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私は庭三郎氏の著作による「現代日本語文法概説」を称賛していますが、ある人が「○○しているに過ぎない」と言っていたようです。
○○の部分がよくわかりませんので、見当のつく方(またはそれを言った方-このサイトで見た覚えがありますので-)教えていただけませんか。それを認識してこそ、本当の意味で活用できるものだと思いますので、よろしくお願いします。

質問者からの補足コメント

A 回答 (4件)

『現代日本語文法概説』は、当方もしばしば参照しています。


 元々はベテランの日本語教師のかたに紹介していただきました。あの業界ではかなり知られたサイトのようです。
 著者の庭先生は教えて! gooにも参加なさっています。ただ、回答をくださる頻度が低いのが残念です。

>ある人が「○○しているに過ぎない」と言っていたようです
 ここまで曖昧だと何もわかりません。これはどこで見た記述でしょうか。
 もう少しヒントはありませんか。

 庭先生のサイトの最大の問題点は、フツーにアクセスすると文字化けしていることだと思います。
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この回答へのお礼

申し訳ありませんが、本当にその程度しか記憶にないのです。
かなり前の「教えて!goo」の質疑応答の中で、そのようなことを見ています。「文法理論を述べているに過ぎない」とか「多数の日本人が使っている理論を述べているに過ぎない」などだったかもしれません(これは推測にすぎず、全くあてにできません)。今になって、ふと気になってしまったのでこのような質問をしてしまいました。
文字化けすることについては、初耳です。私はフツーにアクセスしているつもりですが、そのようなことを体験していません。私が意識していない何かがあるのでしょうか。

お礼日時:2016/08/08 06:40

> ある人が「○○しているに過ぎない」と言っていたようです。



私ではないと信じたいが。
批判するのは簡単です。
目的外のことは書いていないと言えばいい。
たとえば、教育目的のサイトなら、言語の本質を探る努力が足りない、とか。
要するにあれがない、これもない、と言えば、批判のように見える。
例えばこんな感じ。
(ついでに再批判もしておきます。大きなお世話ですが)

1.伝統文法を基本に、最近の研究書からおいしいところだけ抜き出して、要領よくまとめているに過ぎない。
単なる学説の分類整理だ。新発見もない。

1’.別にいいじゃないか。新しい学説の基本も整理してあるならありがたい。
もっと知りたければ、挙げてある参考文献を読むだけだ。


2.基本的に正しい文を整理してあるだけ。
なぜそうなるのかという説明がない。
つまり理論がない。

2’.別にいいじゃないか。
理由なんかないよ。文法だの理屈だの、そんなものは後からついてくるもの。
まず言える文をきちんと整理してから、ご託を並べろよ。
それに文法を教える前に、理論を教えなきゃならないじゃないか。
本末転倒だ。


3.言えない文がなぜ言えないかという説明がない。
「雨が降った」→「雨に降られた」はいいのに、なぜ
「財布が落ちた」→「×財布に落ちられた」が言えないのか、わからない。
「太郎は順番を変えた」→「順番が変えてある」はいいのに、
「失恋が太郎を変えた」→「×太郎が変えてある」がなぜ言えないか。

3’.別にいいじゃないか。
だれが「財布に落ちられた」とか「太郎が変えてある」なんていうかよ。
まず基本を学ぶべきであって、そういうことは後でもいいの。


4.複合動詞のリストなんか、全部覚えられないよ。何のためのリスト?
それよりも、「他動性調和の原則」とか「主語一致の原則」とか、そういう理論を提示すれば?

4’.別にいいじゃないか。
難しいことを言えば、偉そうだけど、役に立つのか?
授業でそういう抽象理論を教えられるか?
それにどうせ、例外があるんだろ?


5.単純化しすぎ。
「太郎は花子に髪を切られた」は実は多義的で、
「花子が太郎の髪を切った」の受身という解釈も可能だが、
「花子が自分の髪を切ってショートにしてしまった。長い髪が好きだった太郎は、ショックを受けた」という意味にもとれる。
そのほか、日本語学で取り上げら得るような話題が少ない。

5’.別にいいじゃないか。
日本語学のテーマがそんなに偉いか。
役に立つのか?
応用問題を解く前に、基本的な事実の整理だろうが。




一言余計なことを付け加えさせて頂くならば、
・日本語にはまだまだ分からないことがたくさんあって、残された問題は整理された事実なんかの何倍もあるということ、
それから、
・日本語だけ見ていても分からないことが多いが、他のいろいろな言語を見ていると、はっとすることもあるので、ぜひどうぞ、
ということかな。
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この回答へのお礼

いろいろな角度からの批判と再批判、ありがとうございました。勉強になりました。

お礼日時:2016/08/13 00:48

>文法理論を述べているに過ぎない」とか「多数の日本人が使っている理論を述べているに過ぎない」などだったかもしれません


たぶんその通りでは・・・と思います。
日本語勉強の外国人に限りません、文法の試験対策で文法だけを勉強する日本人。
文法を完全にマスターなんてできません、文法マスターすれば日本語しゃべれるか?、否。
無意識に使っている日本語を文法の立場で整理することが目的です、だから文法理論なのです。
結果だけほしがり、そのまま丸投げ、コピペしたい人にとっては利用価値はないかもしれません。
自身の持っている日本語の感性を文法の立場で見て整理し、次の創作に役立てれば・・・・・。
秋の日のビオロンの溜息の・・・・、外国人の詩の意訳ですが、確か名訳とも。文法的に見ればバッテンですが。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。私が見たのは、それに近い内容だったかもしれません。

お礼日時:2016/08/13 00:46

No.1でコメントした者です。


 庭先生自身があまりふれられたくないかも、と思ったのでNo.1ではぼかしました。
 ただ、下記ではご本人が認めていたことを思い出したのでもう少し具体的に書きましょうか。

【続「主に」の使い方】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9220123.html
 知識がスゴいだけではなく、人間性もすばらしいかただと思います。
 最初に気づいたのは下記のときでしょうか。

【教えて! gooで庭三郎氏発見】
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12068140547.html
 批判的な意見も紹介しています。
 でも、「○○しているに過ぎない」といった記述はありません。

>「文法理論を述べているに過ぎない」とか「多数の日本人が使っている理論を述べているに過ぎない」

 そう感じる人もいるのでしょう。こういう批判をするのは簡単です。そう思える人は、相当の上級者でしょうから、参考にせずに自説を別の場所で開陳すればよいのでは。それがどの程度のものなのかはわかりません。
 当方は、有用なサイトだと思うのでしばしば参照して勉強させていただいているだけです。
 もちろん、どんなにすぐれた著作であっても不備はあるものです。批判するのは(批判の適否は別として)簡単です。
 当方も下記では〈「恩人」はちょっと違う気がしますが、〉と書きました。別に批判しているつもりはありませんが、批判と読めるかもしれません。しかし「○○しているに過ぎない」などと書く気はありません。
【続 「先生にお電話をいただきました」と「先生にお電話を差し上げました」】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9291488.html
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この回答へのお礼

私が意識したことのない角度からのご説明、ありがとうございました。

お礼日時:2016/08/13 00:55

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