
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
これは偏西風帯(中緯度)に限っていえることです。
西岸の場合、海上を吹く強い偏西風の影響が強くなり、年中、海洋性気候(湿潤で気温の年較差は小さい)に近い状態になっています。一方、東岸は障害物の多い陸上を偏西風が吹き抜け、上空を除いてかなり弱いものとなっています。従って季節風の影響の方が強くなり、夏は海洋性気候、冬は内陸性気候の影響を受けるわけです。南米大陸やアフリカの例は偏西風帯ではなく、逆の熱帯偏東風(貿易風)帯のことでしょうから、逆となるわけです。
#1が挙げられた海流についてはほとんどこうした恒常風による吹送流ですから、矛盾する回答ではありません。
この回答へのお礼
お礼日時:2004/07/04 10:02
くわしい回答をいただき、ありがとうございました。偏西風、貿易風の影響であることがよくわかりました。海流は、恒常風による吹送流であるということですから、地球上を吹きぬける風と海流の関係もふまえて、整理ができました。
No.3
- 回答日時:
#1さんの「海流」ならば、西岸のほうが影響が大きいです。
基本的に北半球の海流は「右まわり」で、北太平洋のメジャーな暖流は黒潮。メジャーな寒流は「カリフォルニア海流」。
千島海流なんかは、日本でこそ影響が強いですが、世界規模でみればマイナーな海流です。
北大西洋海流は、大西洋の西岸から高緯度でヨーロッパのほうに向かうわけで、むしろ北米大陸に影響のある海流です。
ユーラシア大陸から東岸に位置する日本の状況を考えていただくと、夏は黒潮方面からの季節風、冬はシベリア方面からの季節風と、暑さ寒さを増幅する季節風にさらされてますから、イメージしやすいのではないでしょうか。
そもそも、内陸ほど温度差が大きいものです。砂漠など、一日の温度差が何十度です。
偏西風地域では温度差の小さい「海風」ですから、安定します。
No.1
- 回答日時:
海流の影響でしょう。
ユーラシア大陸東岸は、北極方面から千島海流(寒流)が流れ込んでいます。
西岸の方は赤道の方から北大西洋海流(暖流)が流れ込んでいます。
南米大陸西岸にはペルー海流(寒流)、アフリカ大陸西岸にはベンゲラ海流(寒流)が南極から流れ込んでいます。
そして南米大陸東岸にはブラジル海流(暖流)、アフリカ大陸東岸には南赤道海流など(暖流)が、赤道から流れ込んでいます。
この回答へのお礼
お礼日時:2004/07/03 23:17
さっそく、回答をいただき、感激しています。
海流の名前もくわしく教えていただけて助かりました。
本当にどうもありがとうございました。
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