プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

使役形の「見させる」と「見せる」はどこが違いますか?

A 回答 (3件)

見させる、「ちょっと見てこい」……多分変化はないだろう。


見せる、「てめえの目で見やがれ」……うちは壊滅、もう逃げるしかないんだよ。
    • good
    • 1

もともとは「見る」ですね。


文法のことは分からないので、下記のような行動の主体と、使役させる主体の関係をまとめます。
「見せる」は使役ではないのでは?

(1)主語が、対象物を「見る」。
 彼が絵を見る。
 (彼:見る、行動の主体)→(絵)

(2)主語が、他者に対象物を「見せる」。
 彼が、彼女に自分の描いた絵を見せる。
  (彼:見せる、行動の主体)→(絵)→(彼女:見る)

(3)主語が、他社に、対象物を「見る」ことを「させる」。
 彼が、彼女に、その絵を見させる。(その絵を見るように仕向ける、要求する)
  (彼:させる、使役の主体)→(彼女:見る、行動の主体)→(絵)
 彼が、彼女に、子供の面倒を見させる。(子供を世話するように仕向ける、要求する)
=彼が、彼女に、子供の世話をさせる。
  (彼:させる、使役の主体)→(彼女:見る=世話する、行動の主体)→(子供)
    • good
    • 1

「見させる」は、「見る」に使役の助動詞「させる」が接続したもの。

これは「使役形」です。
「見せる」は古語の「見す」が現代語になった形です。今は余程のことがなければ、「見させる」を使わず、「見せる」で済ますことが多いのですが、実際必要な場合は、「見させる」を使います。たとえば、「自分は見ることをせず、他の人に様子を見させる」などの場合。
      「見せる」の意味(長文になるので用例を省略します)
(1)見るようにさせる。人にわかるように示す。
(2)(顔を見せるの意から)相手の前に姿を現わすようにする。人をたずねたり、人に会ったりする。
(3)とつがせる。めあわせる。(古文で使われる)
(4)様子を調べさせる。見とどけさせる。
(5)経験させる。
(6)占わせる。
(7)診察させる。
(8)(動詞の連用形に助詞「て」を添えた形につき、補助動詞のように用いる)ためしに…して人に示す。
   「 日本国語大辞典」より
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!