これ何て呼びますか Part2

本日の毎日新聞「今週の本棚」に解体新書の紹介があり、図版の一部が掲載されていました。
この図版の中にある記号は、どんなことを示そうとしているのでしょうか。
どう読むのでしょうか。 意味は、何でしょう。 骨の構造?に関わるものでしょうか。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2558887/18

「解体新書の図にある記号の読み方と意味」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • 解体新書の凡例に記号がありました。 (p14/39)
    これだと、これらの骨の図は、別の図書からの引用であることを示しているのでしょうか。
    ここに漢字表記で別の図書への手引きが記載されているということは、解体新書がこのような形式で出版された当時に、既に漢字表記の解体書が中国か日本かで入手出来ていたということなのでしょうか。

    「解体新書の図にある記号の読み方と意味」の補足画像1
      補足日時:2016/06/12 12:53

A 回答 (2件)

Wikipediaによると


>『解体新書』は一般に『ターヘル・アナトミア』の翻訳書と言われているが、それ以外にも『トンミュス解体書』『ブランカール解体書』『カスパル解体書』『コイテル解体書』『アンブル外科書解体篇』『ヘスリンキース解体書』『パルヘイン解体書』『バルシトス解体書』『ミスケル解体書』などが参考にされており、表紙は『ワルエルダ解剖書』から採られている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%A3%E4%BD%93 …

翻訳された解体書があったのではなく、複数の原書を参考に
一冊の翻訳書を作り上げていったのだと思います。
まったく意味の分からない言葉について、使用している文章を抜き出して比較し
意味を類推していったという逸話を児童向けの図書で読んだ覚えがありますので。

記号は「木・火・土・金・水」、いわゆる五行を用いているようですね。
図を引用するときに出典を明らかにしていたそうです。
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA45286169
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「トンミュス解体書」、「ブランカール解体書」、「カスパル解体書」、「コイテル解体書」、「アンブル外科書解体篇」が凡例にのっているようです。


それぞれ、江戸時代に日本に伝わったとされているので、それを参考にしたのではないでしょうか?
翻訳はなされていたかどうかはわからないです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
まったく気が付きませんでした。 
思い起こせば、色々な参考書を照らし合わせながら腑をみたと習ったような気がしてきました。
でも、この当時から、引用をきちんと書き記すなど、スゴイ態度で臨んでいたのだなと、感心してしまいました。

お礼日時:2016/06/12 13:33

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