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下記URLで議論されているのを見て、少しは納得できましたが、まだ釈然としません。「軽い冷房」と「軽い冷房型のドライ」の違いが、も一つピンとこないのです。詳しい方のご説明をお願いします。

(1)軽い冷房型のドライにはいくつか方式があるのですか。
(2)軽い冷房型のドライの原理(軽い冷房との違い)は?
(3)同一条件で、同一機種で運転すると「電気代がドライの方が半分」というのは本当ですか。また、なぜですか。
(4)空調の取扱説明書には「ドライ運転」の詳しいことは書いてないのはなぜでしょうか?

よろしくお願いします。物理、電気、電気器具、冷暖房の知識・理解力はある程度あります。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=94035

A 回答 (4件)

こんにちは。


以前の議論も含め、皆さんの回答を整理・補足してみます。

(1)について。
「軽い冷房型」と言い切った場合、ほとんどいっしょといっていい気がします。
(いったん空気を冷やして露を取った後、再び空気を暖める方法にはいろいろな方式があります。)
(2)について
原理的に違いがありません。しかし、「冷房」は温度を検出しながら制御していますが、「ドライ」だと、温度にほとんど関係なく、1/10くらいのパワーで連続的に冷房運転します。この結果、
○ 「室温28度に設定した軽い冷房」と、「ドライ」との間で運転状況の差は以下のとおりです。
A 外気温30度の場合、両者の運転状況は、電気代も含めてほとんどない。「冷房」でもドライ効果がありますし、「ドライ」でも冷房効果があります。。
B 外気温度28度以下の場合、「冷房」は運転を停止します。「ドライ」では運転が止まらないので、どんどん冷えてしまうことがある上、ドライのほうが電気代を食うことになります。(もちろん限度はあります。)
C Bのように、外気温が、「冷房」の設定温度より低いにもかかわらず、空気の湿度が大きい場合には、「冷房」機能では運転が止まっているため湿気を取ることができません。
○ なお、「ドライ」では、体が涼しく感じるのを避けるため、「冷房」に比べ、自動送風場合はその強度を押さえる例が多いようです。

(3)について
(2)でも示したように、外気温度と、対象になる部屋の大きさなどにより、「冷房」と「ドライ」のどちらが電気を食うかが異なります。外気温と室温の差を大きくとった「冷房」(8畳程度の広さで設定温度差2度程度当たりが目安かな)に比べれば「ドライ」のほうが電気は食わないことになるでしょうが、部屋が狭かったり、設定温度差が少ない場合、「冷房」のほうが電力を食わないこともあるでしょう。

(4)について
上記のことは、我が家のクーラーのマニュアルから読み取れました。制御シーケンス(ポンプなどの制御方法)もまんがチックに書いてあり、解かりやすかったのですが、(2)のCは、読んだだけわかりません。
まあ、冷房と違って、わかりずらいので、マニュアルが複雑になって、かんじんなことを読み落としてしまうよりは、ドライの説明を省略したほうがましだ思います。

なお、「ドライ」では、本来、いったん空気を冷やして露を取ったのち、空気を暖めて(再暖気)室温が下がらないことが望ましいですが、最近の高級機では、室内機(冷却器)内に、室外機(放熱器)の機能を組み込むことで、昔の高級機にあった再暖気用のヒーター分の電力を節約できるものが出てきており、望ましいことです。
一方、ペルチェ素子という半導体(タイルのような板で、電気を流すと片面が冷たくなり、片面が熱くなる便利なもの)を使い、冷たい面で露(湿気)をとり、熱い面で再暖気して排気する小型の乾燥機が安く市販されるようになりました。梅雨どきの洗濯物干しには便利です(消費電力200wくらい。室温はやや上がりますので、クーラーの代わりにはなりません。)

長くなりましたが・・・・
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この回答へのお礼

皆さんのご回答を、読ませていただいて疑問が解消しました。本当にありがとうございました。締め切るのが遅くなって、申し訳ありませんでした。
内部構造は別として、取り扱い説明書に、冷房とドライの使い分けがきちんとできる最低の記述がほしいと言うのが正直な感想です。
例をあげて、詳しく説明していただいたので、よくわかりました。ペルチェ素子を利用した除湿機の件も参考になりました。

お礼日時:2001/07/14 07:34

>電気代がドライの方が半分


 ・常に半分ということはないと思います
通常モードのドライ運転のときは室温が25℃前後(24~28℃?)のときは、温度制御を行なわず、インバータにより、コンプレッサの回転は最低に近い回転で連続運転しています

対して、冷房運転時は温度制御が能動的に働きますのでこの差ではないでしょうか
(常に設定温度を保とうとしますので・・・)

ドライモードもいくつかあり、室温が低い場合は「暖房ぎみドライ」室温が高くなると「冷房ぎみドライ」に切り替わります
 他には結露防止ドライとか強力なドライ運転もあります(洗濯物はイッキに乾いてしまいます)

>空調の取扱説明書には詳しいことは書いてないのはなぜでしょうか
私もこれは感じています。最近交換したエアコンですが、カタログの方がよっぽど詳しいくらいでした。

特に湿度は体感に個人差が大きいのとその人の活動状況や精神状況でも感じ方がちがうために、誤解をまねかないように詳しく記載すると専門的になりすぎるということではないでしょうか

使用実感としては・・・・
ドライ運転はやや物足りない あくまで私的実感です。
(でも、うたた寝しても体調をこわすことはなくなりました。)

ドライ運転を主に使い、扇風機を併用する
(湿度が低いのでわずかな風があるととても涼しく感じる)
というのが経済的にも健康的にもベストではないでしょうか
 天井につける大きなプロペラみたいな扇風機があったらいいですね。
(天井が低いので取り付けられませんが・・・・・)
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この回答へのお礼

皆さんのご回答を、読ませていただいて疑問が解消しました。本当にありがとうございました。締め切るのが遅くなって、申し訳ありませんでした。
内部構造は別として、取り扱い説明書に、冷房とドライの使い分けがきちんとできる最低の記述がほしいと言うのが正直な感想です。
ドライ運転使用上のいろんな工夫まで紹介していただきましたので、活用させていただきます。

お礼日時:2001/07/14 07:37

質問の回答にはなっていないと思いますので参考程度で見て下さい。



ドライの仕組み
エアコンのドライが開発された時代と現在の方式を簡単に説明します。

結論から先に書けば。
昔)室内機より吹き出される温度は室温と同じです。(打ち消す)
今)吹き出し温度は室温より低い。

冷凍サイクルはご存じのように、(主要部品のみ)
コンプレッサー、コンデンサー、キャピラリ、エバーポレーター、コンプレッサーで、フロンが循環しています。
コンプで圧縮されたガスは高温高圧のガス、それをコンデンサーで液化させキャピに行き減圧されます。よってキャピの前までは中温なのです。
このキャピが室内機にあるか、室外機にあるかがみそなのです。

開発時は室内機にありました。現在は1部の機種を除き、ほとんど室外機にあります。
理由は騒音ですが、ここでは省略させて頂きます。

昔)室内機にキャピを2個内蔵。(ドライタイプ)
 エバポの入口と中間にキャピがある。キャピをバイパスする電磁弁がある。
 電磁弁開の時はエバポ全体が冷える(冷房)、閉の時は半分熱く半分冷たい  (ドライ)。
 よって室温は下がらず除湿する。
 この時代の配管パイプは、高圧熱い、低圧冷たい。
 ※ヒーター等は使用していない(ドライ時)
今)キャピは室外機、1個のみ(家庭用の某メーカーは1部昔式を使用)
 冷却を打つ消す温風がでない。
 配管パイプは低圧配管(高低とも冷たい)ヒーポン時は別

パッケージのほとんどは昔の配管方式です。
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この回答へのお礼

皆さんのご回答を、読ませていただいて疑問が解消しました。本当にありがとうございました。締め切るのが遅くなって、申し訳ありませんでした。
内部構造は別として、取り扱い説明書に、冷房とドライの使い分けがきちんとできる最低の記述がほしいと言うのが正直な感想です。
昔と今の詳しい違いをありがとうございました。大変勉強になりました。

お礼日時:2001/07/14 07:31

 はーい、またまたお答えします(笑)



1.は、イエスだったはずです。というより、冷房というものそのものに、いくつか冷却方法があるわけです。
2.は単純に、「空気は冷やせば乾く」という原理を利用して冷たい空気を送風しているだけです。軽い冷房よりもさらに弱いのがドライです(少なくともうちのは)。要は部屋が冷えれば何でもいいわけですから。
3.は、厳密に半分ということはないでしょうが、クーラーの中で回ってるモーターの回転数が落ちるので、それによって出力が弱まり、電気代も安く上がります。
4.は、必要ないからでしょう。ドライが働く内部構造をユーザーに説明したところで、普通はそれが意味のあるものだとは思えません。知りたい人は別として。
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この回答へのお礼

皆さんのご回答を、読ませていただいて疑問が解消しました。本当にありがとうございました。締め切るのが遅くなって、申し訳ありませんでした。
内部構造は別として、取り扱い説明書に、冷房とドライの使い分けがきちんとできる最低の記述がほしいと言うのが正直な感想です。

お礼日時:2001/07/14 07:28

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