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ふと疑問に思ったので質問させていただきます。

鉄道の駅名標や道路の案内板など、公共の案内表示にローマ字表記が併記されるのが当たり前になりました。

しかし、必ずといっていいほど、長音の母音の上に横棒がついています。大抵は、ヘボン式+横棒、になっていますよね。

さて、そもそも外国の方がこのような表記を見て、その部分を伸ばして読む、ということが理解できるのでしょうか?

文字の上に何も書かない英語圏の人と、いろいろな記号を文字の上に乗せる他のラテン系言語を使う人とでも違ってくるのでしょうか?

よろしくお願い致します。

A 回答 (7件)

理解「できる」のを期待するのではなく、理解「してもらう」ということで、いいのではないでしょうか。

すなわち日本語のラテン文字表記では、kaは「か」と読み、ka+横棒は「かー」と読む、と理解してもらえばいいと思います。

長音以外でも例えば、竹田をTakedaと書いても、英語国民だったら「テイクダ」「テークダ」のように読むでしょう。三沢を「Misawa」と書いても、ドイツ語系国民だったら「ミザバ(ミザヴァ)」と読むでしょう。それぞれタケダ、ミサワと読んで「もらう」しか、手段はないと思います。

ご質問にある「外国の方」は、英語国民を意識したものと推測しますが、例えばドイツの鉄道駅でuの上に「・・」を付けた文字(ウムラウト)がある場合、英語以外の知識しか無い場合、「ウ」としか読めません。これは「ユ」のように発音するのだ、と理解して「もらう」しかないでしょう。例えば「Munchen」(uはウムラウト)は、「ムンチェン」ではなく「ミュンヘン(ミュンヒェン)」です。

英語的感覚では、bはバ行ですが、北京はラテン文字表記(ピンイン)ではBeijingです。しかし、ベイジングでなくして、「ペイチン」です。

同じラテン文字表記にしても、その国その国で、発音が異なるわけです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

質問の意図としては、たとえば初めて日本に降り立った旅行者のような、満足な予備知識なしにふらふらとやってきた外国人があのローマ字表記を読めるのか、ということだったのですが、、、結局は日本のローマ字表記の知識を持ってもらわずに正しく読んでもらうのはそもそも無理がある、ということなのですね。
参考になりました。

お礼日時:2004/07/12 18:15

鉄道駅名のローマ字表記には歴史があります。

同じようにローマ字表記法は100年以上の歴史があります。
日本は日本式の表記で何ら問題ないし、これまでクレームをつけた外国人の例を聞いたことはありません。(言語学的に表記方式そのものを議論する専門家は別として)

No.1の方も述べておられるとおり欧米では外国人を意識して自国式のスペルを変えたりしていません。そもそも外国人とは何語を話す人かが問題です(個別に対処できない)重要なのは統一された表記で例外なく表記されているか(ある駅や道路には表記がないなど)だと思います。

なお、欧米人は促音が出来ないのでHokkaidoもHokaido
も同じになります。アクセントのわからない地名は後ろから二番目の母音にアクセントを置いて発音します。
Yokohamaはヨコハーマとなります。
彼らは日本人以上に外国や異文化に慣れていますので
対応力があります。長母音の意味が分からなければ誰かに読み方を質問するか全く無視して自国風に発音するだけのことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

たしかに欧米人にとっては発音ありきではなくスペルありきという感じはしますね。
ところで、Hokaidoと書くと、英語しか習ったことのない私には『ホウカイドゥ』に見えてしまうのですが、、、

お礼日時:2004/07/12 22:27

No2です。



gakkoと書いてもgakoと書いても彼らはガコ又はガーコと発音します。相当練習しなければgakkoをガッコウと
発音できないのです。

同様に「おばあさん」と「おばさん」も区別が困難です。
これは民族特有の発音のくせで、日本人が子音だけの
発音が苦手でnationalをnationaluまたはnationaruと
子音に母音を加えて発音するのと同じです。
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この回答へのお礼

再びありがとうございます。

つまり、欧米人にとっては、伸ばす/伸ばさないを明確に区別する習慣がないということでしょうか?
しかし、発音記号では母音を伸ばす記号がありますよね。これはどうなのでしょうか?

お礼日時:2004/07/12 23:11

アメリカに35年半住んでいる者です。



私なりに書かせてくださいね。

martinbuhoさんや他の方の知識はすばらしい物と私はいつも感じています.

よって、「理解」出来るか、と言うご質問だけにお答えしますね.

できません. と書いた後から、簡単すぎるな、と思いました.

なぜかできないのかというと、この書き方をこちらではしないからです. こちらの人がこう読むんだと知らない限り無駄と言う事ですね.

Tokyoですら、ニュースで聞いたことのない人(アメリカのどこかにいると思います)はニュースでいわれているように、TOを長く発音はできないでしょう. 

何でもそうですが、その国ではこう言うんだと分かればそのとおりにできると私は思います. 

私は日本のあることを教えていますが、日本語単語を使っています. 音だけから教えています. 当然ながら、どうつづるんですか?と聞かれるわけですが、発音ができるようになってから教えるよ、と言っています. ですから、発音は上手くなります. 綴りに惑わされない、と言う事ですね. 結局「アァこう綴るんだ」と言う事になるわけです.

ローマ字はいくとおりの書き方があるわけですが、日本語なんだと言う事を日本人がもっと気がつく必要があるのではないかと時々思います.

ご参考になれば嬉しいです.
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そう、それなんです、私が聞きたかったことは。
ローマ字は、ラテン文字を使っていると言っても、所詮日本語の表記法のひとつでしかないわけですね。そしたら日本語を知らない人が読めないのは当たり前ですね。

お礼日時:2004/07/14 06:52

ローマ字の母音の長音記号を”-”(母音の上)に付けるのは,其のことを知っている人にしか通用しないと思います。

以前,強羅ホテルでは ”Gohra”と書いておりました。ヘボン式でどう書くのか知りませんが,ローマ字自体が,書いた日本人が考えた読み方どおりにラテン文字を使っている人々に読んでもらえるとは考えられません。ドイツ人,イギリス人,フランス人などで同じ文字でも”読み方が”違うからです。現に,私の名前の”Yasuji”はドイツ人に見せると”ヤズイ”と読まれてしまいます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そうですよねー。通じるとはとても思えないのに何であんな書き方するんだろう、とずっと疑問に思ってたんですよ。

ちなみに『強羅』はヘボン式だと Gora ですね。ゴラとも読めてしまいますが、他の方の回答によれば、あちらの人達にとってはゴラもゴーラもいっしょみたいですね。
ついでに、『らりるれろ』をRで書くのも不自然ですよね。日本語の発音はどちらかと言うとLに近いはずですからね。

お礼日時:2004/07/14 06:56

当然ながら,その人の母語が何かによって態度は変わります.


ここで出てきたトピックだけ見ますと,
(1)長音が発音できる-ドイツ語話者,チェコ語話者,エストニア語話者など
(2)促音が発音できる-イタリア語話者
などです.

ちなみに「-」(マクロンといいます)はラテン語やギリシア語の教育現場で使われますので,教養のある欧米人なら理解できます.
長音を「h」で表記するのはドイツ語式表記でしょうが,世界的にもちろん一般的なものではありません.
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この回答へのお礼

明解な回答いただきありがとうございます。

マクロンと言うのですか。知りませんでした。
ギリシア語の教育で、、、というのは、やはり読み方を説明するのに使うのでしょうか? ギリシア文字に記号がついてるのは見たことないですし。

長音をhで書くのはドイツでしたか。英語でも "oh" なんてのがありますけど、確かに他の例は思い浮かびませんね。

お礼日時:2004/07/14 07:00

#6のgegugeguです.


再度失礼.

>ギリシア語の教育で、、、というのは、
>やはり読み方を説明するのに使うのでしょうか?
>ギリシア文字に記号がついてるのは見たことないです
>し。
そうです.
「古典」ギリシア語もラテン語も母音に長短の区別が
あります.
ですので,辞書やテキストにはマクロンや
ミクロン(短いことを表す記号.「^」の角を丸めて
反対にした記号)が表記されることが多いです.
なお,ギリシア文字については,
ω(長)とο(短),η(長)とε(短)は文字で長短の区別ができますが,
αとιは長短の区別ができませんので,例えギリシア文字であってもマクロンとミクロンが表記されます.
ちなみに古典ギリシア語ではアクセントが
3種類あって,それぞれ記号がさらに付加されることが
一般です(「´」,「`」,「^」).
他にも文字を持たないhを表す記号がさらにつけられることもありますので(「’」),
古典ギリシア語は記号だらけです.
現代ギリシア語は知りませんが.

でも,実際の授業の現場では,
フランスならばフランス語なまりのギリシア・ラテン語を,
ドイツならばドイツ語なまりの・ギリシア・ラテン語を話しますし,
本当はどんな発音をしていたか,
仮定するしかありませんので,
意味を区別する以外に記号は役に立っていないと言うことです.

>長音をhで書くのはドイツでしたか。
それはそうなんですが,
ローマ字表記の起源もそうだと思うんですけど.
すみません,ちょっと勇み足で適当でした.
オ段だけですからね.
暇を見つけて調べてみます.
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この回答へのお礼

再度回答ありがとうございます。
お礼が遅くなりましてすみません。

なるほどなるほど、ラテン語はもはや話されていませんからね、たしかに仮定するしかないですね。
ギリシア語も古典になると違うんですか? まあ日本語も古典は現代語とかなり違うことを考えれば不思議なことではないですね。言葉は生きていますものね。

ローマ字の質問をしただけだったはずなのに、、、いやはや、奥が深いものですね。

お礼日時:2004/07/21 01:30

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