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先から言われていた中国元のSDR参加ですが、日米が反対しているので、参加国全ての承認が必要という性質上五年後まで見送られるだろうと思っていました。
が、それを簡単に覆しての参加発表、とても驚きました。反転して日米が了承たしのかと思ったのです。

しかし今日の配信ニュースを見ると米議会がラガルドを痛烈に批判しているそうで、わけがわからなくなりました。やはり日米は態度と方針を変えてはいないという事ですか?ラガルドが再任と保身のために勝手に決定したという事なのでしょうか。

世界経済について詳しくないのでこれから先の展開が読めません。このまま日米が何もしなければ元・ユーロと共倒れだと思うのですがどうでしょう?IMFを日米が脱退という可能性はありませんか?またその場合新たなIMFのような組織を二カ国が主体になって立ち上げ、ユーロ圏と中国を遮断という事態は有り得ますか。素人ゆえ的外れかもしれませんが、詳しい方、「きっとこうなっていくだろう」という推測も含めて詳細を教えていただけませんか?よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>「きっとこうなっていくだろう」という推測も含めて詳細を教えていただけませんか?



先ず、資本主義社会圏と独裁国家圏という事を頭に入れておくことです。
『自由化』という事です。
中国は、不動産、金融、株式・・・等共産党が牛耳っていますね。これ『自由化』になりますか?
共産党が発表するGDPにしろ株式にしろ世界が真面に信用していませんよね。
(信用しているというよりは、ヨイショしていると言った方が適切かもね?日本の新聞、テレビ、日経達?(過去にもAIIBに乗り遅れるなーと言っていましたよね)
いま、AIIBは沈没しかけている。

人民元の特別引き出し権(SDR)構成通貨への採用が決まりましたが、IMFの「自由利用可能通貨」という概念は、単に通貨取引で一定量以上、使われていることを意味するだけで、人民元が自由な市場で取引され、価格が自由に変動することを意味していない。

人民元には中国政府による制約が多いという問題もありますし、今は変動相場制の時代であり、変動相場の中で人民元が『自由』に使われるかどうか、それが、真の『国際通貨』であるかどうかのメルクマール(指標)になるのではないですか?
(変動相場になったら共産党は元のコントロールが出来なくなる?)困るんじゃない
かな?

資本取引の『自由化』は、一党独裁の社会主義体制のままでは基本的には無理ですね。
となると、人民元もこれ以上の国際化はなかなか望めないということですか?

もしかして、AIIBに参加させたのも世界を牛耳っている人達が(グローバル資本)
中国を利用するだけ利用して、利用できなくなると、サっと資本を引き上げるかもね?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

債権の無格付けなど、おいおいな状況になっていて失笑レベルなAIIBですが、それでもイギリスなどは突っ走ってしまうのでしょうかね。どちらだろうなあ、と思っていたのが「中国あんま好き勝手すんなや」で大国間でクギさしとく、というのと、ご意見の通り

「しゃぶりつくすだけつゃぶりつくしたろwww」

なのかなあと…特にイギリスですが…(笑)

おっしゃる通り、一党独裁で国がガチガチに手前勝手に管理している元はどうあがいても国際通貨にはなり得ません。なのにIMFはSDRへと採用してしまったので、経済に政治入ってきちゃったよ、と個人的には混乱している状態です。既に崩壊のきざしがありありと見えている中国を、欧州の傀儡として飼い慣らしたいのかEU…と。もしそんな腹積もりなら特定アジアナメすぎだよ皆さん、としか…(苦笑)

日本は望まない隣国として無理矢理にこれら問題の国と付き合ってきていますからどんなもんかどんな心理で行動するのかがわかってますが、多分欧州、それ以外の遠い人達は三国ひっくるめて「黄色い☆タ」なのかなあ。そこまで甘くはないんですけどね。

もう少し調べてみます。ありがとうございました。

お礼日時:2015/12/10 20:04

"日米は態度と方針を変えてはいないという事ですか?"


    ↑
もはや中国の力を無視出来ない、という
ことでしょう。

欧米は、特に欧州は、売春などでも、禁止しないで
認めておいて、管理するのが合理的だ、という
考え方をします。
戦争でも、話し合いで解決など出来るはずがないから、
戦争になった場合のルールを定めておこう、として
国際法が欧州で発達したわけです。

中国も同じで、世界二位、実質購買力では、世界一の
経済大国を野放しにするのはまずい。
世界経済の枠組みに取り込んで、
管理下においた方が合理的だ、という判断があった
のだと思われます。

なんといっても、世界二位の経済力は無視できませんし、
近い将来、アメリカを追い越す、という見解も
有力です。


”このまま日米が何もしなければ元・ユーロと共倒れだと
思うのですがどうでしょう?”
    ↑
中国経済が崩壊し、ユーロが空中分解すれば
そうなるでしょう。

そうはさせじと、ユーロは元を頼り、あるいは利用
する腹だと思います。
事実、ギリシア危機では、中国が援助しています。

元だって、ユーロを利用、頼る、という計画は
あるのではないですか。
中国経済が傾いたとき、借りがあるユーロは
元を援助するかもしれません。


”「きっとこうなっていくだろう」”
     ↑
中国次第ですね。
経済成長を続けることが出来れば、元はドルと
並ぶ基軸通貨になるでしょう。

経済成長が止まったら、それで中国は
終わりになるかもしれません。

そうならないように、中国はひたすら大きく
なっていく政策を採り続けます。

例えば一帯一路計画です。
中国から中央アジアを通り、中東に入って
欧州に到るコース。
南沙諸島を通り、インド洋を通過して、
アラビア湾に入り、欧州に到るケース。

これを元で埋め尽くして、大中華経済圏を
構築しようとしています。
南沙諸島や、インドネシア鉄道の強引な契約
AIIBなど、総てこの構想の一環です。

そうはさせじと、日米はTPPで対抗します。

今のところは、中国の攻勢が目立ちます。
何しろ、あそこは独裁国家で、民意など無視
することが可能です。
だからスピーデーだし、経済学的に正しいことが
できます。

その点は有利ですが、独裁故、国内政治が不安定
です。

どこかでポシャると思うんですけどね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>特に欧州は、売春などでも、禁止しないで認めておいて、管理するのが合理的だ、という考え方をします。

この、「欧州は中国を管理するつもりなのだ」という考え方をよく拝見します。

でもあの中国が他人の言う事聞きますか?(笑)

と、こうツッこみめいた図星を考えるのは日本だけで、他の国はまったくわかっていないのでしょうかもしかして…
案の定、「一年あるんだからちゃんと変動制に移行してね」という釘に「それは時間かかっちゃうもんね」とのれんで返しています。欧州はアボガドバナナかと…

ああ、でも結局、お答えいただいた内容が殆ど的を射ているのかもしれませんね。一年後に中国が存在しているかどうかすら怪しいと思っている私からすれば「随分ユーロ圏の皆さんはのんきでお気楽なんだなあ…」なのですが、存外政治や経済の檜舞台でもこんなものなのかもしれませんね。

とても勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2015/12/04 17:52

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