
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
油絵の具の乾燥は水分蒸発ではなく、酸化です。
つまり油の中に酸素が取り込まれることで固化します。何度も使ったてんぷら油がどろどろになる(=流動性が失われる)、フライパンの隅っこに洗い残された油がカチカチになる、というのと原理は同じです。
酸素が取り込まれることで質量が増えます。
絵の具の表面層が先に固化してから、奥の層が酸化しますと、質量の増えた奥の層の絵の具が表面層の絵の具を押し上げて割ってしまいます。
こういう原理ですので、基底材への固着には影響ありません。
ただ、絵の具の組み合わせ次第では剥落も起こります。
なお、No.2さんのおっしゃるように下の層の絵の具が縮んだ場合、表面層の絵の具はシワになります。
No.2
- 回答日時:
油絵の具はその名の通り油で顔料を溶いたもので、油が酸化することで固まるようです。
ですので、水分とは関係ありません。ひびが入る主とした原因は、下に塗った絵の具と、その上に塗った絵の具や保護用ニスの乾燥時間が違ってしまうことで、たとえば上の絵の具が先にカチカチになって、そのあとさらに下の絵の具が乾燥してちじんだりすると、ひび割れがおこってしまいます。
絵の具の下地への固着力とは別のことですので、ひびが入ったからといって、それが直接剥げ落ちにつながることはないと思います。
極端に乾燥時間の異なる絵の具の短い間の塗り重ねをおこなうなど、コンディションによっては、数年でひび割れが起こる場合もあります。
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