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ここのカテゴリで合っているかわからないのですが…特許を申請する仕事に興味があります。できれば大学で専攻した分野(化学系)の知識を活かした仕事をしてみたいと思っていますが、特許に関わる仕事について情報が上手く集められずイメージがわきません。実際にそういった仕事をしたい場合、法律事務所等に就職するのでしょうか?それとも一般の企業に就職した後その部署に配属になるのですか??英語が必須等、難しそうなイメージがありますが実際に必要なスキル、資格は何でしょうか?実際にそのようなお仕事に就かれている方いらっしゃいましたらいろいろ教えてください。宜しくお願いします。

A 回答 (7件)

>できれば大学で専攻した分野(化学系)の知識を活かした仕事をしてみたい



 「専攻した」と過去形になってるということは、samourai_girlさんはもう大学を卒業されてしまって現在は社会人ということでしょうか?

>法律または特許事務所というとどうしても文系のイメージが抜けないのですが

 ご出身大学の教授に訊けば特許というものがよくわかるかと思いますが、特許はバリバリ理工系の技術者が発明した先端技術の独占権を得るためのものと言うことができます。

 そういう先端技術に関する特許出願の明細書他の書類の作成をし、出願して審査請求した後には特許庁の審査官から送られてくる拒絶理由通知に対して技術的観点や法律的観点から反論したりするのが、特許事務所の実務担当者の仕事です。

 従って、(商標であれば技術的知識が必要ないケースも多々あり、商標専門の文科系出身スタッフというものも存在しますが、)特許・実用新案に関しては、技術的知識がなければ到底務まりませんので、99%以上が理科系出身スタッフのはずですよ。

>実際に理系出身者で専攻分野に沿った仕事をされている方はどのくらいいるのでしょうか…

 「専攻分野」という言葉をどの程度厳密にお考えなのかわかりませんが、機械・電気・化学と大雑把に分ければ、化学専攻の人は化学、電気専攻の人は電気、機械専攻の人は機械の出願を取り扱います。99%以上は専攻分野に沿った仕事をしているはずです。

 なお、特許事務所の実務スタッフ全員が弁理士の資格を持っているわけではありません。大きな事務所ですと、10人に1人ぐらいという所だってあるはずですよ。入所してから勉強して資格を取るという人もかなりいます。と言うより、実務を経験している方が資格を取りやすいでしょうし、資格を取る意欲がある人の方が採用される可能性が高いのは当然のことでしょう。

 ANo.5の方は「弁理士試験は、司法試験に次ぐといわれている難しい国家試験といわれています。」と仰っていますが、弁理士試験も一昔前と違ってかなり合格率が高くなっています。昨年度は550名の合格者が出ています。合格率は6.9%だそうです。過去の2倍以上の合格率になっています。正直言ってチャンスは広がっていますよ。

 ちなみに、意外と思われるかも知れませんが、ANo.5の方が仰っている特許紛争に関しては、特許事務所ではそういう仕事はほとんどありませんよ。そんなものは極めてレアケースです。そういう意味での英語力は、取り敢えずは必要ありません。

 ただ、海外の技術文献や海外の特許明細書を読まされる機会はかなり多いですので、少なくとも辞書を引けば英語の技術文献の内容を知ることができるという程度の英語力は、あった方がいいです。

 さらに、海外からの出願や海外への出願をも取り扱うスタッフになるためには、かなりの英語力が必要ですが、これも完璧に英語を頭の中だけで理解できなければいけないというものではなく、辞書を引けば何とかできるという程度でも大丈夫ですよ。何年か経験していれば、そういう実力はついてくるものですし。(でも、英語は大の苦手というような方には厳しいですね。)

>各事務所だと企業より求人枠もないだろうし就職も難しそうですね。。

 全国紙の求人欄を定期的にチェックしていれば、特許事務所の求人情報はかなり見つかりますよ。しっかり新聞に目を通して下さいね。ただ、残念ながら純粋な化学系のスタッフについては、募集が少ないです。生化学の知識があれば、もっと可能性が広がるんですけど。必要ならばその方面の勉強もしてやるぞ!という意欲はおありですか?

 但し、特許事務所では新卒の人を採用するということはあまりありません。ただの学部卒の人と企業の研究職を経験した人とではやはり専門知識の差が出るのは当然ですよね。それに、最初から特許事務所への就職を目指すという人は極めて稀でしょう。従って、特許事務所には、転職組の方が圧倒的に多いです。

 おまけとして、たぶんご存知でしょうけど、特許庁のHPのURLを貼っておきます。

http://www.jpo.go.jp/indexj.htm

参考URL:http://www.jpo.go.jp/torikumi/benrishi/benrishi2 …
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この回答へのお礼

二度目の御回答ありがとうございます。大変参考になりました。辞書をひきながらですが英語の雑誌や論文等は読んでいたので英語もなんとかなりそうです。理系スタッフも大勢いるようでとても安心しました!!ずっと特許の仕事に興味があったのですが難しそうで到底無理だと思っていました。しかし今回いろいろ教えていただけたおかげで自分でも挑戦できそうな気がしてきました。夢実現に向けて頑張っていこうと思います。今回解答して下さった皆様に大変感謝します。ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/21 12:08

<回答の5番目の補足について>


 基本的に、弁護士さんと同じですよ。企業の法務部に入るには、資格はいりません。それと同じで、企業の特許部に入って、先生の書類作成の代行をする分には資格はいりません。つまり、名前を借りるわけです。だだし、独立は出来ません。

 

 
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この回答へのお礼

ニ度目の御回答ありがとうございます。資格がなくても就職はできるのですね!安心しました。仕事をしながら資格取得の勉強をしていこうと思います。

お礼日時:2004/08/21 11:50

 弁理士試験は、司法試験に次ぐといわれている難しい国家試験といわれています。

一番、確実になれる方法は、国家公務員の一種を技官で合格して、経済産業省の下の特許庁のに入り、審査官補を経て、審査官となり、何年間か特許の審査に従事していれば、自動的に資格がもらえます。その資格をもとに、大手の弁理士事務所や、企業の特許部に転職するか、自分で開業するかでしょうね。
 商標関係の弁理士なら、2種で入って、事務官をやって、内部の資格試験で、商標の審査官補を経て審査官をやって、弁理士の資格をもらえます。
 他に、意匠審査官の道も有ります。これは、一種です。
 特許も国際化の時代に入っていますから、少なくとも英語はしっかりやっておいた方が、有利です。これからは、東南アジアの特許紛争が増えますから、そっちの方も勉強した方が、良いと思います。
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この回答へのお礼

弁理士試験難しいのですね…少し自信がなくなってきました。。一般企業の特許部に入るにも弁理士の資格は必要なのでしょうか??

お礼日時:2004/08/17 14:22

 う~ん・・・ご質問文には


「実際にそのようなお仕事に就かれている方いらっしゃいましたらいろいろ教えてください。」
と書かれているのに、その仕事をしているとは到底思えない人が回答してますね。(苦笑)

 ANo.3の方は
「特許権、実用新案権、意匠権、商標権などの知的財産権及び知的財産権に関わる様々な権利の取得などは、弁理士法の規定により、国家資格の弁理士が扱います。」
と仰っていますが、厳密に言うと、
「出願【代行】手続は、弁理士法の規定により、国家資格である弁理士という資格を有する者でなければ行うことができません。」
です。誤解なきように。

 つまり、【代行】ではなくて発明者/出願人が自分で手続きを行うことは勝手です。しかし、出願した後に素人の方には極めて困難なことが待ち受けているので、「専門家」というものが存在します。

>できれば大学で専攻した分野(化学系)の知識を活かした仕事をしてみたいと思っていますが、特許に関わる仕事について情報が上手く集められずイメージがわきません。実際にそういった仕事をしたい場合、法律事務所等に就職するのでしょうか?それとも一般の企業に就職した後その部署に配属になるのですか??

 法律事務所でも特許関連を取り扱っているところがありますけど、どちらかと言うと弁理士が経営する特許事務所ですね。

 ちなみに、ANo.2の方は
「企業の特許セクションのほうが仕事は面白いかもしれません。」
と仰っていますが、社内に弁理士を何人も抱えてすべてのことを社内で処理してる大手企業じゃない限り、仕事の内容としたら特許事務所の方が面白いです。普通の企業の特許部の職員は結局のところ発明者と法律の専門家(特許事務所員)との単なる連絡係という立場を越えることは難しいです。

> 英語が必須等、難しそうなイメージがありますが実際に必要なスキル、資格は何でしょうか?

 一番大切なのは国語力です。そして、論理的な思考回路。この二つは必須です。これがない人には到底務まらない仕事ですので、覚悟して下さい。さらに、特許法他の条文・条例を理解する能力も必要ですし、各分野(機械、電気、化学、生化学等)における専門知識もある程度必要です。

 内容的には理科系ですけど、特許法その他の知識が必要という観点から言えば極めて文系に近い業種です。偏った知識しかない人には到底務まりませんし、向学心のない人にも務まりません。

 理科系のようであって文科系の才能も必要とするという意味で、かなり大変な仕事ですよ。(大変だからこそ専門家がそれで食べていけるのですが。)
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。専門家の方から御意見をいただけて嬉しく思います。大変参考になりました。やはり難しい仕事の様ですね。もう少し慎重に考えてみたいと思います。法律または特許事務所というとどうしても文系のイメージが抜けないのですが実際に理系出身者で専攻分野に沿った仕事をされている方はどのくらいいるのでしょうか…各事務所だと企業より求人枠もないだろうし就職も難しそうですね。。

お礼日時:2004/08/17 14:11

特許権、実用新案権、意匠権、商標権などの知的財産権及び知的財産権に関わる様々な権利の取得などは、弁理士法の規定により、国家資格の弁理士が扱います。



関連の仕事をしたい場合は弁理士事務所や特許事務所に就職する必要が有ります。
ご自分で開業するには弁理士の資格を取得する必要が有ります。

参考urlをご覧ください。

参考URL:http://www.jpaa.or.jp/about_us/patent_agent/
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この回答へのお礼

URL参考にさせていただきます。御回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/17 13:47

こんばんは。



特許の技術的な仕事をしたいのなら
1.大手の特許事務所に就職する。
2.企業に就職し特許セクション配属を希望する。
が一般的でしょうか。
企業の特許セクションのほうが仕事は面白いかもしれません。
この種の仕事では英語はできたほうが有利でしょう。

そしていずれ弁理士の資格を取りたいのであれば、資格取得に協力的な事務所/企業を選ぶ必要があるかもしれません。仕事をこなしながら勉強するのは大変だと聞きます。
また理想的には、先に弁理士の資格を取ってから、事務所なり企業に就職するほうが有利だと思います。
そんなに簡単に取れる資格ではないようですが。

では。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2004/08/17 13:45

特許事務所というのがあり、弁理士という資格があります。

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この回答へのお礼

やはり資格があるんですね。御回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/17 13:43

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