディアは大衆に合わせているだけです。音楽界そのものでも、名前と興行成績はいつも結びついています。サヴァリッシュがミュンヘンの国立歌劇場の音楽監督だったとき、若い歌手を育てようとしていたのですが、途中で劇場監督が交代して、ほかの世界の歌劇場と張り合っていくには、主役にはスター歌手を呼ばなければダメだということになって、結局サヴァリッシュはやめてフィラデルフィアに行ってしまいました。日本の新国立劇場でも、オペラの主役は外国人歌手が多いようですし、主要なオーケストラの首席指揮者も外国人ですね。日本人音楽家のレヴェルがいまだにそこまでいっていないということもありますが、同時に、その方が集客効果があるのも事実なので。
ドイツには各地方に一流のオーケストラがあって、特に各州の放送交響楽団は能力が高いです。ザールラントの名前が出ていますが、ザールブリュッケン放送交響楽団がスクロヴァチェフスキーと録音したブルックナー全集などは立派なものですし、ヘッセン、シュトゥットガルト、フランクフルトの放送交響楽団も同様です。新しく設立されたオーケストラにも優秀なものがあります。しかし、名前ではなく実力で評価、鑑賞できる人が多くなければ、日本での認知度も低くなりますし、ニュースにもなりにくいですね。
佐渡裕のコンサートの批評がそろそろ出るころだと思ってオーストリアの新聞を見てみたのですが、批評は一紙にしか出ていませんでした。それほど深く切り込んだ批評ではなくて、紹介と、無難に肯定的な批評です。前任者のオロスコ=エストラーダが、佐渡裕よりはるかに若いながらこのオーケストラの水準を挙げたと評価されていますから、最初のコンサートではまだ判断ができません。その点については、「そこかしこに見られた不鮮明さは、今後の両者の関係が密になれば取り除かれるだろう」と書かれていましたので、万全の出来というわけではなかったようです。
オロスコ=エストラーダとトーンキュンストラーの演奏が、少しですがYoutubeに上がっています。たしかに表現力は向上しているようです。ただ、管楽奏者一人ひとりの能力や、弦のアンサンブルの甘さなどを見ると、まだまだ物足りなさは残りますね。


就任したころのオーストリアの新聞記事では、全く名前が知られていないこの佐渡裕って誰だ、と書かれていました。就任会見では、このオーケストラを世界のトップレヴェルに引き上げたいみたいなことを言いていたようです。まあ、これはたいていの新任指揮者が言うことですから構いませんが、プログラムに関しては、意外にもウィーン古典派に集中するつもりらしく、果たしてウィーンで評価されるかどうかが不安なところです。小沢征爾がモーツァルトやブラームスをやっても、結構厳しく見るがいますし、ニューイヤーを指揮したときは、リハーサルの合間に第2ヴァイオリン奏者の一人に呼ばれて、ウィンナーワルツはそういう風に指揮してはいけない、と注文を付けられたそうですよ。結局本番では元の通りに振ってしまったので、ニューイヤーにはもう呼ばれないのではないかとも言われています。ウィーンは怖いところですから、何が起きるかわかりません。
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この回答へのお礼

こんにちは。

>読売、朝日、日経などを見てみましたが、今回のコンサートのニュースはないようですよ。>大衆紙だから騒いでいるだけなのでは? 
NHKは、このニュースを大々的に取り上げておりましたよ(^^)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151003/k100102 …
来年の5月には、このオケを率いて、凱旋演奏会を開くとのことです。


>重みを持ってくるのは音楽監督ではなくて音楽総監督(Generalmusikdirektor)という>名称ですね。これは歌劇場などでのことです。
かつて、オーストリアの音楽総監督にベームやカラヤンがなった。この役職は名誉職らしいですが、凄い肩書ですね。


> オロスコ=エストラーダとトーンキュンストラーの演奏が、少しですがYoutubeに上がって>います。たしかに表現力は向上しているようです。ただ、管楽奏者一人ひとりの能力や、弦>のアンサンブルの甘さなどを見ると、まだまだ物足りなさは残りますね。
日本での知名度は低くても優秀なオーケストラは多数存在しますので、滅多なことはかねないと思いまして、質問を投稿する前にこの演奏は聞きました。
佐渡裕のPVもどきの動画も一応Checkしました。
CDもオロスコ=エストラーダ指揮の物で幾つか出しているようですね。
CDで出すよりも、一曲、1ユーロぐらいでダウンロード出来たり、○○日の演奏を有料でダウンロードできるようなサービスを展開したほうがいいのかもしれない、なんてちょっと思いました。


回答、ありがとうございました。

お礼日時:2015/10/03 17:42

No.1です。



>ウィーンフィルやウィーン交響楽団の音楽監督、首席客演指揮者に就任した、または、客演でウィーン国立歌劇場でオペラを指揮し大絶賛を博したというのならば、凄いと思うのですよ。

それなら、日本人指揮者に限らずすごいことですよ。「超」が3つぐらい付く「一流」の達成度ですよね。それと比較して「たいしたことはない」というのは、あんまりですよ。

>日本人の音楽監督、首席指揮者ですが、名門に限れば、小澤征爾、若杉弘、小林研一郎になるのでしょうね。
>あとは、ドルトムントの大町陽一郎、ハーグの岩城宏之といったところになるのでしょうか。

 おそらく、大野和士氏のザグレブ・フィル(クロアチア)、カールスルーエ州立歌劇場、ベルギー王立モネ劇場、リヨン歌劇場や、上岡敏之氏のヴッターバール交響楽団、ザールラント州立歌劇場などは「マイナー」なのでしょうね。

 ヨーロッパは、日本と違って、各地域に独自の文化が存在し維持されています。ウィーンやベルリンだけが文化都市というわけではないところが「歴史」「伝統」なのだと思います。
 CDで聴けるところが「一流」「名門」で、それ以外は「二流以下」「亜流」であると、「レッテル」や「コマーシャル」で判断してしまう日本が「三流以下」なのかもしれません。「本場」「本物」を知らない、見分けがつかないということで。私も含めての話です。
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この回答へのお礼

再回答、ありがとうございます。

No.3のTastenkastenさんのご指摘の通り誰もが望んでこのポジションにつけるわけではないので、もちろん、「凄いことである」ということを前提にしての話です。

> おそらく、大野和士氏のザグレブ・フィル(クロアチア)、カールスルーエ州立歌劇場、ベルギー王立モネ劇場、リヨン歌劇場や、
>上岡敏之氏のヴッターバール交響楽団、ザールラント州立歌劇場などは「マイナー」なのでしょうね。
「だから、この産経の記事の扱い方はおかしいのではないか」というわけです。
ウィーンというネームヴァリューに踊らされているだけではないか。


反論ではないのですが、
> ヨーロッパは、日本と違って、各地域に独自の文化が存在し維持されています。ウィーンやベルリンだけが文化都市というわけで>はないところが「歴史」「伝統」なのだと思います。
というのは、すこし言い過ぎなのだと思います。
日本の地方地方で、その地に根付いている伝統芸能や文化・習俗は大切にされ、それを保存・維持していこうという動きはありますし。
ただ、日本には外来のクラシック音楽を守り、育てようという文化的土壌がないだけだと思います。
クラシックだけを特別扱いするというのも妙な話なのですが、こうした文化的土壌を育てていくことが大切なのだと思います。

お礼日時:2015/10/03 11:45

いよいよ、


世界的に有名な「楽友協会」の大ホールで
活動開始ですね。

素敵です、
日本のスターが
世界に羽ばたいたのです。

107 年の歴史を持つ
オーストリアの最も重要な演奏団体の一つです。

2013年11月6日(現地時間)、
新音楽監督として佐渡裕が就任することを発表。

9月(2015-16シーズン)より契約期間3年。

https://www.tonkuenstler.at/de/japanese.../tonku …

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/201 …
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この回答へのお礼

質問前に、ウィーン・トーンキュンストラについて少し調べましたし、多少のことは知っているんですよ。
ヤルヴィは有名ですが、過去の首席指揮者の名前を見たところ、知名度は低い。
前任者のアンドレス・オロスコ=エストラーダという指揮者の名前をご存知ですか?
私は、今日、はじめて知りました。

ですから、質問いたしました。
実際、このオーケストラはどの程度の実力を有するオーケストラなのかを知りたい。
と同時に、ウィーンという名前、ブランド故に話題になっただけなのではないか。
日本人の本物志向(?)故に・・・。
であるとしたら、我々は舶来品信仰を未だ有しており、クラシック音楽を自身のものとして消化しきれていないのかもしれない。
そういう問いかけでもあるわけです。

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2015/10/02 19:16

そりゃあ、すごいことでしょう。

ウィーンで日本人指揮者が指揮すること自体。しかも客演ではなく音楽監督。

>わざわざニュースで取り上げるほどの大きな出来事なのでしょうか。
 ニュースは日本向けなので。日本にとっては大きなことでしょう。

>ヨーロッパでは地方地方に100年以上の歴史を有するオーケストラが存在しており
 このオーケストラもそうですよ。本拠地はザンクト・ペルテン。
 もし「オーストリアで5本の指に入るオケストラ」と言ったら、すごくないですか?
  ・1907年に第1回演奏会 ~まだハプスブルク王朝の時代ですね。
  ・1913年にシェーンベルク作曲「グレの歌」を初演
  ・2003~2009年にはクリスティアン・ヤルヴィが首席指揮者
 他のヨーロッパの地方都市も含め、日本人の音楽監督・首席指揮者は現在、そして歴代何人いますか?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3 …

http://www.tonkuenstler.at/home/en/
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この回答へのお礼

ウィーンフィルやウィーン交響楽団の音楽監督、首席客演指揮者に就任した、または、客演でウィーン国立歌劇場でオペラを指揮し大絶賛を博したというのならば、凄いと思うのですよ。

日本人の音楽監督、首席指揮者ですが、名門に限れば、小澤征爾、若杉弘、小林研一郎になるのでしょうね。
あとは、ドルトムントの大町陽一郎、ハーグの岩城宏之といったところになるのでしょうか。
思いつくところですと、これくらいでしょうか。他にもいらっしゃるのかもしれませんが・・・。

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2015/10/02 18:48

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Q佐渡 裕さんのCDで・・

先日、あるテレビ番組で初めて佐渡裕さんを知りました。
テレビから流れたわずかな曲でしたが、とても興味を持ちました。
そして、とても心がほっとしました。私の希望としては、寝る前に聞きたいのですが、おすすめがあれば教えていただけませんか?

Aベストアンサー

佐渡裕氏は指揮者ですので、
自分で曲を作っているわけではありませんし、
ポップス・ロック系と違って
自分専用の曲があるわけでもありません。
ですから、他の人が同じ曲を演奏している場合もあります。
曲名がわかったら、他の人の演奏を探してみるのもいいかも知れませんよ。

寝る前に聴ける静かな曲が収録されたCDとしては、
次の3つが該当するかと思います。

↓こちらはエリック・サティの作品集です。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/151027#

↓これはフランスの有名なオーケストラ曲を集めたもの。
残念ながら試聴ができませんが。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1914857

↓こちらはマーラーの交響曲第5番。
全体は激しい曲ですが、第4楽章は静かで美しい曲です。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1777191

いかがでしょうか?

Qドイツ音楽、オーストリア音楽の違いとは?

日本では、
ドイツ・オーストリア音楽と一括りで語ることが多いように思いますが、
 ベートーヴェン VS ハイドン、モーツアルト、シューベルト
あるいは
 ブラームス VS ブルックナー
と対比しますと、
ドイツ音楽とオーストリア音楽は、かなり違っているように思えます。

ドイツ音楽は構成的なのに対し、オーストリア音楽はメロディアスである。
ベートーヴェンやブラームスとは違い、上記4人のオーストリア系の作曲家はメローディーや主題なんかはすぐにいくつも浮かんだに違いない♪
誰だか忘れましたが、「ブラームスにはメロディーや主題と言えるべきものはない」なんてことを言っていた人もいたように覚えております。

また、
ドイツ音楽の音色、響きはよく言えば重厚、悪く言えば、厚化粧の女のように厚ぼったく聞こえる。対してオーストリアの音楽は澄んでいると申しましょうか、透明度が高いような印象を受けます。
誰が言ったのかは忘れてしまいましたが、
ブラームスは、音や音色、響きに対して鈍感と言いますか、音色・響き音痴であり、この部分に関して彼は頭で作曲せざるをえなかった、
といったような内容をどこかで読んだ記憶があります。
また、
オーストリア系の作曲家は音そのものに対して本能的な歓びを感じる、
といった話を読んだり聞いた記憶もあります。
どちらの話もクラシックの作曲家によるものだったと思いますが…。


もっとも、バッハやヘンデルのようなバロック期、R.シュトラウスのような作曲家もドイツにはいますので、ドイツ音楽と単純に一括りできないのでしょうが、シューマンの交響曲やワーグナーの楽劇などをダサいと言いますか、垢抜けしていないように聞こえますし、そう感じられます。

そこで、お尋ねします。

 1 ドイツ音楽とオーストリア音楽の違いとは? 何が異なるのか?
 2 何故にドイツ音楽とオーストリア音楽はかくも違うのか? その理由は?


「いやいや、オーストリア音楽という分類がおかしいのだ。これは、オーストリア、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、イタリアの一部というハプスブルク帝国の枠組みで考えるべきなのだ」
「いやいや、ベートーヴェン、ワーグナー、ブラームスの毛色が変わっているだけなのだ」
「プロテスタント VS カトリックだ」
などなど、自由な視点、観点からの回答も大歓迎です。

学生の頃から長年抱きつづけている疑問です。
ヨロシクお願いいたします(ペコリ)。

日本では、
ドイツ・オーストリア音楽と一括りで語ることが多いように思いますが、
 ベートーヴェン VS ハイドン、モーツアルト、シューベルト
あるいは
 ブラームス VS ブルックナー
と対比しますと、
ドイツ音楽とオーストリア音楽は、かなり違っているように思えます。

ドイツ音楽は構成的なのに対し、オーストリア音楽はメロディアスである。
ベートーヴェンやブラームスとは違い、上記4人のオーストリア系の作曲家はメローディーや主題なんかはすぐにいくつも浮かんだに違いない♪
誰だか忘れましたが...続きを読む

Aベストアンサー

えーと、今、時間的余裕があまりなく、国家や民族についてはややこしくなるので、できれば簡単に済ませたいと思っております。私としては、音楽の性格を考える場合、政治的な地図と文化的な地図の両方を考えなければいけないと思います。政治的な地図から、ドイツ的、オーストリア的とは何かと問えば、疑問が出てくるのは当然と思います。ただ、この二国に限らず、そもそもこの世界に、混じりけのない純粋な文化というのは無いでしょう。オーストリアの場合、民族的にはいろいろなルーツがある上、ハンガリーやチェコなど、東欧からの移民が入っています。当然いろいろな文化があるわけですが、それらを吸収、融合した独特な文化をオーストリア文化ととらえてかまわないと思います。日常的にも、言語や生活習慣に、隣国の文化の影響を感じます。民族的なルーツの一つとして、ケルトを考える人もいまして、私の師も、ケルトの音楽を研究していました。すでに書きましたが、実際、民族音楽に関しては、ドイツとオーストリアではかなりの違いがあります。そして、ドイツには当然ドイツの事情があり、ベースとなった文化、影響を受けた文化は、オーストリアとは当然性格を異にします。明確な線引きはできないとしても、オーストリアから南ドイツにかけてと、それ以北の地域とでは、文化、言語、気質などにある程度はっきりした差があるという印象を持っています。そして、作曲家が異国に移住したとしても、やはり生まれ育った土地の気質というのは変わらないもののようです。さらに、ある作曲家の国籍がドイツであったとしても、たとえば両親がポーランドから移住してきたような場合には、やはりどこかポーランド的なものを受け継ぐものなので、ドイツ的な作曲家とみなすわけにはいきませんね。
また、「ドイツ・オーストリア音楽」と呼ぶ場合は、音楽伝統が形成された地域について言っているわけで、分けて考えようとするときは、「ドイツ的な音楽」「オーストリア的な音楽」と、音楽の性格や内容そのものが問題となりますので、純粋に音楽上の特徴を比較して考察する必要があります。そのあたりも明確にしておかないといけないと思います。
オーストリアが自国の音楽文化について紹介するときは、やはり、ハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブルックナー、マーラーなどを自国の作曲家として紹介し、そのうえで、多くの作曲家の活躍の場となったということで、ベートーヴェンやブラームスの名前を出します。オーストリアの人たちは、自分たちはドイツ人とは違うという意識、特にウィーンでは「ウィーン的なもの」へのこだわりがあるようなので、ドイツの作曲家に対しては、微妙な距離は保っているかもしれません。自分たちはドイツ人とは違う、という意識は結構持っています。
気質の違いを一つ上げると、例えば、ドイツ人と話をするときは、こちらの言うことをちゃんと聞いて、正面から答えてくれるのですが、オーストリア人の場合は、ジョークではぐらかされることが多く、聞きたいこともなかなか聞き出せないことがあります。
それから、気質の違いと関係があると考えられるのは、ドイツでは、娯楽的な音楽と芸術的な音楽が結構乖離していったのではないかということで、オーストリアはこの点では、もう少しゆるいかなと思います。あの、新ウィーン楽派の三人も、ヨハン・シュトラウスのワルツを編曲して、自分たちで演奏したりしているのが面白いところですね。
ちょっと脱線しますが、オーストリアは多民族国家だったので、異文化に対しても柔軟なのか、私の知り合いたちはみな、緑茶や寿司が好きで、一緒に食事に行くとなると寿司屋へ行こうとするので、迷惑しました。日本人にとっては、向こうの寿司はそんなに食べたいものではありませんから。
また話が飛びますが、私は普段あまりブルックナーを聴かないので、少し聞き直して見ました。時間の都合で、ごく一部ではあるのですが、やはり、ドイツの作曲家のように、有機的に展開しませんね。フレーズがいつも偶数小節のグループで割り切れていて(笑)、細切れで、静かな部分が長くて、音が薄くて、盛り上がるかと思うとしぼんでしまう。音の薄さは、明らかにオルガンの書法からきていると思います。オルガンならば、音符の数が少なくても大きな音が出ますし、ストップの選択で、オクターブ、2オクターブ上下の音も一緒に鳴らすことができます。しかし、オーケストラで2声部だけだと頼りない。第1番と第8番を少し聞いて、どうもピンとこないので、一番良い印象が残っている第7番を少し、久しぶりに聞いてみましたが、やはりこんなに静かな曲だったのかと今更ながらに思いました。メロディアスという点では、第1や第8よりずっといいのですが、メリハリが少ないので、時々我慢が続かなくなります。ブルックナーについて書くには、版の問題も含めて、もっとしっかり聞き込んでからでないとダメそうです。
今ちょうど用事があって、オーストリアの友人にメールを書こうとしているところです。今日書けるか、明日になるかわかりませんが、ついでに、ドイツ音楽、オーストリア音楽をそれぞれどのようにとらえているか聞いてみましょうか。お知らせするのに数日かかると思いますし、例によってはぐらかされるかもしれないのですが、それもまた一興ということで。

えーと、今、時間的余裕があまりなく、国家や民族についてはややこしくなるので、できれば簡単に済ませたいと思っております。私としては、音楽の性格を考える場合、政治的な地図と文化的な地図の両方を考えなければいけないと思います。政治的な地図から、ドイツ的、オーストリア的とは何かと問えば、疑問が出てくるのは当然と思います。ただ、この二国に限らず、そもそもこの世界に、混じりけのない純粋な文化というのは無いでしょう。オーストリアの場合、民族的にはいろいろなルーツがある上、ハンガリーやチ...続きを読む

Q佐渡裕のウィーン・トーンキュンストラーの音楽監督就任って、凄いこと?

【ウィーン=共同】オーストリアのトーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に9月に就任した指揮者の佐渡裕さん(54)が1日、ウィーンでコンサートに臨んだ。就任後初めて。ブラームスの交響曲第4番などを熱演し、満席の会場から大きな拍手が湧いた。

http://www.sankei.com/west/news/151002/wst1510020042-n1.html

というニュースが出ておりました。

ウィーン・トーンキュンストラーの名前くらいは聞いたことがありますけれど、このオーケストラが実際、どの程度の、どれほどの実力を有したオーケストラなのか、さっぱりわかりません。

そこで質問いたします。

このオーケストラは、どのようなオーケストラなのでしょう。
ヨーロッパでは地方地方に100年以上の歴史を有するオーケストラが存在しており、このことは、わざわざニュースで取り上げるほどの大きな出来事なのでしょうか。
音楽の都・ウィーンというネームボリュームのために、ニュースになっている(・・?

教えてください。
よろしくお願いいたします。

【ウィーン=共同】オーストリアのトーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に9月に就任した指揮者の佐渡裕さん(54)が1日、ウィーンでコンサートに臨んだ。就任後初めて。ブラームスの交響曲第4番などを熱演し、満席の会場から大きな拍手が湧いた。

http://www.sankei.com/west/news/151002/wst1510020042-n1.html

というニュースが出ておりました。

ウィーン・トーンキュンストラーの名前くらいは聞いたことがありますけれど、このオーケストラが実際、どの程度の、どれほどの実力を有したオーケ...続きを読む

Aベストアンサー

こんにちは。
もう二度と御質問が見られないかと思っておりました。仕事中ですが、今度お目にかかるのはいつになるかわからないので、回答しないわけにはいきませんね。
正直に言うと、少し回答しにくいところがあるのです。日本には佐渡氏の熱狂的なファンがたくさんいますので、水を差すようなことが書きにくいのです。佐渡氏に限らず、また音楽に限らず、日本のマスコミは、日本人の世界的活躍をあまりにも手放しでセンセーショナルに扱い、ネガティヴな情報は絶対出しません。それどころか、日本人として自画自賛するためには、あらゆる誇張を惜しみません。誰かがコンクールで優勝すれば、ほかのコンクールを無視して、世界で最も難しいコンクールと報道します。聴覚障害の作曲家(誰だかわかりますね)が交響曲を発表して話題になれば、交響曲は最も作曲するのが難しいジャンルと報道します。限られた関係者しか裏の事情は分かりません。今回の件がそうだとは言いませんが、おめでたいだけのお祭り騒ぎのことも多いのです。そういうときに少しでも批判的なことを言うのが許されないのが、日本のクウキです。しかし、最初にあまり無節操に褒めてしまうので、その反動で、あとで悪い面が見えてきたときの叩き方がまた極端です。
トーンキュンストラーは何度も聞いていますし、楽員の中には友人もいます。レヴェルのことを言うと、ウィーンの主要なオーケストラ、ウィーン・フィル、ウィーン交響楽団、ウィーン放送交響楽団や、リンツを拠点にするブルックナー管弦楽団などと比較すると、少し落ちます。もちろんウィーンのオーケストラですから、それなりに音楽性はありますが、8年前の最後の滞在の折、楽員の友人から招待状をもらってベートーヴェンの荘厳ミサを聞きに行ったとき、やはり弦のパワーがほかのオーケストラよりだいぶ落ちると思いましたし、指揮者があまり有名な人ではなかったこともありますが、全体的にあまり強い印象が残りませんでした。ウィーンにも本拠はありますが、位置づけとしてはローカルなオーケストラに近いと思います。トーンキュンストラーは、古典の正統的な曲の演奏はもちろんしますが、軽音楽や新作の演奏も多く、どちらかというとオールマイティーのオーケストラといえます。佐渡氏のレパートリーを見れば、その辺でマッチするところがあったとも考えられます。ですので、企画などの点でそれなりの成果を出すことは考えられます。そういう意味では、佐渡氏に合ったオーケストラといえなくもありません。
オーケストラのレヴェルは、古さとは必ずしも関係がありません。運営者の手腕や経済的基盤、首席指揮者の能力その他によって浮き沈みがあります。少し前、別の日本人指揮者がスイス・ロマンド管弦楽団を振っているのを聞きましたが、アンサンブルはかなり乱れていました。このオーケストラももうじき創立100年で、知名度も高いですが、ほかの世界的なオーケストラと比較すると、レヴェルは一段低いです。
トーンキュンストラーは、経済的な基盤も、ほかのオーケストラから比べると規模が小さいと思います。歴代の指揮者には、大指揮者といえるような人があまりいません。四代前の指揮者、カルロス・カルマーは、ウィーンの音楽大学で教えていましたが、あまり魅力はありませんでしたし、指揮者としての知名度はほとんどありません。その次のクリスチャン・ヤルヴィは、今度N響を指揮することになったパーヴォ・ヤルヴィの弟ですが、能力は比べものにならず、国際的な知名度もそれほど高くありません。友人の楽団員も評価していませんでした。ヤルヴィの時代に日本に来日し、友人の招待で再び聞きましたが、演奏は記憶に残っていません。おそらく、報酬の高い超一流の指揮者は呼べないのが実情だと思います。それに、芸術にお金が出なくなっているのは、日本に限らず世界共通で、ウィーンも例外ではありません。数年前には、トーンキュンストラーよりレヴェルの高い放送交響楽団が、解散の危機に見舞われました。
海外のオーケストラで首席指揮者を務めた指揮者は、実は結構います。佐渡裕は、テレビなどを通じて顔も名前も広く知られていたので話題になりましたが、日本で話題にならない人もいます。コンクールなどで華やかにデビューしたかどうかなども、報道の興味の程度を左右します。佐渡氏の場合は、フランスのラムルー管弦楽団(トーンキュンストラーより古く、知名度も上です)の首席だったことや、数年前にベルリン・フィルを指揮したことも注目の原因になっています。ベルリン・フィルへの客演は、楽団のシステムとして、楽員ひとりひとりが個人的に興味を持った指揮者を推薦できるようになっており、たまたま一楽員が、ヴィデオで佐渡氏を見て気に入って呼びたいと言ったことからきています。NHKですぐにドキュメンタリーにしましたが、リハーサルはかなり固い雰囲気で進んでおり、演奏会後の楽員へのインタビューで、首席フルート奏者のエマニュエル・パユが、佐渡さんはもっと自分の考えを明確に伝えた方がよかった、と述べていました。しかし、これらのキャリアがあったから今回の就任につながったのだと思います。
あまり書くべきではないかもしれませんが、日本のオーケストラの楽員の一人から、佐渡裕は楽員たちから全然相手にされていない、と聞かされたこともあります。もちろん、指揮者とオーケストラの団員の間には一定の距離、緊張関係があり、簡単にほめる楽員はいませんが、本当に感心する指揮者ならそれなりに敬意を払います。ベルリン・フィルのリハーサルを見ていても、少し威厳に欠けていましたし、英語とドイツ語のまぜこぜの中で、also、also(つまり・・・、つまり・・・)を頻繁に口にして、これでは楽員から軽く見られるのでは、と思いました。
海外で活躍する日本の指揮者には、ここまでに出ているほかにも、たとえば大野和士のような人がいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%87%8E%E5%92%8C%E5%A3%AB

同じ世代では、広上淳一の方が佐渡裕よりも音楽的能力は上です。この人も海外でキャリアを積みかけていたのですが、突然全ポストを辞任してしまいました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E4%B8%8A%E6%B7%B3%E4%B8%80

就任を報道すること自体は、特別なことではないと思います。オーケストラは、首席指揮者や音楽監督が代わるときは記者会見を開きますし、就任後最初のコンサートはやはり注目されます。思うに、ウィーンのネームバリューだけでなく、佐渡裕のネームバリューもニュースになる原因でしょう。
あまりいいことを書きませんでしたが、だれもがあのようなポストに就けるわけではありませんし、佐渡氏には、純粋な音楽的能力とは別の部分にも強みがありそうなので、それはそれで必要とされるわけです。

たまにはこのように、こちらにもお越しください。
ではでは。

こんにちは。
もう二度と御質問が見られないかと思っておりました。仕事中ですが、今度お目にかかるのはいつになるかわからないので、回答しないわけにはいきませんね。
正直に言うと、少し回答しにくいところがあるのです。日本には佐渡氏の熱狂的なファンがたくさんいますので、水を差すようなことが書きにくいのです。佐渡氏に限らず、また音楽に限らず、日本のマスコミは、日本人の世界的活躍をあまりにも手放しでセンセーショナルに扱い、ネガティヴな情報は絶対出しません。それどころか、日本人として自画...続きを読む

Qドイツ音楽、オーストリア音楽の違いとは? Part2 (Part2になったのは俺のせいじゃない)

今回のリニューアルにともない、
1/27以前に投稿された質問が一定期間すべて締切済にされてしまったので、
マイページの機能を使って、それまでに投稿された私の質問への回答の中からベストアンサーを選びました。
その後、何時間か経過したら、「教えて!goo」登録者の質問は回答できるような状態に復活したじゃありませんか。
これでは、ネムネコさんが可哀想じゃないですか(アニメ『ログホライズン》のミノリの真似)。

ということで、
質問「ドイツ音楽、オーストリア音楽の違いとは?」
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8894274.html
の第2弾です、Part 2です。

前回の質問に寄せられた回答の数が増えるにしたがい、
ドイツ、オーストリアの民族、宗教、風土、文化、近隣諸国との地理的関係などなどの違いと諸要素が複雑に絡み合い、
その結果、
ドイツ、オーストリアの音楽に顕著な違いが生まれたことがあきらかになったように思います。
この2ヶ国の音楽性の違いは、単に音楽という一分野で考えるべきでも、論ずるべきものではないのでしょう。

ということで、
前回の質問の続きです。

 1 ドイツ音楽とオーストリア音楽の違いとは?
 2 この違いは、なぜ、生まれたのか?
 3 これぞドイツ音楽の真骨頂、オーストリア音楽の精髄の一曲(これを聞けば両者の特徴の違いがすぐわかる曲)

などについて質問させていただきます。


前回の質問の回答番号12をご覧になられればすぐにお気づきになられると思いますが、
youtubeなどの動画サイトのリンク先を一つだけ回答に張り付けますと、
これまでとは異なり、リンク先ではなく、動画が回答に埋め込まれます。
 ───何かスゲェ~と思うのは私だけか(ポリポリ)───

リニューアルによって新たに加わったこの新機能を是非とも使ってみたいという方は、
動画のリンク先を一つだけ貼り付けてください。
2個以上になると、この新しい機能を回答に取り込むことができないようですので♪


ドイツ音楽礼賛であろうが、
「ドイツの音楽は辛気臭くていけない。音楽の都はウィーンだし、オーストリア音楽こそ世界最高!!」、
「何を言っているんですか、イタリア音楽こそ最高。イタリアのオペラに勝るものはない♪」
といった回答もお待ちしております。
できましたら、
この根拠になる曲を挙げて欲しいと思います。
何曲でも構わないのですが、
一曲、しかも、youtubeなどの動画のリンク先を貼り付けますと、
回答に動画が埋め込まれ、見栄えのよい回答になるようです。


皆さんの回答を心よりお待ちしております。
よろしくお願いします(ペコリ)。

今回のリニューアルにともない、
1/27以前に投稿された質問が一定期間すべて締切済にされてしまったので、
マイページの機能を使って、それまでに投稿された私の質問への回答の中からベストアンサーを選びました。
その後、何時間か経過したら、「教えて!goo」登録者の質問は回答できるような状態に復活したじゃありませんか。
これでは、ネムネコさんが可哀想じゃないですか(アニメ『ログホライズン》のミノリの真似)。

ということで、
質問「ドイツ音楽、オーストリア音楽の違いとは?」
https://os...続きを読む

Aベストアンサー


もうお分かりだと思いますが、ウィーン古典派の成立には、やはりオーストリア人の音楽性と伝統、フランスやイタリアの要素を巧みに受け入れる能力が必要だったのだと思います。だから「ウィーン古典派」でいいんですよ。フルトヴェングラーは、「音と言葉」の中で、やはり、バッハ、ヘンデル、ベートーヴェン、ブラームスをゲルマン的な作曲家と呼んでいます。日本ではごっちゃになったままですが、やはりゲルマン的なものとオーストリア的なもの、プロテスタント的なものとカトリック的なもの、という系統はあるということで、ねこさんの感じていたことに帰り着いたわけです。
ただ、さっきもお話ししたように、モーツァルトまでのオーストリア的なものと、シューベルト以降のオーストリア的なものは、若干意味が違うように思います。グラウトの「西洋音楽史」に書かれていたように、18世紀は世界主義的な時代だったと思いますが、ウィーン古典派はベートーヴェンでいったん終結して、そのあとはまた国ごとに多様化していったと思います。モーツァルトにおいては、オーストリア的なものが、国際的な視野の中で生かされていましたが、シューベルトになると、むしろ、ローカルな意味でのオーストリアが浮かび上がってきます。
フルトヴェングラーがベートーヴェンやブラームスについて言った「即物主義」という考え方も、ドイツではさらに発展して、ヒンデミットやヴァイルなどの作曲家が出たことはもうお話しした通りです。ドイツの作曲家は、色彩などよりも形式にこだわりました。ドイツの音楽が重厚でオーストリアの音楽が清澄だという印象は、必ずしもいつも言えることではないと思いますが、ブラームスの重厚さは、やはり北ドイツ的なものだと思います。でも、ブラームスはイタリアに旅行していますし、南国的といえる性格の曲もちらほらみられます。

さて、こんなところでどうでしょう。まだ書き残したこともあるように思いますが、参考文献を見ていると、いろいろな見方もありますし、バッハとハイドンの間の時代の作曲家がかなり未知なこともわかりました。本来、大論文にふさわしいテーマで、これ以上、中途半端な調査で書き続けるよりも、もっと知りたいことがたくさん出てきました。ねこさんも、私と一緒に、また更にいろいろなものを聴いたり読んだりして、考察を深めてください。

あとはコメントをいただいて、補足が必要ならします。


もうお分かりだと思いますが、ウィーン古典派の成立には、やはりオーストリア人の音楽性と伝統、フランスやイタリアの要素を巧みに受け入れる能力が必要だったのだと思います。だから「ウィーン古典派」でいいんですよ。フルトヴェングラーは、「音と言葉」の中で、やはり、バッハ、ヘンデル、ベートーヴェン、ブラームスをゲルマン的な作曲家と呼んでいます。日本ではごっちゃになったままですが、やはりゲルマン的なものとオーストリア的なもの、プロテスタント的なものとカトリック的なもの、という系統は...続きを読む

Qオーラの泉3月29日放送分 佐渡裕さん出演の回で

 「オーラの泉」(3月29日(大阪)放送分)指揮者の佐渡裕さん出演の回をビデオ録画して見ていたのですが、最後のところで録画が途切れてしまい見ることができませんでした。
 江原さんが「この番組を批判する人もいるけれども、色々な経験を積んできた人なら、なるほどなと思ったり、生きる勇気を得たりできるものなんです。」とおっしゃったところで、ぷつりと切れてしまいました。一番感動的なことをおっしゃっているところで聞きたいお話が聞けなかったので残念でした。
 もし、放送をご覧になられた方がいらっしゃいましたら、具体的に江原さんがその後、何をおっしゃったのかと、最後に出てくる美輪さんの言葉がどんなものだったのかを教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。 

Aベストアンサー

そのあと江原さんが「闇を知らない人、苦しみを知らない人には
理解できないんです」と言い、美輪さんが
「野次馬などどうでもよろしい。何を書かれても見なければ、
読まなければそれは存在しないのも一緒のこと。
それよりも私利私欲ではなく人の為になっている、揺ぎ無い信念
があれば・・・とっても楽です」のようなことを言って、それを受けて江原さんが
「世界共通して【権威の崩壊】が進んでいる、それは天の意思だと思う
いい地位にあれば、とかこれだから大丈夫、これだから安心というのは
もうない。自分の心の目で判断しなければならない」
と言って、また佐渡さんの前世での話に戻っていきました。

美輪さんの言葉は
「目の前にいる人を救うために何ができるか考える
神様の目をまっすぐに見つめて胸を張れる生き方
それが揺ぎ無い信念」
でした

Qウィーン国立音楽大学

ウィーン国立音楽大学

来年の春日本のとある私立音大受験を受験するのですが困ったことがあります。
レッスンの先生に受験校に受かって1年位したら、休学してウィーン国立音大に留学するのが良いと言われたのですが、果たしてそのようなことはできますか?
そのレッスンの先生はウィーン国立音大とも関係があるので、絶対留学できない状況ではないのですけど...
日本は大学2つ以上掛け持ちダメとかも聞いたことあるので不安です。

立て続けで悪いのですが、もう2つ同じ関連で質問があるのでここに書きます。

ウィーン国立音大はドイツ語で授業と聞いているのですが、留学した方はどのように語学を勉強されたのでしょうか?

それから、1年間辺りの費用(学費はもちろん、生活費など分かれば)が分からないので教えてください。

Aベストアンサー

とても失礼なことを書きますが、心配するポイントが何か違う気がします。
休学して留学する人、たくさん居ます。もちろん2重学籍が禁止のところは多いのですが、
休学中はOKなところも多いのではないでしょうか。内の大学でも、音楽関連ではありませんが、
休学して中国に留学、とか言う人もたくさんいます。
語学に関しては、行く前に語学学校等、言ってからも日本人の習える語学学校で勉強される方が多いようです。
海外に行って自然と語学が身に付くと言うのは嘘です。勉強しないと喋れるようにはなりません。
費用はちょっと分かりかねますが、日本にいるよりかはいるでしょうね。

で、こんなことよりまず心配するべきは、自分の能力・実力の面ではないのでしょうか?
留学って、もちろん望んでするものですが、試験とかあるんですよ。
もちろんドイツ語で試験を受けなければなりませんし、ピアノとか歌とか、それ相応の能力が必要です。
その辺りをまずは心配するのが普通なのでは?
コンクールなんかでバリバリ入賞されてて、自他共に認める能力があるようでしたら、失礼いたしました。

Q佐渡裕さん指揮曲の楽器の名前を教えてください

佐渡裕さんの ブラスの祭典2からです。
1「プレリュード、フーガとリフス」のプレリュードの出だしの音は何の楽器ですか?
2「プレリュード、フーガとリフス」のフーガの出だしの音は何の楽器ですか?
3「プレリュード、フーガとリフス」のリフスのピアノが流れてしばらくしてから主旋律が流れますが、その音の楽器は何ですか?
4「オリンピック・ファンファーレ&テーマ」の最初によく響く高い音と、最初から20秒後ぐらいに響く低いボーンボーンという音の楽器は何ですか?
5「2つの交響断的章第一楽章」の出だしで響くボーンボーンという低い音と、ボーンボーンという音の合間に響く高い管楽器の音(鉄琴?の音ではないほう)は何の楽器ですか?
6「2つの交響断的章第2楽章」の出だしの打楽器だけ流れた後に聞こえる楽器の音は何と何と何ですか?

Aベストアンサー

こんにちは。

1 トランペット。最初の4小節を、第1、第2トランペットがオープン(弱音器なし)で演奏した後、第3~5トランペットが、ハーモン・ミュートという弱音器をつけて演奏しています。
2 低音がバリトン・サクソフォン、フーガのテーマがテナー・サクソフォンです。
3 通常の、B♭管のクラリネット。
4 トランペットとホルン、一番高い音はトランペット。低音は、トロンボーン、チューバ、バス・ドラム(大太鼓)。オリジナルの管弦楽版では、バス・ドラムではなくティンパニーを使っていますが、吹奏楽の編曲では、バス・ドラムを使った編曲が多いようです。
5 低くボーンボーンと響くのは、トロンボーンです(間にティンパニーが入っています)。その間の管楽器は、トロンボーン以外の金管楽器で、高い音はトランペットです。それとは別の高い打楽器の音は、鉄琴(グロッケンシュピール)だけではなく、チェレスタ、チューブラー・ベル、シロフォン、マリンバ、それにフルートも重なっています。
6 打楽器の直後は、金管楽器の全奏、そのあとすぐに木管楽器もすべて加わります。

以上、御参考まで。

こんにちは。

1 トランペット。最初の4小節を、第1、第2トランペットがオープン(弱音器なし)で演奏した後、第3~5トランペットが、ハーモン・ミュートという弱音器をつけて演奏しています。
2 低音がバリトン・サクソフォン、フーガのテーマがテナー・サクソフォンです。
3 通常の、B♭管のクラリネット。
4 トランペットとホルン、一番高い音はトランペット。低音は、トロンボーン、チューバ、バス・ドラム(大太鼓)。オリジナルの管弦楽版では、バス・ドラムではなくティンパニーを使っていますが、...続きを読む

Q音楽と哲学、音楽の解説、音楽と自然科学、その他音楽に関する論文

音楽に関してさまざまな視点から考察をした論文で、お勧めのものはありませんでしょうか。

わたしは、音楽をカッコイイといった次元とは異なった次元で考えてみたくなった者です。たとえば、音楽理論を数学的に、あるいは、心理学的に考えてみると、どのようなことがいえるのだろうかということを考えています。音大生等ではありませんので、なかなか興味深い論文を探し出すこともできません。

音大生、音楽専門学生、また音楽に詳しい方は、今までどのような興味深い論文を読まれましたか。教えてください。よろしくお願いします。

なお、ジャンルは不問です。

Aベストアンサー

 
 1
 
── 婦人はかつて唄を唱いピアノを弾くことを禁止されたことがある
だろうか。にもかかわらず、なぜ女性は作曲をしないのであるか。また
作曲をしても、その作品がなぜ不朽ではないのか。メービウスは音楽史
上に見出されるすべての女性作曲家の名を苦心して集めてみたが、その
長い人名簿のうちで、これはと思うのは、クララ・シューマンとファン
ニー・メンデルスゾーンとコロナ・シュレーターの三人だけであった。
しかもクララはその夫によって、ファンニーはその兄によって、またコ
ロナはその友ゲーテによって、それぞれ有名になったにすぎない。
── クレッチマー/内村 祐之・訳《天才の心理学 19820118 岩波文庫》P196-7
 Mobius, Paul Julius 精神医学 1853‥‥ Duitch 1907‥‥ 54 /
 Kretschmer, Ernst  精神病学 18881008 Duitch 19640208 75 /
 
 2
 
── クレッチマーは梅毒が脳にある程度の刺激を与えたため、脳髄に
破壊がおこらない時期には天才を促進することになったのではないかと
想像する。(略)ウォルフの創作を検討してみると、一八八八年までは、
一八七五-七八年ころに、いくらかの作品はあるが、独創的ではないし、
一八七九年以来、四年間はほとんど、まったく作品がなく、一八八三年
には一曲、一八八四年から八五年の間はゼロである。
── 宮城 音弥《天才 19670220 岩波新書》P078-080
 
 3
 
 堀内 敬三《明治音楽百年史 19680930 音楽之友社》によれば、初めて
日本の音楽(新内・俗曲など)を聴いた、お雇い外人の音楽教師たちは
「この民族は永遠に西洋音楽を理解できないだろう」と嘆いたそうです。
 
 その後140年たって、たしかに西洋音楽は日本に定着しましたが、
日本人の作曲で、欧米に輸出された作品は、あまりにも希少です。
 つまり、われわれが思うほどに西洋音階を掌握できなかったのです。
 
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1409684
 
 4
 
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1657834.html
── アラン/宗 左近・訳《音楽家訪問 1927-1965 白水社》
 Arland, Marcel   作家   18990705 France 19860112 86 /“新世紀病理論”
 
 上記の本は(いま手もとにないのですが)24人の音楽家を訪ねて、
それぞれの“調性”に関する架空の対話を著しています。
 わたしには、とても退屈でしたが、参考書としては有効かと思います。
 

 
 1
 
── 婦人はかつて唄を唱いピアノを弾くことを禁止されたことがある
だろうか。にもかかわらず、なぜ女性は作曲をしないのであるか。また
作曲をしても、その作品がなぜ不朽ではないのか。メービウスは音楽史
上に見出されるすべての女性作曲家の名を苦心して集めてみたが、その
長い人名簿のうちで、これはと思うのは、クララ・シューマンとファン
ニー・メンデルスゾーンとコロナ・シュレーターの三人だけであった。
しかもクララはその夫によって、ファンニーはその兄によって、またコ
ロ...続きを読む

QCD

学校で吹奏楽部に入っています。そこで、なにかCDを買おうと思っています。
何かお勧めのCDとかってありますか?

また、チューバの人がジャズのCDを出していると聞いたのですが、これについても教えてください。

Aベストアンサー

 テューバのジャズのCDは、いろいろでています。
 そのなかで、私の最もお薦めはサミュエル・ピラフィアン(Samuel Pilafian)。サム・ピラフィアンと呼ばれたりもします。エンパイア・ブラスという金管五重奏団のメンバーでしたので、そのCDでも音を聞くことが出来ます。彼の演奏は、とにかく陽気。テューバとはこんなに楽しい演奏が出来るのかと驚いてしまいます。

お薦め盤
・Travelin' Light
・Makin' Whoopee [LIVE]
・Christmas With Travelin' Light

 吹奏楽のCD全般に関してですが、最近は全体的な演奏水準がかなり向上しています。インターネットで海外の吹奏楽団のCDを簡単に入手することが出来るようになりました。また、日本の社会人吹奏楽団が、アマチュアとは思えないほどの豊かさと高い水準を備えた演奏をするようになりました。

私のお薦めは、
演奏団体としては、
 トルン聖ミカエル吹奏楽団
 オランダ海軍バンド
 ブリーズブラスバンド(金管バンドです) 

指揮者としては、
 ハインツ・フリーセン
 山下一史
 佐渡裕

あと、日本のアマチュアの吹奏楽団でも、素晴らしい団体が数多くあります。
 大阪府立淀川工業高等学校吹奏楽部(コンクールでの演奏は特に素晴らしい)
 東海第四高等学校吹奏楽部
 浜松交響吹奏楽団
 土気シビックウィンドオーケストラ
 
ということで、お薦め盤
・交響曲第1番「指輪物語」(ハインツ・フリーセン指揮トルン聖ミカエル吹奏楽団)
・エクスカリバー(上村和義指揮ブリーズブラスバンド) 
・「淀工吹奏楽部 青春の軌跡1」(丸谷明夫指揮大阪府立淀川工業高等学校吹奏楽部)


吹奏楽のCDを探すなら
バンドパワー
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/
MUSIC STORE
http://www.musicstore.jp/
ブレーン
http://www.brain-music.com/
Amazon.com
http://www.amazon.com

 ちなみに、1の方が勧めている「ローマ三部作」の小澤盤は、私も本当に素晴らしい名演だと思います。

 テューバのジャズのCDは、いろいろでています。
 そのなかで、私の最もお薦めはサミュエル・ピラフィアン(Samuel Pilafian)。サム・ピラフィアンと呼ばれたりもします。エンパイア・ブラスという金管五重奏団のメンバーでしたので、そのCDでも音を聞くことが出来ます。彼の演奏は、とにかく陽気。テューバとはこんなに楽しい演奏が出来るのかと驚いてしまいます。

お薦め盤
・Travelin' Light
・Makin' Whoopee [LIVE]
・Christmas With Travelin' Light

 吹奏楽のCD全般に関してですが、最...続きを読む

Q失敗=イライラ=さらに失敗=さらにイライラの悪循環

先日、アコースティックピアノ購入について相談させていただいたものです。
5歳(早生まれ)の娘がヤマハの幼児科2年目に通っています。
やたらとノーミスにこだわるようになり、音をはずしたかどうかだけでなく、指番号や強弱がうまくいかなかっただけでも、怒ります。
ミスをした後もとりあえず曲の最後まで弾いたほうがいいよ、と言ってあるので最後まで引きはするのですが、イライラした感情があらわになってしまいます。
イライラしているから余計ミスが出るし、それがまたイライラを増加させ、引き終わった後は大泣きです。
「うまく弾けてたよ!」とか「最後まで通せたね」といっても逆に怒らせてしまいます。
悪循環ですし、疲れ果ててしまうようです。
疲れていればやっぱりうまく弾けないし、休ませようと楽器から引き離すとまたさらに泣きます。
基本的にはおっとりした穏やかな気質の子でピアノ大好きと言っていますが、練習中はとても楽しそうには見えません。
親としては、うまくなくてもいいから楽しく長く続けてほしいのですが、こんなことが長続きするのでしょうか?
共働きで、下の子もおり、あまり練習にぴったりつきあってあげられないこともあるのかもしれません。
それでも最後まで弾いたのが聞こえたら沢山ほめてますし、かわいいシールを買ってきて間違えてもいいから通して弾けたら好きなのを貼っていいからね、など工夫をしているつもりなのですが…。
せめて、失敗=イライラ=さらに失敗=さらにイライラの悪循環にならないために、良い方法は無いでしょうか?

先日、アコースティックピアノ購入について相談させていただいたものです。
5歳(早生まれ)の娘がヤマハの幼児科2年目に通っています。
やたらとノーミスにこだわるようになり、音をはずしたかどうかだけでなく、指番号や強弱がうまくいかなかっただけでも、怒ります。
ミスをした後もとりあえず曲の最後まで弾いたほうがいいよ、と言ってあるので最後まで引きはするのですが、イライラした感情があらわになってしまいます。
イライラしているから余計ミスが出るし、それがまたイライラを増加させ、引き終...続きを読む

Aベストアンサー

 ああ、こういうタイプのお子さん、確かにいますね~。ウチ(教室)でも、初見だから間違えて当然なのに、間違えると泣き出してしまうコ、います~。

 「うまくなくてもいいから」なんておっしゃらないでください~。こういうコは上手くなる可能性がありますよ~~。普通間違えても知らん顔~なコが多いですからw ノーミスにこだわる。いい事ですよ~。なにより本人がきちんと楽譜通りではない事に気が付いているのですから、とても素晴らしい事です。

 あとは失敗→イライラ~の連鎖が止められればですね。これが難しいですねw

 NO1の方のおっしゃる通り、部分練習が一番です。が、やっぱり皆さんこれが苦手ですね。

 こういう手はいかがでしょう?

 通して弾いた時、間違えたところに付箋をはる。2回目も同じ所で間違えたら色の違う付箋を貼る。

 この、2枚貼られた所だけ1~2小節、10回弾いて、間違えなくなったら付箋を1枚剥がす。さらに5回弾いて間違えなかったら付箋を剥がす。1枚だけの所は10回でた~ぶ~ん~大丈夫でしょう、同じように剥がしていく。
 1日で全部剥がさなくていいので、例えば今日は2枚貼った所だけ、次の日は1枚の所だけ、と分けてもいいでしょう。
 直った、と思っても次の日には戻っている事が多々あります。が、同じように貼っていけばすぐに直るはず。一人で貼れなければ、summerlandさんがはってあげて下さい。

 で、通し練習で2日間違えなかったら、かわいいシールをはっちゃう!(1日では貼らないで下さい。念のため~とか言えば納得してくれます。)

 子供って覚えちゃうと楽譜を見なくなります。いくら先生が書き込んでも見てくれなければ意味がない~と思い付いたのがこの付箋作戦ww 片方しか止まらずにヒラヒラしているので、イヤでも目が行くようで、全部は直らなくてもいくつかでも弾けるようになります。また、見た目にも減っていくのも嬉しいようで、少しは部分練習とか、そこに来たら注意して弾く効果があるようです。

 この案が合うかどうかは、お子さんによってなので一概には言えませんが、一つの手段としてお試し下さい~。

 ああ、こういうタイプのお子さん、確かにいますね~。ウチ(教室)でも、初見だから間違えて当然なのに、間違えると泣き出してしまうコ、います~。

 「うまくなくてもいいから」なんておっしゃらないでください~。こういうコは上手くなる可能性がありますよ~~。普通間違えても知らん顔~なコが多いですからw ノーミスにこだわる。いい事ですよ~。なにより本人がきちんと楽譜通りではない事に気が付いているのですから、とても素晴らしい事です。

 あとは失敗→イライラ~の連鎖が止められればです...続きを読む


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