プロが教えるわが家の防犯対策術!

よろしくお願いします。


 大きくて重いソフトを動かすと、メモリーが足りなくなる・・・・そうすると、ハードディスクへの書き込みが進み、その結果として、パソコンの反応のスピードがスローになる、と学校で教わりました。これはどういう現象なのかピンと来ません。なにとぞ宜しくお教え下さい。メモリーが不足する分、ハードディスクに仕事が回されるよう意図的に設計されているのでしょうか。教えて下さい。

A 回答 (6件)

仮想メモリのことですね。



メモリのデータ転送速度に比べ、ハードディスクの書き込み・読み出し速度は遅い。という前提があります。
プログラムを実行できるのはメモリの上だけです。
メモリが足りなくなったら、使っていないメモリ上のデータをハードディスク上に退避させてプログラムを実行するためのメモリを確保します。

そして、ハードディスク上に退避させたデータが必要になったら、メモリ上で使っていないデータをハードディスクに退避させてから必要なデータを読み込みます。
この繰り返しを行うことでハードディスクへの書き込みと読み出しが頻繁に行われプログラムの処理速度が低下するという現象を示しています。


・・・余談・・・
このメモリ上のデータを退避させるためにハードディスク上に確保したファイルや領域を「仮想メモリ」または「スワップファイル」などと呼びます。
メリットは、物理メモリが少なくても大きなプログラムを実行させられるという事。
Windowsでは、メモリが十分ある状態でもOSの仕組みが仮想メモリを前提にして作られているため、仮想メモリがない時よりも高速な処理が可能になる。
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この回答へのお礼

御親切にありがとうございます。感謝いたします。

お礼日時:2017/02/06 20:48

Windowsなら、仮想メモリを使ったものとなります。

スワップと呼ばれたりします。
メモリが高価な時代の名残とも言えて、HDDの一部に仮想メモリとして、データを書き込んだりして使っております。
今は、大容量のメモリが安価になっておりますので、仮想メモリを0にしたりして使う方法もあります。ただ、仮想メモリを必要とするアプリケーションだとエラーが出る場合もあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。感謝いたします。

お礼日時:2017/02/06 20:46

それは“仮想メモリ”という、Windowsが代々受け継がれている仕組みです。



世界中で利用されているWindowsは、どのような貧弱なシステム構成でも動作するような基本設計になっています。
世界中ということは所得の少ない貧困層の方々が所有する、1台しか搭載していないハードディスクと少ないメモリ量のパソコンを想定しています。
作業するにあたって必要なメモリ量が不足するときは、ハードディスク上に設けられた仮想メモリ領域に退避させながら、あるいはそこから補うことで、作業の続行を可能にしているのです。

32BitのOSだと3GBのメモリ量が上限で、64Bit版ユーザーならば4GB以上を搭載していることがほとんどだと思いますが、手持ちのパソコンで充分なメモリ量を搭載している場合は“仮想メモリを設定しない”ことで速度の低下は防げます。
また、仮想メモリに頼らねばならないほどの大きなアプリケーションを頻繁に使う場合でも、Cドライブ以外の領域に設定しなおすべきでしょう。

OSが入っているCドライブは、できるかぎりセットアップ直後の身軽な状態を保つことが安定化の秘訣です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。感謝申し上げます。

お礼日時:2017/02/06 20:45

そのように意図的に設計されています。


メモリが足らなくなるとメモリの代わりにHDの"ある領域"にデータの一部を移します。
これを「スワップ」と言う。
HDDの"ある領域"を「ページファイル」と言う(拡張子は.sys)。
このページファイルの容量は通常はOSが自動で割り振るがユーザー側でも決められる。

メモリに比べてHDの読み込み・書き込みの速さは極端に遅いので反応がスローになってしまうのです。
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この回答へのお礼

わかりました。御回答に感謝いたします。

お礼日時:2017/02/06 20:44

よく例えにされるのが、メモリは机の広さ、ハードディスクは引き出しの数と大きさ。


ソフトを動かす時は、机に書類を広げている状態で、
机上いっぱいになると一度引き出しにしまって、引き出しの書類を出しての作業が必要で、
机にひろげっぱしに比べて、引き出しの中をごそごそ選んで出したり入れたりのタイムラグが反応速度の低下を招きます。

だって、OS上で出し入れするのは、名前ラベルをはっただけで中身が見えないの数千のファイルとフォルダですから。
人力より応用の効かないPCの計算パワーにまかせて、1から1000のファイルを毎回チェックして探し出す仕様ですので。
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この回答へのお礼

詳しい回答に御礼申し上げます。ありがとうございました。

お礼日時:2017/02/06 20:43

そうです。


DOSつまりディスクオペレーションシステムってやつです。
メモリはディスクから仕事を受け取り、てきぱきと仕事を進めていきたいのですが、
机の上(メモリー)に広げきれないことになると、床や棚に(ハードディスク)置かざるをえません。
データがすくなければ、座ったまましごとができたのに、床や棚に置いたりもってきたりすると
当然仕事するにも時間がかかります。仕事が遅いってクレームを出すと、その処理はメモリでおこなうので、
さらに今までやっていた仕事の命令さえも、ハードディスクでやらせることになり、さらに遅くなり、
悪循環になります。
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この回答へのお礼

明快な解説に感謝いたします。ありがとうございました。

お礼日時:2017/02/06 20:42

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