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世界恐慌後アメリカの経済を立て直したのは、ローズベルトかケインズかどっちですか??わたしはローズベルトだと思ってたんですが、現代社会の先生がケインズって言ってて、わからなくなってしまいました(._.)

教科書にも資料集にもはっきりしたことが書いてなくてわかりません( ; ; )

教えてください(*^^*)

A 回答 (3件)

1929年10月24日(暗黒の木曜日)から始まるのが世界恐慌、ルーズベルトが大統領になったのが1933年でニューディール政策を展開し、1936年に実質GDPが29年を上回るところまで回復した(これ、wikiですけど)のに対して、ケインズが有名な『雇用・利子および貨幣の一般理論』を出したのが1936年ですから、誰の手がらかといえばルーズベルトになりますよね。

じゃあケインズはそれまで公共事業による失業対策というような話をしていなかったのかというとそうでもなくて、1929年には公共事業を行うことはそのための雇用やその原材料などのための雇用を生み出すだけでなく、失業者が職に就くことによって所得を得て消費を行えばそれを作る産業でさらに雇用が増える、というようなことを「イギリス産業の将来」「ロイドジョージはそれをなしうるか」というヘンダーソンと共著の自由党政策パンフレットで書いています。ケインズが肩入れをした自由党はイギリスの選挙で負けてしまいますし、パンフのアイディアをきちんと定式化してよと依頼されて、1931年にリチャード・カーンという人が「国内投資の失業に対する関係」という論文を書きました。そういうアイディアをルーズベルトが彼らから得ていたとしたら、アシストポイントくらいケインズにあげてもいいかもしれませんね。ただ、「『一般理論』で示されたケインズ政策が世界恐慌からアメリカを救った」なんていうのは時間的におかしいし、粗雑すぎるからアウトだと思います。
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ケインズは英国人で、経済学者、官僚、バージニアウルフの友人。


先生は多分、ルーズベルトはケインズの方法論、つまり今のケインジアンの方法論である大きな政府と市場への積極的な介入という社会主義的な財政・経済運営を取り入れたと言いたかったのだと思います。
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ケインズは経済学者、ローズベルトは大統領つまり政治家です。



学者がいくら立派な説を唱えても、それを実行に移す政策を実施なければ、社会は変わりません。

いかに「金閣寺を建てたのは足利義満である」と言ったところで、実際に建てたのは「大工さん」ですから。
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