
ネイティブが次の文を言ったり聞いたりするとき、意識はどのように動いていますか?
You mustn't[must not] smoke. (タバコを吸ってはダメだよ)
下記の(1)と(2)のどちらかだと想像しているのですが、どちらでしょうか?
(1) You mustn't(してはダメだよ) → smoke.(タバコを吸うことは)
(2) You must(マストだよ) → not smoke.(タバコを吸わないことは)
また、それはmust notに限らずmay notや他の助動詞否定文にも共通するでしょうか?
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
日時:2017/05/29 08:48 ←
はい、英語の"not"はちょっと特殊です。他にも否定的な語句があ
るんですが、"not"はその前を否定することもあるんです。何しろ、
"He doesn't know me."のように、否定文でわざわざ直前に助動詞
を引っ張り出してきたりするくらいなのですから。
--
さらに、多くの言語の否定システムが、構文のみならず、習慣に依
存する部分を孕んでいます。
I don't want to go to see that movie. → 私はその映画を見に
行きたくない。
英語の"don't want to"も日本語の"-たくない"も、中立的な気持ち
になっているというのではなく、行動を避けることを積極的に望ん
でいることを意味します。
I don't want to go to see that movie. ⇒ I want not to go to
see that movie. → 私はその映画を見に行かないことを望む。
自然言語の否定システムはこのように非論理的であるため、どうい
う場合に中立化否定になり、どういう場合に反意化否定になるのか、
論理的に説明しようとすることは、徒労に終わることでしょう。解
釈を経験的に覚えていくほうが、実りが大きいと思います。
レスありがとうございます。
まさに私が悩んでいることに詳細な解説をいただけたと感じています。
いただいたアドバイスの通り、解釈を経験的に覚えていくことにします。
No.4
- 回答日時:
強いて言えば、(1)だと思います。
"must"を使う表現の肯定と否定の対は、
must | must not ··· 義務と禁止
must | cannot ··· 肯定的推定と否定的推定
の2種類だからです。つまり、否定側だけを見れば、"must not"と
"cannot"の違いが意識されるはずです。
一方、"may not"は<may not + ...>(禁止)と<may + not ...>(否定
的推測)の両方があるはずです。
回答ありがとうございます。
やはりmust not=禁止やcannot=否定的推定などのように、
notは助動詞を否定するという意識で使われて、助動詞の否定的意味として一息に理解されているのですね。
ということは、「"He will not change his mind." (彼は決心を変えないだろう。)」という文の場合は、
「will not=しないだろう」という意味が保持された後に、
「change his mind=決心を変えることを」と続きが解釈される意識の動きなのですね。
「will=だろう」という否定されていない助動詞の意味が持たれた後に、
「not change his mind=決心を変えることはない」と否定された語句が解釈されるという意識の動きは、
どちらかというとおかしい、違和感がある、ヘンテコであり、
おそらくネイティヴはそんな風に意識を動かしたりしないのですね。
No.3
- 回答日時:
>下記の(1)と(2)のどちらかだと想像しているのですが
そういう違いはありませんねえ。ただ、ご回答にもあるように「mustn't」は近年の、特に北米ではあまり使われないのも事実です。ゆえに、古めかしく、ゆえに厳格な印象を与えがちだとは思います。
例えば「shouldn't」と「should not」の違いや「can't」と「cannot」の違いでしたら、後者の方がじっくりと念を押している感じはしがちです。文脈や話者や話し方にもよりますが。
回答ありがとうございます。
「そういう違いはない」というのは、下記のように解釈したのですが、私は正しく解釈できているでしょうか?
mustn'tと省略形を用いたら
>(1) You mustn't(してはダメだよ) → smoke.(タバコを吸うことは)
というように意識が動き、
must notと省略しない形を用いたら
>(2) You must(マストだよ) → not smoke.(タバコを吸わないことは)
というように意識が動く、そういう違いはない。
No.2
- 回答日時:
良い感じの説明が有りました。
http://fromexperience.info/grm/segu104.html
アメリカ人も時として断言を嫌うのだな、と感じます。言い切りの民族だとずっと思っていたけれど。
ありがとうございます。
mustの持つ強い圧力を相手に向けるのを避けるという感じなのですね。
have toの必要性・必然性という意味合いは認識していましたが、それが好まれてmustが廃れるというのは意外に感じました。
mustは「Do ~」命令文などのように、必要必然と無縁のケースで広く使われているのかなあとイメージしていました。
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すみません。いただいた回答を読ませていただいたところ、私は下手な質問の仕方をしてしまっているみたいです。
私が知りたいのは多分、「助動詞を用いた文の否定文について、単語notはどこを否定するのか」です。
かつ、文法学的な話ではなく、ネイティヴが文を実用するときにnotがどこを否定する意識で置かれているのかです。
補足本文の文字数上限を超えてしまったため、続きを別コメントにて投稿させていただきます。
それは、
(1) notは助動詞自体の意味を否定するのか それとも、
(2) notはnot以降の文や節や語句を否定するのか
そのどちらの意識で使われているのだろう? ということです。
私は今まで(1)だと認識していたのすが、(1)だとnotがその「前」に置かれている助動詞を否定します。
この「前を否定」に納得の感覚を得られないため、今回の質問をさせていただきました。
私の認識では、notはそれ以降つまり後ろの語句や節や文を否定するのであって、前ではありません。
(notで文や節が終わる形では、notの後ろが明白なため省略されているなどの形だと思っていました。)
文法的な解釈はともかく、ネイティヴが助動詞を用いた否定文を口頭作文するときに、
否定語notはどの範囲を否定する意識でその場所に置かれているのでしょうか?
複雑な長文になってしまい、申し訳ありません。
わかりづらい質問なのにつきあってくださった皆様、ありがとうございました。