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死刑制度は犯罪抑止効果と被害者側および社会全体の復讐心の慰撫という二つの側面があります。但し、実際の犯罪抑止効果というのは検証が難しく、それに疑問を唱える人々もいます。
「復讐心の慰撫」というのもそれはそれで死刑制度を支える立派な理由でありえますが、殺人でも死刑になるのは全体の1~2%に過ぎません。ですから、死刑制度がある現在でも 残りの98~99%は死刑を免れるわけですが、死刑制度があっても死刑にならないのと、死刑制度が廃止されて死刑にならないとでは 遺族感情の面で、その2つの場合「同じ」と思います。
遺族はかなり感情に支配されると予測します。


人によってその大きさは違いますので私の場合で考えますと、前者は「司法の判断に恨み、不信感を持ち」、後者は「行政、法律改正自体の行為に恨みを持つ」と思われます。

「怒りの矛先」が変わるだけで、悲しみ、怒り、恨みなどは同じだと思われます。


そこで質問ですが、みなさんは 死刑制度があっても死刑にならないのと、死刑制度が廃止されて死刑にならないとでは 遺族感情の面で どう違ってくると思いますか?

A 回答 (3件)

今の法制度では、死刑を免れた場合無期懲役となるだろう



無期とは言いつつ終身ではない点が議論があり
現行制度で死刑を免れた場合にその点が納得が得にくい点でもあろう

一方で死刑制度廃止となれば、それに対する検討課題としての終身刑導入があるのだろうと思うので
命を奪うことはない代わりに生涯を通じて罪に向き合って貰うということになれば
相応の理解は得られると思う
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2016/04/09 12:02

”社会全体の復讐心の慰撫”を前提にしすぎていると思います。



”復讐”というのはもっともなようで、正しくもない、と私は考えています。復讐を前提にしているから、恨み、怒りの矛先、判決の違いによる感情、という発想もでてくるのではないですか?
新聞等では、犯人の死刑を望むような記事が多く見られます。その一方で、死刑を望み、死刑判決が出たことで、自分の希望が命を奪うことになったのでは、と悩み苦しむ人も少なくないそうです。
復讐を前提にしてしまうと発想に偏りがでてしまうのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2016/04/15 09:30

死刑制度があるのに加害者が死刑にならなかったら、そこに無念さが


大きく残ります。
最初から死刑制度がなければ、すべての殺人の遺族が同じ仕打ちに
会うのだから、まだしも認めやすいでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2016/04/09 12:03

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