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仏教は中国に広がり、中国から朝鮮半島を経て日本に伝わったと教わりました。
また、儒教は中国で生まれたと教わりました。

現在の中国のチベット、ウィグルへの弾圧などを見ていると、なぜ仏教や儒教の教えが浸透していた国で、こんなことがおこるのかな?と思ってしまいます。

中国は共産主義の国になったから、仏教や儒教が国民に浸透しなくなったのでしょうか?
それとも、国民は今でも仏教や儒教への教えを大切にしているのでしょうか?

私は、仏教や儒教について、ほんの少しの知識しか持っていませんが、中国の考えと仏教と儒教では、大きく違うような気がしてなりません。

中国、仏教、儒教をあまり知らなくて、幼稚な質問かもしれませんが、お教えいただけましたら助かります。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (8件)

一概に中国人と言っても多くの地方、民族の寄り集まりです。


例えば、
 秦は支那大陸西方に起源を有する王朝
 元はモンゴルに起源を発する王朝
 清は今の東北地方(満州)からシナ大陸全体を統一した王朝
であり、その歴史は、長期政権の後堕落して体勢が弱まったところを違う民族が征服するという「易姓革命」の歴史です。
民族が違えば思想、生活様式も違うように、仏教、儒教など時の征服者の考え方一つで変わってしまいます。
それに、違う民族の国を征服するわけですから、そのまま被征服者を野放しにしていれば、すぐに反乱を起こされる恐れがありますので、被征服者は上から王族、貴族から一般庶民に到るまで殺さなければ安心できません。
この辺りが日本人の常識では受け入れられないところです。
今のチベット人虐殺、ウィグル人虐殺などは、このような中国の歴史の延長に過ぎません。
ところで質問者様は「焚書坑儒」という言葉を知っていますか?
秦の始皇帝が、儒教に関する書物をすべて燃やし、儒教を唱える人を生き埋めにしたという故事に因んでいます。
思想弾圧、残虐さは中国大陸の国の伝統です。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
中国人といっても、多くの国、民族のより集まりなのですね。
中国の支配者の交代は、違う民族が征服する歴史なのですね。よく知りませんでした。
違う民族の国を征服するので、支配者は上から下まで殺してしまったのですね。信じられないくらい多くの人たちを殺してしまったのでしょうか。
「焚書坑儒」という言葉、知りませんでした。
儒教を唱えいる人を生き埋めにするのですか。残酷な話です。
いろいろお教えいただきありがとうございました。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/11/01 20:43

欧米のキリスト教文化に比べて日本人て「無宗教」と言われますよね。


葬式と結婚式の時だけ信者になる。2年参りは神社でもお寺でもどちらもありだし、神社で葬式あげる人いないしね。
ぐちゃぐちゃでしょ? 大して信じてないからです。
中国の無宗教って日本の無宗教と同じです。
観光でお寺に行けば大きな線香を買って奉納したり、「にわか信者」になるんですけど、普段は対して意識していません。
日本で「気功」とか「Dr.コパの風水」とかって全部中国文化と思われてますが、いや、多分そうで、だれでも知っているんですが、そんなもん本気で信じている中国人、いないですよ。
あの現金主義の中国人が、そうでしょ??

で、日本がなぜ今だに相当本気で仏教、儒教に根ざした民度、教養を身につけているのか?
コレはですね、日本に入ってきた宗教はすべて「武士道」の中の一つの教義として定着したからなんです。

「武士道」という3文字で「日本文化」のすべてが説明できてしまうんですよ。たとえば「刺し身」ですらです。
調べてみてください。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
日本人が仏教や儒教に根ざした民度、教養を身につけているのは、武士道のなかの教義として定着したからなのですね。
武士道に関しては、前にNHKの番組で見た程度の知識しかありませんが、すばらしい教えだと思いました。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/11/01 20:32

"なぜ仏教や儒教の教えが浸透していた国で、こんなことが


おこるのかな?と思ってしまいます。"

キリスト教の教えが浸透している国が4000万のアフリカ人を
奴隷として輸出し、大儲けしています。
原爆を落とした国も、愛を説くキリスト教の国でした。
現在、儒教が最も浸透している国は韓国ですが
ベトナムでの虐殺はまだ記憶に新しいです。
つまり、仏教、儒教なんてのは関係無い、ということです。


”中国は共産主義の国になったから、仏教や儒教が国民に浸透しなくなったのでしょうか?”
     ↑
社会主義になって、儒教や仏教は悪い思想だ、という
ことで排斥されたことがあります。
「批林批孔」運動といいました、林彪とともに孔子まで
批判され、孔子像は破壊され、あるいは石を投げられ
ました。


”国民は今でも仏教や儒教への教えを大切にしているのでしょうか?”
     ↑
仏教は10%、道教などの土着宗教は40%
ぐらいと言われています。
現代の中国人の若者は、儒教に関心がありません。
そのためか、中国人のモラル崩壊を懸念した政府が
盛んに儒教教育を初めています。

私に言わせれば、国民の前に共産党の幹部を教育しろよ
です。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
奴隷として輸出された人たちは4000万人もいたのですか。すごい数です。
宗教とは関係ないのですね。4000万人もの奴隷を輸出して大儲けしてもキリスト教の教えに反しないという理屈があったのでしょうか。原爆も愛をとくキリスト教の国が落としたのですからひとい話だと思います。
韓国がベトナムで虐殺したということは知りませんでした。
文化大革命で需要を批判していたのに、今度は儒教教育をはじめたのですね。
確かに、共産党の幹部の教育が先のように思えてきました。
いろいろお教えいただきありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/11/01 20:27

仏教や儒教と中国国家の残虐性は関係ないように思えます。

中国の歴史書や三国志をみれば中国人が如何に野蛮な民族かわかります。
統治の仕方が変わっています。
頂点に皇帝、それを支える宦官、士大夫は特権階級です。士大夫は庶民を殺してたり財産を略奪しても罪は問われません。朝鮮の両班も同じ特権階級でした。今の中国は共産党員という士大夫が権力を握っています。庶民には選挙権もなく家畜のような人民(少数民族を含み)です。家畜の主人である共産党は家畜を殺して食べても当たり前です。共産党には宗教的考えはまったく影響しません。彼らの考えることは権力の維持と経済的富を収奪することだけです。
権力の維持には少しでも反意を抱く人間は見せしめとして殺すことが効果的です。少数民族は武装警官と言う殺戮専門部隊に弾圧されています。これだけで野蛮国の資格十分です。北朝鮮も同じです。ただ北朝鮮は共産主義を標榜をしていますが金一家という王朝です。世襲制をとれば北朝鮮、世襲制を廃止したのが中国です。我々は何百年前の国家を目の当たりに見ているのです。歴史の教科書に書いてある中国や朝鮮を見ているのです。

中国の革命は権力が腐敗したとき天の命により政権を倒し新しい政権が生まれるということを信奉してきました。ということは権力者は反乱勢力を常に恐れるわけです。共産党といっても同じです。中国には暴力(人殺し)で権力を手に入れるわけですから、権力維持のために暴力を用いるのです。これは中国の宿命です。呪われた宿命です。

儒教と中国王朝の関係は濃厚です。漢は儒教の徳のある者が政治を行う教え、人間に序列を付ける根拠を与えました。一旦皇帝になれば最も徳のある者とされ、下位の者は逆らえません。逆らうことは不徳ですから処罰(死)を受けます。共産党は儒教の徳の代わりに共産主義を当てたのです。儒教や仏教の他者を思いやる仁や慈悲の教義がない故共産党中国は凶悪化しているのです。

現中国は中国の歴史の中の悪の部分に西洋の共産主義という悪を結合した世界史上最凶悪の国家なのです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
中国は、支配するものが共産党に変わっただけで、昔と変わっていないのですね。
共産との考えることは、権力の維持と経済的富を収奪することだけを考えているのですね。
これでは、資本主義の国よりはるかに不平等な国のように思えます。
いろいろお教えいただきありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/11/01 20:10

共産主義思想と宗教はそもそも両立しません



少なくとも、マルクスさんは宗教はアヘン(麻薬)だと言ったほどですから、基本的には宗教に関しては非寛容的です

中国でも、かの文化大革命の時代には宗教的施設や遺物や文化財などを集中的に破壊し尽くしていました
別にチベットだからウィグルだからという理由ではありませんでした
当時は、共産主義の理想を追求すれば必然的に宗教的なものは排斥の対象になっただけです <-文革主導者が扇動したという側面もあるけど

で、そう言った一連の動きと昨今のチベットウィグル問題とは、少し状況が異なります
それらの地域で宗教に対する圧迫が行われているのは、それらが単に人々の信仰を集める対象だけに止まらずに
人権や自由を求める民衆の求心力ともなり得るからです

宗教的な指導層が社会そのものの指導層とも重なる例も多いし、知識層でもあることも多い
その為に、民族問題を効果的に押さえ込む為の一つの方法として宗教的なものへの圧迫という手段が執られます

その一方で、中国中央では拝金主義の蔓延や道徳の崩壊に対する一つのアンチテーゼとして、仏教や儒教といった
既存の宗教・思想の再評価が行われています

まぁ全ては、共産党支配を今後も永続させるための手段や方法として、外に対しては宗教を押さえ込み、内に対しては宗教を推奨するという、非常にご都合主義の定型的な事例とも言える

とりあえず何かの参考になるだろうかな
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
文化大革命のときと現在のウィグル問題とは違うのですね。
文化大革命のときは共産主義の理想を追求すれば、宗教的なものは排斥する対象となって、今は宗教が人権や自由を求める求心力となりうるから、そうなると政府が困るから弾圧するのですね。
中国中央ではは金主義の蔓延や道徳の崩壊に対する一つのアンチテーゼとして仏教や儒教という宗教や思想が再評価が行われているということを、初めて知りました。
外に対しては主教は押さえ、内に対しては宗教を推奨するというのは、ほんとうにご都合主義だと私も思います。
いろいろお教えいただきまして、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2013/11/01 13:36

めちゃめちゃ簡単に解説しますね。



仏教といっても、ヒンドゥー教の混じったものが、始めにインド⇒ウイグル⇒満洲⇒朝鮮⇒日本に、口語的に伝えられました。


のーまくさんまんだーばーざらだんせんだーまーかーろーしゃーだーそわたーやーうんたらたーかんまん

※長いですが、漢字で書くと南無不動明王です。

一方、前漢の時代に、中国に仏教マニアが居て、法師と云われました。
※三蔵法師などが有名です。
彼らはインドなどから、漢字に写本して持ち帰りました。
これが、中国から直接日本へ伝わります。


南無阿弥陀仏

呪文のように聞こえるかも知れませんが、ただの名前です。
※のーまくが南無にあたります。

儒教とは、血族を重んじる宗教です。
日本で言うと「家制度」のようなものです。

漢民族が残虐なのは、昔からそういうものとしか良い様がありません。
日中戦争が残虐視されてますが、真相は、中国共産党の仕業です。
今まで4000年もやってきた、伝統風習です。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
中国には4000年も昔から残虐な風習があったのですね。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/01 11:26

>中国の考えと仏教と儒教では、大きく違うような気がしてなりません。



原子爆弾を開発し、広島や長崎の非戦闘員を大量殺戮したのはキリスト教徒ですが、非戦闘員無差別殺戮行為がキリスト教の教えであるというわけではありません。

現在の中国人民軍がチベットなどで殺戮行為を繰り返しているからと言って、それが仏教や、道教や、儒教の教えだと考える根拠もないのです。


実際、中国共産党は共産主義として信仰を禁じていますが、仏教寺院が上海などの大都会にもあって、坊主がおって、善男善女がお参りするところを見ることができます。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/01 11:21

遥か昔、空海(すみません、ど忘れしました)?だったかが、大陸に渡り、


中国にある2つの宗派全てを受け継いでしまった。
宗派は一子相伝のため、その後受け継ぐ僧侶がいなくなり、衰退したと聞いた事がありますが…。

儒教は韓国で生きてますね。


少ない知識、もしかして間違ってたらすみません。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。

お礼日時:2013/11/01 11:15

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