プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

お世話になります。
事情あって現在の職場を退職し、同業他者への転職または独立を考えております。
現在の職場では、退職時に所定の誓約書に署名することを求めるのですが、内容としては
1.技術資料、業務提携に関する情報を漏らさない。
2.退職後3年、競合会社への就職をしない。競合会社の提携会社にも就職しない、競合する会社を開業・設立しない。
3.1〜2により(今の会社)が被害を被ったら損害賠償をする。
ちなみに現在の職場はソフトウェア開発や医薬品開発等の専門的なものではなく、就職時に退職時にはこのような誓約書を書く義務が発生することは知らされておりません。

2、3に関して署名してしまうと、現在の仕事の知識以外のものを持ち合わせていないため、実質再就職先がなくなってしまいます。
会社には、これに署名しなければ退職できない(させない)雰囲気ですが、このような誓約書の署名を過去に所属した会社から求められたこともなく、退職後も支配下におこうとするかのようなやり方に憤慨を覚えます。
弁護士を立ててでも拒否したいと思っていますが、費用がかかったり、色々ないやがらせをされることも想像でき、どのように拒否していくのがいいか教えていただけますでしょうか。

A 回答 (2件)

原則的には、憲法で職業選択の自由が保障されているんですが…。


会社の業務上の情報や技術とか、顧客なんかの情報もある程度は保護されるべきって考え方から、一定の条件
・競業避止に関する労働契約、就業規則の明示や同意書、誓約書
・競業避止を行う期間や地域に関する制限
・競業避止に対する代償措置として退職金などの上積み
なんかがあれば、競業避止義務は有効であるとされています。

上記のような条件や、そもそも競業避止する事が必要な技術や情報持ってるか?なんかによって、損害賠償請求なんかが認められた事例/認められなかった事例、いずれもあります。

[PDF]経済産業省 - 競業避止義務契約の有効性について
http://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chit …

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> 弁護士を立ててでも拒否したいと思っていますが、

拒否した場合の直接的なデメリットだと、退職金の減額とか。
退職金無いなら、あんまり関係ないかも。

> 色々ないやがらせをされることも想像でき、

こちらはパワハラとして処理すれば、会社都合の退職に出来るし、そうなるとやむを得ず転職するって話になるんだから、競業避止なんか課しようがなくなって、むしろラッキーでは。


> どのように拒否していくのがいいか教えていただけますでしょうか。

期間を短くするとか、対象地域を限定するとか相談。
期間に関しては、代償措置としての退職金の上積み、解決金の計算に会社から提示されている3年って数字入れ込めば、短くしたいって考えるかも。

そういう改善請求を行った記録に加えて、例えば退職認めないとかって会社がゴネるのでやむを得ず同意書にサインしたって記録をしっかり残しとけば、後から免責主張するとかも可能でしょうし。


弁護士以前に、通常であれば、そういう状況での相談先としては、まずは職場の労働組合へ。
組合が無い、機能していない状況でしたら、社外の労働者支援団体へ相談とか。

Yahoo!トップ>ビジネスと経済>労働>労働組合
http://dir.yahoo.co.jp/Business_and_Economy/Empl …

の、
全国労働組合総連合(全労連)
全国労働組合連絡協議会(全労協)
など。

そういう担当者に間に入ってもらって話し合いするのが良いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
労働組合のある会社ではないので、ご紹介していただいた全国労働組合総連合、全国労働組合連絡協議会に一度相談してみようと思います。

お礼日時:2017/03/26 15:04

拒否するのは勝手だけど、競合他社への転職を禁止するのは合理的理由があったら可能。


当然弁護士も知ってるわな。まぁ相談するのはかまわない。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
特許的なものを持ち出すというのなら問題なのはわかるのですが、実際のところ転職する方の多くは前職場と同類の仕事をする方がほとんどだと思います。それを一方的に禁じられるのは、おかしいと感じました。

お礼日時:2017/03/26 14:29

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