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仏映画『太陽がいっぱい』("Plein Soleil") の英語タイトルが "Purple Noon" だと知りました。

"Plein Soleil" は日本語タイトル通り、「太陽がいっぱい」という意味ですが、英語タイトルはなぜ "Purple Noon" なのでしょうか?

そもそも、"Purple Noon" とはどういう意味なのでしょうか?

A 回答 (4件)

直訳:紫色の昼寝

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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。

「紫色の昼寝」は違うと思います。
それに、"noon" に「昼寝」の意味はないと思います。

お礼日時:2017/03/09 20:18

直訳:王侯の最盛期



恐らくはモーリス・ロネ扮するフィリップを比喩する表現でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答をいただきありがとうございます。

確かに、"noon" は「絶頂」とか「最盛期」の意味で使われているのかもしれませんね。
(ただ、その場合は、"the" が通常必要ですが、タイトルですから、あまりこだわらないのかもしれませんね)

あと、私も "purple" は、高貴なものを意味しているのかなと思いました。

ただ、この映画の主役はアラン・ドロン演じるトムですから、タイトルはトムに関連しているのかなと思ったりもしています。

お礼日時:2017/03/09 20:25

直訳:高貴できらびやかな正午/怒りの昼


http://www.dictionary.com/browse/purple
http://eow.alc.co.jp/search?q=turn+purple

以下、ややネタバレ。

「Plein Soleil(太陽がいっぱい)」と同様に、フィリップらが棲む世界であり、闇から抜け出たいリプリーが恋い焦がれた場所であり、そして……。ネット上には「昼間のノワール」などという評も。
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この回答へのお礼

ご回答をいただきありがとうございます。

わざわざ検索して下さってありがとうございます。

purple の definition の中に、

・imperial, regal, or princely
・brilliant or showy

というのがありますが、この二つをあわせているのかもしれませんね。

ところで、

turn purple 「激怒する」
turn purple with anger 「真っ赤になって怒る」

とありますが、英語のネイティブが purple に対して抱いているイメージは、日本人が赤に対して抱いているイメージに近いものがあるのかもしれませんね。

だから、日本人が「紫」と聞くと、どちらかというと落ち着いた印象を受けますが、英語圏の人は purple と聞くと、 flashy な印象を受けるのかもしれませんね。

だから、「高貴できらびやかな正午」とご回答をいただきましたが、「きらめく正午(の太陽)」といった感じなのでしょうね。

ところで、私、『太陽がいっぱい』は3回観ているので、ネタバレ全然、構わないのですが、「昼間のノワール(黒?)」とは何でしょうか。あと、「そして....。」の「...」の部分、教えていただいてもよろしいでしょうか。(お答えしにくい事だったら、結構です。淀川長治さんが『太陽がいっぱい』を〇〇〇〇の映画と言っていたことと関係があるのかなあ?)

お礼日時:2017/03/10 00:40

閲覧者さま、以下、ややネタバレ注意。



#3にいただいたお礼を拝見しました。

>「昼間のノワール(黒?)」とは何でしょうか。

"daylight noir"という表現があるようなんですよね。詳しくは半角""もろとも検索してみてください。「フィルム・ノワール」というと、夜の都会のともすれば雨模様の風景を思い浮かべがちですが、『太陽がいっぱい』のような映画は、雰囲気こそフィルム・ノワールのような美しくも底なしの暗黒を描きながら、舞台設定はまぶしいほどの白昼ですよね。そういう世界観というかジャンルを表しているのだと思います。本作については以下でそのように表現されています。
http://www.avclub.com/review/purple-noon-90036

>あと、「そして....。」の「...」の部分、教えていただいてもよろしいでしょうか。

いや、それはふつうに、「そして、激怒して、念入りな計画に基づいた犯罪に走り、purple noonの中で映画は終焉を迎えますよね」というだけのことです。本編を見ていればわかるので書かなくてもいいかなと思ったまでです。

ちなみに、人間って、怒りやお酒で赤くなりすぎると、しまいには紫色になりますよね。
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この回答へのお礼

再びご丁寧なご回答を下さり、誠にありがとうございます。

"daylight noir" って、

>雰囲気こそフィルム・ノワールのような美しくも底なしの暗黒を描きながら、舞台設定はまずしいほどの白昼

ということなんですね。


ところで、ご紹介くださったサイトを読ませていただきました。

映画の中で、トムはよくフィリップの靴を履いていましたが、あれは、"literally stepping into another person’s shoes" を意味しているんですね。


あと、「...」の部分はネタバレしてしまうから言えないということだったんですね。私は「もしかして、きわどいことだから言えないのかなあ?」とか思っておりました。(^^ゞ


『太陽がいっぱい』の非常に有名なシーンで、燦燦と輝く太陽の下、トムがビーチチェアの上で帝王のように体を伸ばし、"Le meilleur"「最高だ」と酔いしれながら言うシーン、きらめく白昼、俗悪な犯罪といったもろもろのことが、"purple"のタイトルに込められているんでしょうね。


ところで、『太陽がいっぱい』のアラン・ドロンは気絶するほどカッコいいですね~!

お礼日時:2017/03/10 21:12

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