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有力農民などが貴族や寺社に耕した土地を荘園として寄進していたとか授業で習ったのですが、なぜ寄進したんでしょうか?不輸の権、不入の権がある荘園で働かせてもらうから?税から逃れるためでしょうか?教えてください!

A 回答 (3件)

寄進地系荘園と言います。


有力貴族や寺社に、自己の私領を寄進し、私領の保護と引換にこれまで国司に納めていた官物・雑役を年貢・公事の名目で被寄進者に納めることで国司の圧迫を逃れることが出来ました。

有力貴族や寺社差し出す上代が、租よりもずいぶんと負担が軽かったためです。
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この回答へのお礼

国司からの圧迫を逃れるため、すなわち税から逃れるということでしょうか

お礼日時:2016/02/18 17:28

平安時代の話です。


律令制の公地部分と荘園部分が拮抗して成立していました。
受領(国司)は収奪をもっぱらとする、耕作者の敵でした。
寄進先へ収める量より遥かに多い受領収奪分を手に入れることができたのです。
寄進とは言いますが、実質的な農地の所有は有力農民(豪族)の手にありましたので、働かせてもらう、とは言いません。
税は税ですが、倒れるところに土をもつかめと言われた受領の収奪はすさまじかったようです。
また、寄進の際に自分が開発した土地ではない、公地をも取り込んで寄進していたようですから、ドッチモドッチとは言えます。
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この回答へのお礼

どっちもどっちですか・・。有力貴族に保護してもらうってことなんですね

お礼日時:2016/02/17 17:08

理由としては、有力な相手に寄進する事により、その権力で保護してもらう為です。


寄進先が権力を失った場合は、朝廷により不輸、不入などの権利を無視される可能性があったため、より有力な貴族などに寄進先を変えていったようです。
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この回答へのお礼

有力な貴族?に寄進して保護してもらうってことですか!

お礼日時:2016/02/17 17:06

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