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新聞の投書欄に書いてあることが妄言に過ぎないと思うように感じました。
今や、投書欄でなんだかんだ言ってもなるようにしかならないと思うようになってしまいました。

元投稿に対する反応と、有識者見解

結局何を言ってもどうにもならない。

本音は廃止になっては欲しくないけど、実際問題、「ノスタルジーでは経営できない」これが現実。
JR東日本 東海 西日本の わずかながらの株主である私は、
今や、上場企業である以上、不採算な他社など救済する義務はない。
最後は国が何とかすべきだが、それは税金の補てんということになる。

「全国のファンから寄付募っては」 こんなのは一時しのぎでしかない。
日本人は英国人のように継続的に寄付をする人は少ない。
北海道の池北線を第三セクター転換した 北海道ちほく高原鉄道(池田―北見)
は設立当初はファンクラブを作ったりしたが、長続きしなかった。結局廃線に。

残していれば、石北本線の厳しい峠越え路線よりは、道央から緩やかな北見網走方面ルートが作れたのではないだろうか。

結局、貨物列車が走らなくなった地方路線は衰退し、廃止の方向に向かう。
そのように感じました。

もう乗客が乗らない鉄道なんてなくなってしまえば良い。
代わりに高速道路を整備したほうが、維持費が安いのではないか。
鉄道好きだけど、そう考えるようになってしまいました。

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元投稿
■鉄道の廃線、本当にいいのか

 日本語講師 A(関東 70代女性)

 鉄道のローカル線は維持困難だと廃線を打ち出す動きが、JR北海道をはじめ相次いでいる。百年の計あっての判断だろうか。目先の赤字を減らすためだけの地方切り捨てではないだろうか。

 廃線により、地方の過疎はますます進む。一つの町やログイン前の続き村が寂れて消滅することは、先人が営々と築いてきた知恵や文化、自然との共生が消えてしまうことだ。

 地方から届く海の幸や山の幸。じいちゃん、ばあちゃんの昔話や方言。それらを運んでいた鉄道がなくなる。その損失は、取り返しがつかないものではないか。

 想像してみよう。鉄道に代表される交通網は、交通という血液を体の隅々に運ぶ血管なのだと。なのに日本は体の末端の毛細血管が壊死(えし)しつつある。頭は動いても、手足のまひした巨人になろうとしている。

 この現実の危機を踏まえるなら、政治は地方のライフラインである鉄道を政策面で優遇し、維持する英断が必要だ。鉄道会社も政治も無責任だと考える。

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 ■黒字JRや国・自治体は支援を

 牧師 B(北海道 70代男性)

 ご投稿に同感だ。JR北海道が路線の大幅見直しを打ち出したとき、道民に大きな衝撃が走った。路線廃止や縮小の動きは全国でも見られる。しかし、鉄道網は過去100年以上にわたる国民の歴史的財産、今風に言えばレガシー(遺産)だ。JRの発足以降、このレガシーの破壊による損失の大きさを考えると空恐ろしい。何ともったいないことか。

 地方が豊かな文化を持つわが国の特色を維持、発展させるためにも、鉄道網という遺産を破壊してはいけない。その存続によって地方再生・活性化のために工夫をこらすことこそ大切だと思う。

 JRグループで経営にゆとりのある会社は、JR北海道やJR四国といった経営の厳しい会社を経済的に支援するべきだ。国や自治体も、財政や人材面で支えてほしい。交通体系の中にローカル線もきちんと位置づけ、守ることが必要だ。


 ■全国のファンから寄付募っては

 会社員 C(関東 50代男性)

 学生時代、周遊券で北海道のローカル線を楽しんだ身として、道内の鉄道が消えるのは忍びない。一案だが、ネットで資金を募るクラウドファンディングで路線存続を図ってはどうか。

 まずは、JR九州にならって豪華列車を道内に導入する。「寄付額が多い人は一番列車に優先乗車」といった特典があれば、興味を示す人は全国各地に多くいるはずだ。僕は一番列車に特に関心はないが、寄付はしたいと思う。

 その後も話題になる企画を考え、資金を集める。人気列車の切符がネットで高額で転売されても鉄道会社の収入は増えないが、寄付はそのまま収入になる。

 熊本地震で被災した南阿蘇鉄道が復旧財源にと、1本1万5千円以上で枕木の「オーナー」を募ったところ完売し、約650万円が集まったという。全国のファンから支援を集めるのは夢ではない。


 ■現実的な対応と冷静な議論必要

 会社員 D(東京都 40代男性)

 ご投稿にはうなずきたい思いもある。だが今の、これからの日本に鉄道維持がどこまで可能か考える必要がある。

 廃線を「地方切り捨て」としておられるが、鉄道会社とて長年維持してきた路線の廃止は忍び難いはずだ。

 JR北海道の社長は、経営について「バケツに穴が開いた状態」と述べた。国の財政支援があっても路線維持は厳しく、鉄道経営のプロとして現実的な対応をする時期に来ている。そんな思いを吐露したのだろう。

 実際、最も収益が悪い路線は、100円の利益を出すのに4千円以上かかるという。維持可能とはとても思えない。

 日本は少子高齢化が進み、人口も減る。今までと同じ鉄道網を維持するのは現実的ではあるまい。国の財政負担とは、我々の税金を使うということだ。冷静な議論が必要ではないだろうか。


 ■ノスタルジーでは経営できない

 契約社員 E(埼玉県 50代男性)

 鉄道維持にはお金がかかる。まず人件費。路線や車両の保守点検、運転、営業など、交代要員を含め大勢を雇わねばならない。運転士の養成にも一定の期間が必要だ。

 車両への投資も頭が痛い問題だろう。ディーゼルエンジンで動く気動車はローカル線に多いが、電車と違い維持管理に手間と経費がかかる。大量生産されておらず単価も高い。他社から中古を購入しても安全装置など改造費用がかかる。

 線路はどうか。古いローカル線はカーブが多く、速度が出しづらい例が多い。ノロノロ運転では乗ってもらえない。しかし、作り直すのは現実的ではない。

 バス転換に否定的な声もあるが、バスは車の更新が簡単で、路線の保守費用もかからず、災害時も迂回(うかい)運転できる利点がある。昔を懐かしむノスタルジーでは鉄道を経営できないことを理解したい。

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有識者として 交通政策論大学教授 F

 ◆国と自治体の役割重要

 鉄道は輸送力や定時性などに優れているが、利用者が少ないとコストがかかるばかりなのが難点。不採算路線の見直しもやむを得ません。

 ただ、自由な移動は人権の一つだけに、住民の移動手段が必要。自治体が、JR北海道でいえば道庁がもっと主体的に関わるべきです。バスや乗り合いタクシーなど代替手段整備のほか、鉄道を存続させるなら一定の費用負担も必要。道路整備に偏ってきた自治体の交通行政を見直すときです。

 無論、国の役割も重要。特に、国はJR北海道と四国の株主で、いわば親会社だけに、その将来に責任がある。両社の赤字を補填(ほてん)する基金があるが、低金利で運用益が十分でなく、枠組みは行き詰まっている。運行の安全確保のためにも、基金積み増しなど抜本的なてこ入れが求められます。

A 回答 (3件)

我田引鉄の呪縛から逃れられないのでしょう。


鉄道が来れば、人やモノの往来が増えて町が栄えるという構図ですが、逆を言えば、鉄道がなくなったらそういう期待・希望が無になるという絶望感です。
鉄道が通っていても過疎化が進む現状に対して、その根本原因や解決策を見出さずして、単に「鉄道がなくなったら拍車がかかる」と思い込んでいることが問題です。
なので、人の移動に寄与する「代替バス」では鉄道よりも格下というイメージがつきまとって、なかなか話がまとまらないわけです。
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この回答へのお礼

鉄道会社は、バスよりは高価な車両を維持し、ATSなどの信号設備も用意しなければならない。
上下分離しても誰がそれを維持するのか。
脱線事故で起こしたら、バス事故よりも大きな騒動になる。
もはや地方において鉄道は維持困難なのではないか。
高速道路を無料開放したほうが世のため?
悲しいけどそう思うようになりました。
JR30年 民営化は本当に正しかったのか?
上場させてなければ良かったのにと思うことがあります。
JR本州会社が他を背負う義務などないです。株主としてそれは認めたくない。会社が損を背負うなら。株価が下がる要因になるなら

お礼日時:2017/02/09 11:05

利益重視だと、こんなことをつつく輩のほうが国にはいらん。

これを投書すればいい。君の意見は載りさえしない。もはや負けている。
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この回答へのお礼

なにをおっしゃりたいのかよくわかりません さようなら。

お礼日時:2017/02/09 11:06

お礼を頂き、ありがとうございます。


国鉄からJRへの転換は時代の要請でもあり、功罪でいえば「功」の部分の方が大きいと思いますが、分割民営化した時には北海道、四国、九州は何らかの手当てをしなければ、経営的に無理ということが分かっていたに違いありません。
例えばJR北海道で言えば、赤字でも倒産しないのは手当てとして「経営安定化基金」が充てられているからであり、元を正せば実質的な国庫補助、即ち税金ということになります。
・・・ということは、JR北海道は「形を変えた国鉄」となんら変わらないことになり、鉄道事業としては到底まともな経営ができていなかったことになります。
最近になってようやく「これ以上、道内の赤字路線は維持できない」と表明して廃止へと舵を切りましたが、個人的には傷口が広がらないうちに対処すべきと思います。
先のバスへの転換もその選択肢の一つですが、もう利益を追求する企業となった以上、致し方ない選択のような気がします。
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この回答へのお礼

再びの回答有難うございます。
JR各社を上場させていなければ、もう少しJR各社の再編もできたのかも知れませんが、もはや株主がわざわざ「お荷物」 JR北海道 を抱えることを許さないでしょう。(業績に悪影響 株価が下がる。)
北海道のバスツアー自体は結構多いのでしょうが、だんだん、自分で時刻表を見られない人が増え、旅行の計画を立てられない人が増え個人旅行は今後も増加が見込めないでしょう。
札幌や千歳空港発の鉄道利用パッケージツアーでも発売しないとだめそうです。(AIR・レール・観光・宿泊)

お礼日時:2017/02/09 15:48

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