保険金を受け取った場合の税金について教えて下さい。弟が父を受取人として死亡保険をかけていました。

保険金を受け取った場合の税金について教えて下さい。

弟が父を受取人として死亡保険をかけていました。
弟が亡くなり、この保険金を父が受け取った場合、税金はかかりますか？
年末調整などで申告が必要になりますか？


よろしくお願い致します。

No.2 ベストアンサー 回答者： Moryouyou 回答日時： 2016/04/11 10:04

死亡保険金に関する税金は、

契約者はあまり関係なく誰が
保険料を払っていたか？
が重要となります。

また、この場合、弟さんの
家族構成はどうなっていたかが
関わってきます。

下記のいずれのパターンになるかです。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1750.htm

保険料負担者　被保険者　受取人
①　　B　　　　　A　　　B　所得税
②　　A　　　　　A　　　B　相続税
③　　C　　　　　A　　　B　贈与税

Aが弟さん、Bがお父さんで
②ということでよろしいでしょうか？
弟さんが契約者で保険料を払っていて、
弟さんの死亡保険金をお父さんが受け取る
ということでよいでしょうか？

②は相続税の対象となりますが、
●お父さんが法定相続人となるかどうか
　がポイントになります。
　弟さんにお子さんがいない場合、
　お父さんは法定相続人となります。
　下記、(2)法定相続分のロにあたります。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4132.htm

その場合、生命保険の控除が
500万×法定相続人数分あり、
保険金から差引いた金額が
相続税の課税対象となります。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4114.htm

例えば、法定相続人が
お父さん、お母さんのお二人なら、

500万×法定相続人数2人=1000万
が死亡保険金から控除された上で、
相続税のみなし財産として、
相続税の課税対象となります。

因みに相続税の基礎控除は
3000万＋600万×法定相続人数2人
=4200万となります。

相続税の納税額の分担の仕方は考慮
せざるをえないでしょうが、
法廷相続の分配という点では、
保険金を抜いたもので分配となり、
お父さん1/2
お母さん1/2
となります。

弟さんの具体的な家族構成、
他の財産、保険金額が分からないと
条件も変わりますし、税金がかかるか
どうかも見えてきません。

いかがでしょう？

この回答へのお礼

とても分かりやすく説明して下さりありがとうございました。

お礼日時：2016/04/11 23:44

No.3 回答者： mukaiyama 回答日時： 2016/04/11 10:09

＞弟が父を受取人として死亡保険をかけて…

保険料は弟が払っていたという意味ですね。

＞父が受け取った場合、税金は…

保険料の負担者自身が旅立った場合は、相続税の対象になります。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1750.htm

実際に相続税が発生するかどうかは、
500万 × 法定相続人数
を上回るかどうかによります。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4114.htm

＞年末調整などで申告が必要になりますか…

相続税は、年末調整の守備範囲ではありません。
相続税が発生するほどの保険金だったのなら、父自身で「相続税の申告」が必要になります。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4205.htm

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm

この回答へのお礼

詳しく教えて下さりありがとうございました。

お礼日時：2016/04/11 23:43

No.1 回答者： mapascal 回答日時： 2016/04/11 09:34

御参考まで。

https://www.hokende.com/life-insurance/medical/c …

この回答へのお礼

とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時：2016/04/11 23:44