「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

【医学・生物学】「人間は心肺停止すると30分で脳死して死ぬ」と言われています。

逆に言うと30分は心肺停止しても心肺機能が復活してまた活動を再開したら復活することができます。

で、ここからが疑問なんですが、

人間はどこから死んでいくのかということです。

血液に酸素供給がなくなりミトコンドリアが酸素を運べなくなって死ぬと思っている人が多いと思います。

本当に人間はミトコンドリアが酸素を運べなくなったことで死ぬのでしょうか?

人間が最初に死ぬ細胞って何でしょうか?

A 回答 (3件)

酸素供給が絶たれたことによる最大の人体への影響は、ミトコンドリアによるATP産生が停止することです。


ATPは細胞内における、エネルギー供給源ですから、ATPが不足すると細胞はエネルギーを消費する活動ができなくなります。
細胞内における最も重要なエネルギー消費活動は、細胞膜の維持です。
細胞膜は、単なる脂質二重膜に過ぎず、シャボンの泡のようなもので、細胞内骨格系の絶えざる活動が無ければ、グズグズと崩れていきます。
すなわち、酸素供給が絶たれると、細胞は形を保つことができず、溶けてしまい、いわゆる壊死と呼ばれる状態になります。
この状態を細胞死と呼びます。

手や足で細胞死が起こっても人の死とは言えません。
心臓や肝臓で細胞死が起こっても人の死とは言えません。
全脳細胞が死んだ場合は、脳死であって人の死と言えます。

また、予備の酸素、ブドウ糖、ATPがほとんど無く、さらにエネルギー消費量が大きいという点で、脳細胞は人体の中で低酸素に最も弱い細胞です。

これらのことを考えると「人間は心肺停止すると30分で脳死して死ぬ」と言った際に、「最初に死ぬ細胞」は脳細胞です。
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この回答へのお礼

みなさん回答ありがとうございます

お礼日時:2016/08/20 18:21

シナプスのイオンのやり取りができず脳が体を動かせなくなったら生体は死にますね。

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脳細胞ですね。

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