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地震(じしん)は何故「ぢしん」と書かないのですか?

A 回答 (14件中1~10件)

歴史的仮名遣いは「地震(ぢしん)」でした。


現代仮名遣いでは「ぢ」「づ」を原則として「じ」「ず」と書くことになったので、
「地震(じしん)」になります。

「地(ぢ)」は、下記の「ぢ」と書くケースに当てはまらないという理由です。
つまり、
同音の連呼によって生じた「ぢ」でも、二語の連合によって生じた「ぢ」でもなく、
もともと濁音の「ぢ」なので、原則が適用されて「じ」と書くことになります。

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現代仮名遣い (昭和61年内閣告示第1号)

5 次のような語は,「ぢ」「づ」を用いて書く。

(1) 同音の連呼によって生じた「ぢ」「づ」
  例 ちぢみ(縮) ちぢむ ちぢれる ちぢこまる
    つづみ(鼓) つづら つづく(続) つづめる(約△) つづる(綴*)

〔注意〕 「いちじく」「いちじるしい」は,この例にあたらない。

(2) 二語の連合によって生じた「ぢ」「づ」
  例 はなぢ(鼻血) そえぢ(添乳) もらいぢち そこぢから(底力) ひぢりめん
    いれぢえ(入知恵) ちゃのみぢゃわん
    まぢか(間近) こぢんまり
    ちかぢか(近々) ちりぢり
    みかづき(三日月) たけづつ(竹筒) たづな(手綱) ともづな にいづま(新妻)
    けづめ ひづめ ひげづら
    おこづかい(小遣) あいそづかし わしづかみ こころづくし(心尽) てづくり(手作)
    こづつみ(小包) ことづて はこづめ(箱詰) はたらきづめ みちづれ(道連)
    かたづく こづく(小突) どくづく もとづく うらづける ゆきづまる ねばりづよい
    つねづね(常々) つくづく つれづれ

  なお,次のような語については,現代語の意識では一般に二語に分解しにくいもの等として,
  それぞれ「じ」「ず」を用いて書くことを本則とし,「せかいぢゅう」「いなづま」のよう
  に「ぢ」「づ」を用いて書くこともできるものとする。
  例 せかいじゅう(世界中)
    いなずま(稲妻) かたず(固唾*) きずな(絆*) さかずき(杯) ときわず ほおずき
    みみずく うなずく おとずれる(訪) かしずく つまずく ぬかずく ひざまずく
    あせみずく くんずほぐれつ さしずめ でずっぱり なかんずく
    うでずく くろずくめ ひとりずつ
    ゆうずう(融通)

〔注意〕 次のような語の中の「じ」「ず」は,漢字の音読みでもともと濁っているものであって,
    上記(1),(2)のいずれにもあたらず,「じ」「ず」を用いて書く。
    例 じめん(地面) ぬのじ(布地)
      ずが(図画) りゃくず(略図)

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旧版の「現代かなづかい」(昭和21年内閣告示第33号)も、概ね同じです。

第三 ぢ、づ は じ、ず と書く。
  例
  一、ぢ を じ と書くもの
    <例略>
  二、づ を ず と書くもの
    <例略>
たゞし、
(1) 二語の連合によって生じた ぢ、づ は、ぢ、づ と書く。
    <例略>
(2) 同音の連呼によって生じた ぢ、づ は、ぢ、づ と書く。
    <例略>
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回答になりませんが、私も同じモヤモヤを感じています。


昔、社会のテストで「地頭」を「ぢとう」と解答したら×になりました。
「鼻血」だけは、はなじでは変換されず、「はなぢ」なのがますます府に落ちません。
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現代仮名づかいの時点で、ダ行の「ぢ」「づ」は特別の場合(同音連呼・二語連濁)以外は使わないとの方針を採りました。


 なお、「地震」の場合は「二語連濁」と関係がないが、元来「地」の読み方が「ぢ」となっていた例「地獄」「地震」すなわち「呉音」の場合に「ぢ」で、「漢音」では「ち」(「天地」「地下」)でした。この場合、現代仮名づかいの影響をモロニ受けたのが、「地面」「地獄」「地震」もともと「ぢ」だったのが「じ」になってしまった。一番訳の分からないのが「地下足袋(じかたび)」です。もともと「地下」は「ちか」でした。
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「ねんぢ」より「ねんじ」の方がしっくりくるでしょ。


それとおなぢ♡
「地震(じしん)は何故「ぢしん」と書かない」の回答画像11
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国語審議会が決めました。

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「ぢ」は、古い書き方だから

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「地」の音読みは、呉音が現代仮名遣いで「じ」、歴史的仮名遣いで「ぢ」。

漢音が「ち」。
現代仮名遣いでは、既に他の回答にあるように、同音の連呼か二語の連合の場合を除いて、「じ」と書くことになっています。
「地震」の読みを仮名で「ぢしん」と書くのは、現代仮名遣いではなく、歴史的仮名遣いということになります。
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地の「音読み」は「ち」または「じ」の2個。


中国から伝わった元々の音読みが2個有ったわけだ。

「chiしん」と言わずに「jiしん」と濁った発音するんだから、元々の音読みの「じ」の方を使う。当たり前
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「ぢ」は「じ」と同じ発音であり、現代標準語では「ぢ」と「じ」を音の上で区別しない。

現代仮名遣いでは例外を除いて「ぢ」で書かれてきたものをすべて「じ」で書く。例外として同音の連呼によって生じている場合(「ちぢむ」「ちぢれる」など)若しくは二語の連合によって生じている場合(「はなぢ」「そこぢから」など)には「ぢ」を用いることとされ、現代語の一般的意識では二語に分解しにくい語については「じ」を本則としつつ「ぢ」も可としている

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A2
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「現代仮名遣い」では「ぢ」「づ」を用いなことが原則で、例外は次の 2つに該当する場合のみです。


地震はこのどちらにも該当しないので「じしん」と書き表します。

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5 次のような語は,「ぢ」「づ」を用いて書く。
(1) 同音の連呼によって生じた「ぢ」「づ」
(2) 二語の連合によって生じた「ぢ」「づ」
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joh …
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2番さんは間違いではありませんが、少し理由が違います。

日本語について詳しくは、主務官庁である文化庁の『国語施策』をどうぞ。
http://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/ko …
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