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【仏教の御霊信仰はなぜ生まれたのですか?】人を恨んで、人を怨んで死んだ呪いと祟りで構成された人物がなぜ神様になって礼拝されるのでしょう?

普通に考えたら、祈りに言ったら、もっと悪い事態になると思いませんか?

キリスト教もイスラム教も悪魔を神様として扱っているのだろうか。

他宗教は悪魔の取り扱い、立ち位置をどこに置いているのでしょう。

キリスト教の聖書の絵画には悪魔が描かれているので神様的な扱いなのかな。

A 回答 (1件)

まず、第一に日本に伝来した仏教が御霊信仰を生み出したわけではありません。


仏教伝来以前から、祟り神や怨霊などは存在していました。
また、祟り神を祀る信仰は存在していたわけです。
仏教伝来以後は、仏教により、祟り神を鎮める事が可能となったので、仏教が重用されただけですよ。
仏教の発想としては、祟り神が神になるという思想は無いです。(仏教においては、神は無記として、それには触れません)
廃仏毀釈が行われる前までは、神仏習合だったので、神社に寺院が併設されたりしていたので、神道と仏教は、日本では混合されていたわけです。
これは、日本独特の事なので、日本以外の仏教ではそのような事は無いです。
何故、怨霊が神になるかと言うと、強い恨みを持ったものは、それだけ強い霊力を持つという発想でしょう。
つまり、強い怨霊ほど、神となれば、より強い御利益を与える存在になると言う事です。(祟り神は、神への供犠として、神の仲間になるとの学説を出している人もいます)
もちろん、怨霊の祟りを鎮める意味もあります。
怨霊は、悪魔とは違います。(別に悪いことをしたから怨霊になるわけではないです)
怨霊になって、祟るのが問題なだけですから、善・悪とかの問題では無いですよ。
一神教である、アブラハムの宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)の場合は、悪魔も「神」の被造物ですから、当然神に匹敵する存在では無いです。(ユダヤ教やキリスト教の場合は、異教徒の神を悪魔とみなしている場合もあります)
ゾロアスター教や、グノーシスの場合は、善・悪二元論ですから、神に対抗できる能力は持っているでしょう。(グノーシスの場合は、創造する能力も持っています)
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この回答へのお礼

みなさん回答ありがとうございます

お礼日時:2016/08/07 17:28

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