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はじめまして。
色々な本を読んだりしたのですが、どうしてもRNA干渉の意味が分からず(遺伝子発現をピンポイントで抑制するということはなんとなく分かるのですが)途方に暮れております。
RNA干渉の機構、しくみなどについてどなたか分かりやすく教えて頂けないでしょうか。
どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

>ということは、ノックアウトしたいmRNAに配列特異的な相同性のある


>二本鎖RNAを人間が合成して、RISCに組み込まれるように導入するということでしょうか?

その通りです。
大きく分けて、合成した二本鎖RNA (siRNA) を導入する場合と
プラスミドDNAを細胞に導入して細胞の転写によって二本鎖RNA(正しくは一本鎖RNAですが、ヘアピン構造で二本鎖になったもの)を作る場合があります。
siRNAというのは20~25bp程度の二本鎖RNAのことで、
二ッの方法の違いはsirNAがRNAiの効果が一週間程度なのに対し(transient) 、プラスミドを導入したのは継続的であることです (stable) 。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!
ものすごくよく分かりました。
本当に感謝しています!

お礼日時:2006/02/08 13:26

RNA干渉 ( RNAiI による標的遺伝子のノックダウンの原理は、特定の標的mRNAに配列特異的な相同性のある二本鎖RNAが、複数のタンパク質で構成される複合体RNA Induced Silencing Complex(RISC)に組み込まれて活性型RISCになり、この活性型RISCは、組み込まれたRNA配列と相同性を持つ標的mRNAを認識し、発現しているmRNAを特異的に分解することによります。

この回答への補足

早速のお返事ありがとうございます。
ということは、ノックアウトしたいmRNAに配列特異的な相同性のある
二本鎖RNAを人間が合成して、RISCに組み込まれるように導入するということでしょうか?
愚問であれば申し訳ありません。
ではsiRNAなどは一体どういうものなのでしょうか?
再度の質問で申し訳ありませんが、
教えて頂けると大変助かります。

補足日時:2006/02/02 20:23
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