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殺人事件の裁判で、「カッとなって殺した」と「計画性を持って実行した」では後者の量刑が重くなると聞きました。 何故でしょう?

問題の解決方法として法律を犯すことはよろしくありませんが、長年のイジメへの復讐殺人など、加害者が被った被害の状況や継続性から、犯行の計画性が生じる場合があります。

量刑判断要素に、計画性が馴染まない場合があるのではないか? という素人の素朴な疑問です。

A 回答 (3件)

殺人事件の裁判で、「カッとなって殺した」と「計画性を持って実行した」


では後者の量刑が重くなると聞きました。 何故でしょう?
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量刑は、次の二つから判断されます。

1,違法性
2,責任

1,違法性は、人を殺した、という結果と、
どういう動機や方法で殺したのか、という結果に
至る態様に分けて判断されます。

人を殺した、という結果だけで判断するのを結果無価値
といいますが、これだと過失も故意も同じだ、という
ことになります。

結果に至る態様だけで判断するのを行為無価値と
言いますが、これだと、人を殺した
という結果が出なくても罰することが出来ます。

どちらも行き過ぎだ、ということで、現在では
結果と態様、双方を総合的に判断して、違法性の
強弱を決めることになっています。

御質問は、主に態様の問題になります。
そして、計画的な方が激情的にやられるよりも違法性が
強い、と言われています。
どうしてか。

計画的な方が、結果発生の危険性が増すから
です。



2,責任とは、規範に対す態度を意味します。
故意は、人を殺すな、という規範に直接的に
反します。
だから、間接的な過失よりも、責任は重いと
考えられています。

そして、計画的殺人の方が、激情的殺人よりも
規範に対する態度が直接的です。
だから、計画的な方が責任が重い、とされます。
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この回答へのお礼

非常に分かりやすかったです。 「計画性がある方が、結果発生の危険性が増す」 そういう場合が圧倒的に多いのでしょう。 法律の原則として納得しました。
人を人とも思わないようなケダモノが、ムカっときたから殺してしまったなんてケースは故意性が低いことを理由に量刑からさっぴかれてしまうということですね。 態様にかける重みを大きくしてもらわないと怖いな。

お礼日時:2017/05/20 22:45

『カッとなって殺した』 は、



計画性が無く、思わずカッとなってや、長年の苛め、とっさの言い合いとか、は、情状酌量の、余地が、有ります。
同じ犯罪なら、軽減の余地あり、となります。

買っ計画性実行』

前々から、殺す可く、縄やオノを、所持してた、のは、『計画性有り』として重罪で、死刑相当

『カッと』は、もしかして、殺さなかったかも、知れないので、すこし、罪は、軽くなる可能性もありますが、
両方、殺人罪で、死刑になる場合も、有ります。
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この回答へのお礼

No3さんの回答と合わせておっしゃっている意味が理解できました。 ありがとうございます。

お礼日時:2017/05/20 22:48

「情状酌量」の中で判断されるでしょうね。

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この回答へのお礼

そうなんてしようね。

お礼日時:2017/05/20 22:49

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