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日本人は礼儀正しいといいますが、(実際にどうであるかは別として)それは何が影響しているのですか?
自分は寛政異学の禁の影響があるのかなと思っています。
ご意見お聞かせください。

質問者からの補足コメント

  • 皆様回答ありがとうございます。
    ~心という回答が多いですが、その心は宗教だったり文化などから来ているんだと思います。それはなんだと思いますか?

      補足日時:2016/02/11 11:43

A 回答 (6件)

アメリカ留学経験がありますが


留学したときに全く同じ質問を
現地の人にしたことがありました。
そのときアメリカ人は
マスメディアの影響と漫画
そして一緒に働いている日本人の
振る舞いをみてそう思うと言っていました。

それに留学し、色んな外人に
話を聞いた時
外国の人はみんな、日本を美化しすぎているなという印象を受けました。

高2の知識で至らないと思いますが 回答させていただきます。
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ひとつは武士道(儒教道徳)、もうひとつは同調圧力だと思います。



日本は世界的に見て「社会的に異質なものを排除する力」が強い国であると言われています。基本的に「世間の目」が非常に気になる国民性であり、時には法律よりも世間のほうが厳しく個人を罰することがあります。

たとえば、今話題のベッキーを例に出せば、相手の男性は妻帯者なのにそれほど(社会的に)罰せられず、相手の妻は状況的にほぼ間違いなく犯罪者(LINEを盗み見たり、それを公開するのはあきらかに違法)なのに罰を受けず、不倫をしたベッキーだけが異常なほど制裁をうけています。
イギリスの新聞がこれを取り上げて「男尊女卑だ」としたようですが、男尊女卑よりも世間の同調圧力(この場合は、不倫して明るくふるまっているなんておかしい!許せない!)のほうが大きく作用しているといえます。

日本人はこれらの圧力から「世間様に向かって顔向けできないことはできない」という意味での「恥の文化」があり、「いつでもどこでも常に、正しい行動を心掛ける」ようになっているのです。

そしてもう一つは武士道による儀礼の問題です。

これもよく言われることなのですが、日本人は欧米人に比べて「笑わない」し、フレンドリーな挨拶をしない、と言われています。実はこれは日本人だけでなくアジア人は比較的そうであると言われています。

欧米人は目が会うとすぐに笑いあいます。アメリカ人などはエレベーターのような密室で肩が触れ合うぐらいだとよく声をかけあっています。まったく見知らぬ人同士でもそうです。

これは実は欧米流の「敵意がないことの証明」なのです。目が合う、というのは世界中どこでも「ガン付けんな」という喧嘩になり得る状態になります。これを防ぐために、欧米ではニコッと笑って「私はあなたの敵ではないです」とお互い確認しあっているのです。
 イギリス人がレディーファーストでドアを開けて待つのも「私は紳士的な振る舞いができる抑制の効いた人間です」と証明している行為ですし、より丁寧な言葉使いも「教育を受けた紳士・淑女ですから、粗暴な振る舞いはしません」ということを表しています。

逆に、というと悲しいのですが、中国人がこのような振る舞いができないのは昔の文化や礼儀を文化大革命の時に全部捨てたから、と言われています。実際に文化大革命当時は教師や富裕者・教養のある人々などが自己反省を迫られ迫害されたため、その後に礼儀が残らなかったから、と言われています。

日本は今でも武士道の礼儀が生きています。武士道の基本は欧米と同様「私はあなたに危害を加えるような人間ではありません」と相手に伝えることが基本であるといえます。でもその「伝え方」が欧米とまったく異なるのです。

たとえば日本人のお辞儀は、相手に首を差し出す形から来ています。刀を帯びている相手に対して、目を伏せて頭を下げたら次の瞬間に胴と頭が切り離されていてもまったく気が付かないでしょう。非常に危ない行為なのですが、あえてそれをすることで「私はあなたを信頼しています」というメッセージを送ることになります。これが様式化されたのが現在の日本のお辞儀であるといわれています。

お辞儀をする、というのは「あなたを認めます(私はあなたの敵ではありません)」ということです。日本人がお辞儀ばかりしているように見えるのは、欧米人の笑顔と同じぐらい「敵意のないこと」をお互いに示しあう文化があるからです。
また大勢の人がいるところでは、さすがにお辞儀ばかりしているわけにはいきません。では大勢の人の中で「わたしは害のない抑制の効いた人間です」と表すためにはどうしたらいいでしょうか。
 その答えが「静かにしていること」です。子供はじっと静かにしていることはできません。つまり「静かにじっとしていること」は訓練された抑制が必要なのです。ですから、日本の公共空間では、外国(特に欧米人)からすると異様なほどに静謐な空間が生まれるのです。

ただ、このような儀礼は中国はともかく、アジアでは比較的多く見られます。たとえば、目上の人や教師など「尊敬を表す態度」というのはアジアには一般的にあり、まず「静かに話を聞くこと」「態度を礼儀に則った型にすること」などが揚げられます。日本での型は気を付けや正座などですが、他のアジアの国では手を見せない、脇の下に挟んで手を見せないようにする、というような型もあります。まるで腕組みをしているような感じになるので日本では「不遜」に見えてしまいますが、その国では、手を自由にしない、というのが抑制の効いた人間の態度であるようです。

日本人が礼儀正しい民族であるか、と言われればそうであるでしょう。少なくともかなり詳細に「礼儀を表す態度や型」が存在し、それを老若男女が心得ている国という点ではその通りです。
 しかし、他国にも礼儀は存在しますし、欧米のほうは日本やアジアの型からすれば少々騒がしい型であるといえるかもしれません。ですから欧米の基準からすれば日本人は静かで落ち着いたとても抑制の効いた民族に見えるのでしょう。
 そして、それが災害時などにはさらに「世間の目」があるために、より正しい行動(こういうときだからこそより正しい行動)を使用とする動機づけも付加されるために、世界から賞賛されるほどの礼儀正しさに映るのであろう、と思います。

また、これらの動機付けは災害の多い日本にとって非常に有利に働いたことも間違いないでしょう。3.11の時に海外の人々がなにより驚いたのは「パニックがどこにも起きない」ということです。
 これらは世間の目という理由で、常に抑制された生活を送っている日本人だからできることであり、逆にもしかしたら、あまりにも未曽有の災害が多い日本だかこそ「世間の目」という抑制訓練が行われるようになったのかもしれません。
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わたしは日本人が「礼儀正しい」というより、伝統文化のある国の国民は皆礼儀正しいと思います。



読まれている皆さんは、日本人の視野で見られていますが、幸いにわたしはイギリス人の妻をもっていますが、彼女や家族と接してしていて、もちろん文化は著しく異なりますが、日本の昭和初期ぐらいまでの文化に、イギリス文化はたいへんよく似ています。

他人や目上の人に対しては常に敬語で話し(英語には敬語はないので、かなり丁寧な英語)、公共の乗り物で出会った人々は、かるい雑談をする。 レディーファーストいうより弱者優先が徹底していて、年長者や婦人若者など、出る順番、入る順番さえおのずときまっています。イギリス人の男性は、こういう作法が子供の時から見つけているようで、考えず自然に出来るようで、わたしも妻の父の前では、人をかきわけてエレベータを降りようとして、周囲から驚いた視線で見られました。

昔の日本には尊び育まれたこれらの礼儀作法は、現在は「なし」に近いです。

もちろん、イギリスは、日本に比較すると安全な国ではありません。外国人移民も多く、みながテレビで見るようなロンドンを中心とした高級街や貴族社会とは、現実は全然ことなりますが、一般的な教養家庭で育った人々は、実に、日本の昭和初期のような礼儀があります。英語もそれにおなじ、丁寧な言い方を複雑に多用して、昔の日本風の「お天気の話(雑談)」をします。

日本人は英語を習うにしても米国英語ですよね。それも、丁寧な英語を習わずに、下世話な英語を自然と身に着けてしまうようです。どうしても日本人は有色人種なので、白人からは対等とみられなくそのような品の悪い英語に触れるか、その日本人が礼儀正しくないのかもしれません。

しかし、米国人でも教養ある人は、イギリス人の妻の前では、ほんとうに、アクセントだけ米国アクセントですが、実に優雅に丁寧英語で話すものです。

日本人は、昔の良い伝統を(敗戦から)、すべて捨てたような印象もします。

もちろんイギリスにも、麻薬が蔓延していて、社会問題になっているのが実態ですが、ほんとに二品性のある人たちというのは、やはり「礼儀正しい」ものです。
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日本人は礼儀正しいといいますが、言い換えれば「羽目を外してくれない」という意味だったりする場合もあります。

それも踏まえて回答しますと、国によっては、近づくことで相手と仲良くする傾向のある人たちが多いですが、日本の人たちは、どちらかというと、距離を尊重することで相手と和平を保とうと考えるからでしょう。

例えば、握手やハグという触れ合いで和平を保とうとする文化や、順番待ちの長い列や公共のベンチで、赤の他人に体を押しつけることで信頼を示す文化もありますが、日本の人たちは、お作法などにおいても、相手と一定の物理的距離を置くことで、和平や信頼を示しますよね。イギリス人などにもそういう傾向があります。

全裸で公衆浴場に入るのに、相手の手にすら触れない。電車がすいてきたら、隣に座っている人から敢えて離れる。違う文化の人には、これが冷たく感じられることもあるようですが、それが日本人というものです。
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「他人のために少しの自己犠牲はいとわない」という集団生活優先の考え方だと思います。


外国人の多くは個人主義なので、これが不思議らしいです。
一個人の見方として、ご参考まで。「寛政異学の禁」は知りません。
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おもてなし。


日本人は意見も言えず、ただ頭を下げる習慣が身に付いてるだけです。
警官の数が他国に対して密度が大きい為。
平和を維持してるのもありますが。
本性はネット中傷でもわかる通り。礼儀知らずが多いのが現状です。
心豊かな人は全国共通ですが。
日本人は立前だけで、心が礼儀正しいとは思ってません。
自国すら愛せないのが現状ですから。
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