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DNAの塩基組成は年齢とともに変化するのですか??

A 回答 (4件)

質問にストレートに答えるなら、たぶん答はNOになります。

塩基組成にはほとんど変化はありません。

#1さんや#2さんの書かれていることが起こっていることを知っているかどうかは非常に大切なことなのですが・・・。

ヒトのDNAの塩基対は約30億個(対)あるといわれています。こんな中で、テロメアの6個(6個ずつ減ったかどうかは記憶が定かではありません)やコピーミス、自然放射線や紫外線によって1~数個の塩基対が変化を受けたとしても、あまりにもミクロな話です。

また、組成という意味では、A-TとG-Cの2種類しか存在しませんので、恐らく、ヒトのDNA中の両者の比率は1:1に近いと思います。ちなみにテロメアの配列はTTAGGGの繰返し構造なのでそれぞれの比率は1:1です。
テロメアが減っても、組成は変わらないと言って良さそうです。
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No.3の方が仰ってるとおりだと思います。



けど、ヒトのGC含量(全塩基対に対するGC対の割合)はたしか50%じゃなかったはず…と思って調べてみました。
参考URLの通り、生物種によって異なった偏りがあります。

まー要するに、年齢に関わらずこの割合が維持されるはずです。

僕としては、この質問をした理由が気になるな・・・
あんまり着目しないようなことですよね。(あ、悪気は無いです)

参考URL:http://133.100.212.50/~bc1/Biochem/NAs.htm
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基本的に#1の方の説明で正しいと思います。


ただ、より詳しく言えば、生じたコピーミスを補正する機構も当然ながらあります。(そうしなければ、コピーミスばかりが蓄積していってDNA配列が正確に維持されなくなってしまいます。)この補正機構がやられてしまうことで腫瘍化がおこることがあるわけです。
また、テロメアが短くなっていくことに関してですが、これは、DNAの複製がおこる際にその複製の機構上、どうしても複製ができない場所がDNA末端に存在し、(詳しい説明は専門的なので省略しますが。)その部分が複製の反復によってどんどん短くなっていくことを意味しています。このようなテロメアの短縮化と寿命との関係が最近、指摘されています。つまり、テロメアが短くなりすぎてしまうことで、正常な複製が妨げられてしまい、そのDNAの複製、さらにはそのDNAを核に含む細胞の複製がおこらなくなり、細胞が寿命を迎えてしまうということです。蛇足ですが、このテロメアに関してもう少し付け加えると、生殖細胞では、このテロメアの短縮は起こらないようになっています。体細胞はともかく、生殖細胞に異常が起こってしまっては子孫に遺伝的な影響が出てしまうためと考えられています。
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変化するというか、コピーミスが積み重なっていくという感じですかね。



コピーミスが致命的なミスだと、ガン細胞が誕生します。ガンは圧倒的に老齢者に多いのは、コピーミスも多いからです。

あと、複製のたびにテロメア構造が少しずつ減っていくらしいですね。たしか6塩基対だったと思います。
テロメアに目を向けると、複製のたび=年齢とともに変化していると言えるかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!複製の時そんなことがおこってたのですね☆

お礼日時:2004/08/11 01:17

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