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右折する場合、左側のドライブシャフト?が早く回り、右側のドライブシャフトは遅く回ります。

左右のドライブシャフトは1つのスパイダーギアに繋がっている訳ですから前述の右折の場合、片方が早く回ってしまうとスパイダーギアも早く回るので右にも伝わり右タイヤも左タイヤも同じ回転数で回ってしまうのではないですか?

こんがらがって来ました... 初心者にも分かりやすい様に教えて下さい m(^-^;;)m

A 回答 (2件)

スパイダーギヤの動きについて、自転、公転で考えてみましょう。

ちなみに、地球の自転軸は23.43°ですが、スパイダーギヤの自転軸は90°です。
直進時は公転のみで自転しません。このときスパイダーギヤの左右側面の速度は同じです。左右のドライブシャフトはスパイダーギヤの側面にかみ合っていますので、ドライブシャフトは左右同じ回転速度になります。
右折時は公転しますし自転もします。このときスパイダーギヤの左右側面の速度は異なります。左右のドライブシャフトは回転速度が異なります。

文字で書いてもわかりにくいので、下記リンク先を見てください。

◆デフ作動の解説(youtube)
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スパイダーギヤで車軸への回転を伝えていますが、この時スパイダーギヤは回転せず、ギヤの歯面だけで動力を伝達しています。


車軸の回転差が発生するとスパイダーギヤが回転し、トルクの少ない方へ動力を伝達します。

考え方としては、トルクの必要な車軸=抵抗が大きい、なので、抵抗の少ない方、すなわちトルクの少ない方へトルクが供給され、車軸に回転差が生まれ、車両は正しくカーブを曲がれるのです。
パワーを配分すると考えたら、どこにそういうシステムがあるのかが不思議です。
それを結果論から考えればパワー配分の理解が進むと思います。

つまり、車軸を回転させようとしたら、片側が異常に重いので、回転させやすい車軸にパワーを逃がしている=これがデフのパワー配分になる。
但し、片方の車軸が空転すると、無制限にパワー配分が行われ続け、車両としてはスタックする事になります。

LSDやノン・スリップデフなどは、意図的にこのパワー配分の変化を50:50に統一する事で、片方の車軸に発生する無制限のパワー配分を抑制(制御または行わない)しています。
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